三国志1 三国志I 三國志1 三国志I

 ハンドブック紹介

 

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   三國志ハンドブック 三國志武将名鑑  
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基本データ

●概要

 本作に登場する255人の武将の略歴とデータを紹介している。しかし、表示的には、略歴の後、そのままデータが羅列されているような感じであり、あまり見やすいとは言えない。本稿では、注目に値する武将を下表にピックアップしている。ただし、能力関連については、細かく見ていくとキリがないため、対象外とした。
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本稿の内容

以降のシリーズと表記が異なる武将
以降のシリーズと読みが異なる武将
略歴が正史に準じている武将
略歴が別人の武将



●備考

 「以降のシリーズと表記が異なる武将」と「以降のシリーズと読みが異なる武将」については、「標準」の項目に、一般的な表記を記した。また、「備考」は、シリーズの何作目から表記が「標準」のものに変わったのかを示している。

 なお、本作において標準的なものからずれた表記や読み方は、いずれも吉川英治『三国志』に準じたものである。そのため、正史や『三国志演義』の基準からすれば誤りといえるが、吉川英治『三国志』に準拠するのであれば、誤りとは言えない。

 「略歴が正史に準じている武将」については、『三国志演義』に登場しているにもかかわらず、正史の事績が記載されている武将をまとめた。ただし、李儒は正史には登場しないため、『後漢書』の略歴が掲載されている。「略歴が別人の武将」については、明らかに別人の略歴を掲載している武将をまとめた。

 なお、『光栄ゲーム用語辞典』によると、下記で取り上げている武将のほかに、以降のものとは表記が異なる武将がいるようである。しかし、本稿の趣旨は『三國志ハンドブック』の内容を取り扱うことにあるため、本書内において表記に注目するべき点がない場合は、ここでは取り上げないこととした。
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以降のシリーズと表記が異なる武将
本作 ページ 標準 備考
許収 189 許攸 『U』以降
陳群 198 陳羣 『V』以降
雷同 202 雷銅 『V』以降
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以降のシリーズと読みが異なる武将
表記 ページ 本作 標準 備考
夏侯楙 188 かこうも かこうぼう 『V』以降
197 ちょうぼう ちょうばく 『V』以降
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略歴が正史に準じている武将

表記 ページ
193
徐栄 193
ケ賢 199
馬良 200
201
陸績 202
李儒 202
劉焉 203
劉巴 204
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略歴が別人の武将
昭(187ページ)

 本書内の説明は「老荘の学に通じ、尚秀の『荘子』注解を祖述、これは定本として今日に伝えられている」。これは「郭象」の略歴であり、 諸葛亮の第二次北伐を阻止した「昭」とは関係がない。なお、「尚秀」も「向秀」の誤りであり、ついでに「定本」も「底本」の誤植なのではないかと思われる。



●張既(196ページ)

 本書内の解説は「孟獲と組んで、蜀に対抗した雍の部将」。ゲームに登場するのは、魏の西方統治に多大な功績を残した人物である。「雍の部将」に関しては、手持ちの資料に該当する人物が見当たらないため、詳細は不明。

 なお、『三国志演義』では、第59回に夏侯淵の推挙で長安を守った人物としてしか登場しないため、本作の能力も低い。しかし、『Z』で再登場した時には正史の功績が評価されたためか、「政治」と「魅力」が非常に高くなった。



●陳紀(197ページ)

 本書内の解説は「『清流』派の名士。党錮事件に連座したが、董卓が都を押さえた際登用された。陳群の父」。本作に登場するのは、袁術の部下で同名の別人である。



●李豊(203ページ)

 本書内の解説は「魏の皇帝曹芳時代の書記官長。司馬師打倒の謀議をこらすが、発覚して殺された」。ゲームに登場するのは同名の袁術の家臣であり、この略歴の人物とは無関係である。



●劉延(203ページ)

 本書内の解説は「東郡の太守。袁紹軍の南下を曹操に伝えた。五関を突破、劉備のもとへ奔る関羽を見逃した」。本作に登場するのは、劉度の息子で『三国志演義』では「劉賢」に相当する人物であるため、やはり別人である。ちなみに、この表記もまた、吉川英治版『三国志』によるものである。
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