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列強勢力との戦い

プレイヤーが領土を拡大している間に、各地の勢力も同じように領土を広げているため、突出して強大な勢力が誕生する場合がある。ここでは、こうした勢力を「列強勢力」と呼称する。

列強勢力に正面から挑める時が来れば、もはやゲームも後半である。しかし、こうした敵ともなると、正面から戦うのは困難を伴う。そのため、しかし、その勢力の強大さゆえ、手薄な城に破壊工作を行い、弱体化を狙う余地がある。

なお、シナリオ3の織田家やシナリオ5の徳川家、豊臣家などは、ゲーム開始時から列強勢力と呼称するのにふさわしい勢力を有している。確実に強大な勢力と戦いたい場合は、これらのシナリオを選択すれば、確実に強敵との戦いを楽しむことができる。

 


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経済力の確保

列強勢力と対抗するころには、自勢力も相応の軍事力と経済力を備えているはずである。これらを活用することにより、これまで使いにくかったハイリスク・ハイリターンのコマンドを利用することができるようになる。

その代表的なものが「城コマンド」の「布告」の「刀狩」と「検地」である。これら2つを合わせて活用すると、民兵が使い物にならなくなる代わりに秋の収入が20%増加する。これは「微税」の状態においても適用されるため、「微税」と合わせて運用すれば、軍団の士気を高く維持しつつ、秋の収穫も確保することができるようになる。

これにより、「微税」の最大の弱点であった兵糧の不足を補い、長期の攻城戦にも耐えられるようになるのであるが、城の少ない序盤でこれらを行うと、戦闘要員に対して民兵が弱体化した城の知行をあてがわなくてはならなくなる。しかし、城が増えてくれば、これらのコマンドを行っている城に内政要員の知行を割り当て、その他の城の知行を戦闘要員に割り当てることもできるようになるのである。
 
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「大筒」の活用

1579年8月20日に発生する「大筒伝来」イベント以降は、町規模が「5」の城で「軍備」の「大筒」が実行可能となる。これによって編成することのできる大筒隊は、野戦では全く役に立たないが、攻城戦では足軽隊の8倍の攻撃力を持ち、数を揃えれば、城の規模がいくらであろうと、短期間で城を落とすことができる。つまり、「大筒」によって城攻めの概念自体が全く変わってしまうのである。

「大筒」最大の問題点は、イベント以前にはどうやっても手に入らないことであり、こればかりは仕方がない。また、町規模を上げるのに時間がかかることも大きな問題点であるが、これは町規模が「5」の敵城を奪うことで解決することができる。さらに、兵種の変更には自領内で10000石と90日の日数が必要であるが、これは勢力が拡大していけば、あまり大きな問題にはならないはずである。

「大筒」が野戦では役に立たないことを考慮した場合、「戦闘」が高い武将に「大筒」を与えることは避けたい。そのため、「戦闘」が「C」」の武将を中心に配備させると良いと思われる。また、これにより、凡将にも活躍の場を与えることができるようにもなる。

さらに、攻城戦で活躍させることを前提とするならば、「勧告」の成功率が高まる「謀略」だけが高い高い武将に「大筒」を配備し、攻撃を加えつつ、「勧告」を行うという手段もある。もっとも、各種の破壊工作が必要な状況であれば、そちらを優先した方が得策であることは言うまでもない。
 
 
「動員」の活用
「城コマンド」の「布告」の「動員」は、秋の収穫が半減する代わりに、その城に知行を持つ武将の農繁期における兵数の低下を無効化するコマンドである。つまり、農繁期であっても農閑期と同じ数の民兵を活用することができることになり、民兵を活用できる機会が増えることになる。

税率を「微税」にしていると、秋の収穫が半減しても、もともとが収穫が「0」であるため、リスクは無いに等しい。実際には、慣れてきたら序盤から活用しても全く問題はないくらいである。ただし、、「刀狩」を行った城では「動員」を実行することはできないため、「刀狩」を行った城は収入確保用の城と割り切り、「動員」を行う軍事用の城と収入用の城を使い分けるようにしたい。
 
 
「本隊」と「一揆」

『戦国夢幻』のCPUは、兵力と武将を集中させ、全力で各地への侵攻や、攻められた城の救援を行う傾向がある。 ここでは、この集約された軍団を「本隊」と呼称する。特に列強勢力の場合、広大な領土の兵力が集中するため、その本隊は絶大な絶大なインパクトを持つが、逆に戦力が集結することで生じる欠点もある。

その1つが、ごく少数での攻撃にも全力で対応することである。これは、『戦国夢幻』のCPUには敵の戦力に応じて戦力を分割するという思考がないためであると考えられる。そのため、囮の軍団で簡単に敵の本隊を誘導することができる。これを活用すれば、人気の低い城に敵の本隊をおびき寄せることができる。

さらに、「工作」の「一揆」によって一揆を誘発すれば、敵は本隊を率いて一揆の鎮圧に向かうことになる。これを利用すれば、囮の軍団では誘い込むことができない敵の後方の城にも敵の本隊を誘導することができる。これにより、手薄になった前線を攻略することもできるし、、「一揆」の「人気」の下がる効果を利用し、人気を下げた城に敵の本隊をおびき寄せることもできるのである。

また、本隊が大軍勢であるほど消費する兵糧の量も膨大となるため、ただ本隊を移動させ続けるだけでも、列強勢力の経済力にかなりの打撃を与えることができる。これをうまく利用すれば、列強勢力であっても兵糧が枯渇するため、敵本隊を自然崩壊させることも不可能ではない。
 
 
「本隊」と「不穏」

列強勢力のもう1つの弱点は、本隊のいる城に戦力が集中している分、他の城の戦力が手薄になることである。

本来ならば、手薄な城に侵攻しても、敵の本隊が迎撃に向かってくるため、敵城の攻略は困難なものとなるが、「不穏」を活用して士気の下がった城を瞬時に陥落させ、軍団を攻め落とした城に入城させると、目標を見失った敵本隊は撤収する。これを繰り返すことにより、列強勢力の総合的な国力を少しずつ削っていくことができる。

さらに、敵の城を占領するということは、その城に知行を持つ武将の知行を奪うことでもある。知行を失った武将は、新しい知行をあてがわれるが、一度知行を失っているため、民兵は「0」の状態から再度補充することになる。さらに、総石高が減少しているために知行自体も少なくなり、結果として敵の総兵力をも減少させることになるのである。
 
 
決戦を挑む

列強勢力を「工作」によって追い詰めていくと、城が減る分だけ武将が集中する。そうなると、中堅勢力のように「工作」を行うリスクが高くなっていく。そのため、しかるべき時がきたら、直接軍団を派遣して決戦を挑むべきである。

この戦いに勝利し、敵の本隊を潰してしまえば、敵は本隊に戦力を集中させていることもあり、再起不能に近い状態となるはずである。そうなれば、後は残務処理的に残った城を制圧していけば良い。

しかし、列強勢力と対等に渡り合える戦力があるならば、最初から決戦を挑んでも良い。戦力が対等以上であれば、士気を高く保つことで戦闘を有利に進めることができるうえ、これまでのような下準備を行う手間も省くことができるためである。
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