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情報の確認

ゲームがはじまったら、まずは自勢力の国力と武将を確認したい。なお、複数の城を持つ勢力の場合は、各城をチェックするよりも、「大名コマンド」の「情報」で確認した方が効率的である。武将の能力は「B」以上であれば「高い」と言えるが、『戦国夢幻』では、身分が能力に大きな影響を与えているため、それだけで単純に「高い」ということはできない。

次に周辺勢力の内情を調べる。『戦国夢幻』では、城を結ぶルート上に自勢力の武将がいる時点で他勢力の城の情報を見ることができるため、自勢力の中でも能力の低い武将に周囲を探らせるのが良い。これによって得られた情報から、敵対する勢力と同盟を結ぶ勢力を決定するのである。
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戦略の決定

自勢力の状況を確認したら、次にどの方向に侵攻するかを決める。城が1つで武将も少ない勢力(以下、弱小勢力)を目標にするのが基本であるが、大局的に見て戦力を集中させやすい状況を作り上げていくのも重要である。例えば南部家の場合、南を目指すより先に北の蠣崎家を滅ぼしておけば、南方に戦力を集中することができる。

また、近隣に強豪勢力があれば、この時点で同盟を結んでしまいたい。 『戦国夢幻』では、友好度が「友好」以上の勢力とは「大名コマンド」の「布告」の「婚姻」により、一気に同盟の締結までこぎつけることができるためである。

そのうえ、ほとんどの勢力同士の関係は、はじめから「友好」であるため、このことが同盟構築の障害となることは少ない。さらに、本作には、「婚姻」によるペナルティがないため、序盤の「婚姻」が後々の足かせになるということもない。

このようにして敵を絞ることができれば、後顧の憂いなく全力で敵を攻めることができるようになる。さらに、複数の城を所有している場合は、同盟を結んだ勢力と隣接している自勢力の城の資源も他にまわすことができるため、最序盤から積極的な領土の拡大を行うこともできる。

その好例と言えるのは、シナリオ1の武田家である。武田家の南西には今川家、北には小笠原家、南東には北条家が位置しており、ゲーム開始時の状況において、すでに今川家とは同盟を結んでいる。ここで史実(甲相駿三国同盟)のように「婚姻」で北条家とも同盟を結んでしまえば、弱小の小笠原家に全力を集中することができることになる。

もっとも、『戦国夢幻』では、リアルタイムで友好度が変化していくため、同盟締結後に友好度が下がり、同盟を「破盟」される恐れもある。そのため、同盟締結後も「外交」の高い武将を相手の本城に送り、「交流」で友好度の維持に努めつつ、万が一の事態に備えて同盟勢力と隣接している城にも最低限の傭兵を残しておくべきである。
 
 
資源の集中

複数の城を持つ勢力であれば、資源は侵攻目標となる城の近くに集めておきたい。『戦国夢幻』では、内政にせよ軍事にせよ、資源は集中して運用した方が効率が良いためである。

とは言え、他の城の兵力を「0」にまで減らすと簡単に攻め落とされてしまうため、ある程度の傭兵を残しておく必要がある。仮に手薄になった城が攻められた場合は、資源を集中した拠点から軍団を派遣すればよいのである

先に南部家の例を出したが、シナリオ1の南部家ならば、浪岡城、高水寺城、三戸城の3城を保有している。このうち、三戸城は浪岡城と高水寺城としか隣接していないため、完全な安全地帯であり、資源を他に移しても問題はない。ここで前述の通り蠣崎家を侵攻目標とした場合、蠣崎家の松前城に隣接している浪岡城に資源を集め、高水寺城には傭兵を残しておけばよいということである。
 
 
税率の変更

『戦国夢幻』の税率は、収入だけでなく、石高の上昇や軍団の士気にも強い影響を与える。ほとんどの勢力はデフォルトで「平税」に設定されているが、「平税」では、「人気」の上限に難がある。「人気」は軍団の士気に強い影響を与えるため、「軽税」か「微税」に変更して「人気」の上昇を待ちたい。

ある程度強力な勢力であれば、「軽税」にしておき、足りない部分を人的資源で補うことができるが、人的資源さえ不足している弱小勢力でプレイしている場合は、収入を犠牲にしてでも、「微税」で「人気」と石高を上げた方が良いと思われる。
 
 
知行の設定

知行は武将の兵士数に直結する要素であるが、その補充は1日につき0.5%しかない。そのため、早いうちに戦闘要員に知行を振り分け、戦闘態勢を整えておきたい。知行は「城コマンド」と「大名コマンド」で振り分けることができるが、「大名コマンド」の方が全武将を対象にできるため、使い勝手が良い。
 
「戦国夢幻」の野戦は、中央、右翼、左翼という3つの部署に武将を振り分ける必要があるため、最低でも3人の戦闘要員が必要である。身分と「戦闘」の高い武将が3人いれば何ら問題はないが、数が足りない場合は、「戦闘」よりも「身分」を優先させた方が良い。また、戦闘要員の知行は、1人に集中させるよりも、ある程度均一化させた方が使いやすい。

戦闘要員がいない勢力の場合は、浪人を「登用」することになる。しかし、その前に現在の知行の全てを振り分けてしまうと、今度は浪人を登用した時に与える知行がなくなってしまう。そのため、戦闘要員のいない勢力は、無理に「戦闘」の低い武将を戦闘要員とするよりも、先に浪人を「登用」し、戦闘要員を確保してから知行の分配を行うことが推奨される。

ただし、戦闘要員でなくても、やはり優秀な浪人は確保しておきたいため、自勢力の総知行次第ではあるが、基本的に最低限の知行の空きは残しておきたい。