戦国夢幻

 

   戦国夢幻 武将 あ  


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●能力値
名前 有馬義貞 能力 戦闘 内政 外交 謀略 忠臣
読み ありま・よしさだ 能力値
生没年 1521〜1576 軍師
登場年 1537年 上昇 汎用
血族 肥前有馬? 備考  
●シナリオ 
シナリオ 所属勢力 身分 居城 初期知行 兵科
S1 少弐家 与力 玖島城 1.1万石 足軽
S2 竜造寺家 与力 玖島城 0.3万石 足軽
S3 竜造寺家 与力 大村城 0.4万石 足軽
S4
S5
S6 竜造寺家 組頭 玖島城 0.3万石 足軽
●略歴 
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 1521〜1576。晴信の父。日野江城主。足利義晴の御相伴衆となり、彼より一字を拝領した。軍事面では竜造寺隆信の伸長に押され、その領土のほとんどを失ったが、南蛮貿易を活発に行い、大きな利益を上げている。また、その都合からキリスト教に興味を持っていたが、入信は最晩年の1576年であったという。

 義貞は1570年に家督を嫡男の義純に譲ったが、その翌年に義純は急死した。そのため、まだ4歳であった次男の晴信を後継者としたが、それより5年後に義貞も死去し、有馬家は竜造寺家に従属することとなった。
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●ゲーム 
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 恐らくは晴信と血縁関係にあり、1583年まで義貞が生きていれば、義貞のもとで晴信が元服するものと思われるが、未検証である。義貞自身の能力は平均的で見るべきところはないが、脳筋ぞろいの竜造寺家の中では、内政要員として働けるレベルにある。ちなみに、シナリオ3では寿命が近い。
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●能力値
名前 粟屋勝久 能力 戦闘 内政 外交 謀略 忠臣
読み あわや・かつひさ 能力値
生没年 1522〜1576 軍師
登場年 1538年 上昇 汎用
血族 備考  
●シナリオ 
シナリオ 所属勢力 身分 居城 初期知行 兵科
S1 将軍家 部将 朽木城 1.0万石 足軽
S2 将軍家 部将 朽木城 0.8万石 足軽
S3 織田家 部将 朽木城 1.0万石 足軽
S4
S5
S6 足利家 部将 朽木城 1.0万石 足軽
●略歴 
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 生没年不詳。若狭粟屋氏。若狭国国吉城城主。若狭武田家の四老の1人として朝倉家の朝倉景紀らの攻撃を退ける。最終的に若狭武田家当主の元明は朝倉家に連行されるが、その後も勝久は抵抗を続け、信長の勢力が若狭に達すると彼に従属した。

 1570年4月、信長は越前に侵攻したが、浅井家の裏切りによって撤退すると、勝久は一行を出迎え、供応した。この時、家中に信長を殺宗とする動きがあったが、勝久は彼らを一喝し、自ら道案内役を買って出た。これにより、信長一行は、無事に落ち延びることができた。

 1573年8月、信長が朝倉家にとどめを刺すべく越前に向かうと、勝久は先鋒として奮戦し、旧主元明を救出した。1575年には元明とともに信長のもとに出向き、旧領の回復を訴えたが退けられ、若狭は丹羽長秀の支配するところとなった。

 その後、勝久は長秀の与力となり、1581年2月28日の「京都大馬揃え」の際にも、長秀率いる一番隊として参列している。「本能寺の変」以後は秀吉に従い、彼の馬頭となった。
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●ゲーム 
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 若狭武田家は将軍家の支配下に組み込まれているため、彼も将軍家の家臣として登場する。能力的には見るべきところはない。「外交」の低さは、若狭武田家の旧領回復に失敗したところからきていると思われる。
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●能力値
名前 粟屋元種 能力 戦闘 内政 外交 謀略 忠臣
読み あわや・もとたね 能力値
生没年 1522〜1591 軍師
登場年 1538年 上昇 汎用
血族 備考  
●シナリオ 
シナリオ 所属勢力 身分 居城 初期知行 兵科
S1 毛利家 部将 吉田郡山城 0.1万石 足軽
S2 毛利家 部将 吉田郡山城 0.1万石 足軽
S3 毛利家 部将 吉田郡山城 0.2万石 足軽
S4 毛利家 部将 吉田郡山城 0.2万石 足軽
S5
S6 毛利家 部将 広島城 0.1万石 足軽
●略歴 
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 ?〜1605。毛利家の譜代家臣であり奉行を務めた。1569年の「大内輝弘の乱」の際には、市川経好の妻の指示のもと、高嶺城を輝弘の侵攻から守り抜いた。1578年より元種は摂津木津城の在番となり、備後国山中に領地を得た。
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●ゲーム 
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 シナリオ5以外で毛利家に仕えるが、能力的には「内政」が致命的に低い。序盤は平均的な「外交」を生かした「ハイエナ作戦」要員、後半は1人で僻地の内政といった使い道が考えられる。
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●能力値
名前 安国寺恵瓊 能力 戦闘 内政 外交 謀略 忠臣
読み あんこくじ・えけい 能力値
生没年 1537〜1600 軍師
登場年 1553年 上昇 固有
血族 備考  
●シナリオ 
シナリオ 所属勢力 身分 居城 初期知行 兵科
S1 12年後 奉行 0.0万石
S2 毛利家 部将 吉田郡山城 0.1万石 足軽
S3 毛利家 奉行 吉田郡山城 1.5万石 足軽
S4 毛利家 奉行 吉田郡山城 0.9万石 足軽
S5 毛利家 奉行 広島城 1.4万石 足軽
S6 毛利家 奉行 広島城 0.4万石 足軽
●略歴 
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 ?〜1600。安芸武田家の一族。1541年に安芸武田家が毛利元就に滅ぼされた際、安芸の安国寺に逃れて出家した。その後、安国寺が京都の東福寺の末寺であったことから東福寺に入り、その高僧である竺雲恵心に師事した。

 この竺雲恵心が毛利隆元と親交があったことから、恵瓊も毛利家と関係を持ち、1568年には毛利家の九州侵攻に従軍、毛利家の敵となった大友家と各種の交渉を行った。また、1573年には信長と足利義昭の調停に赴いているが、この頃に秀吉と出会い、彼の出世と信長の凋落を予言している。

 1582年、恵瓊は「本能寺の変」以後の秀吉との講和交渉役となり、秀吉側が高松城城主清水宗治の切腹を条件に持ち出すと、宗治を説得して自害を決意させ、講和を取りまとめた。その後も、恵瓊は秀吉と毛利家のパイプ役を務め、秀吉政権下では伊予に6万石を有する大名となった。

 恵瓊は「文禄の役」にも従軍し、自ら兵を率いて宜寧まで侵攻したが、郭再祐に侵攻を阻まれ、それ以上の進撃を断念した。「慶長の役」での詳細は不明であるが、蔚山城が明軍に攻撃された際には、黒田長政らとともに援軍として駆けつけている。

 秀吉の死後、恵瓊は主君輝元を説得して西軍全体の総大将に祭り上げ、自身も「関ヶ原の戦い」に兵1800人を率いて南宮山に布陣した。そのため、東軍と交戦することなく撤退したが、戦後は毛利家の戦争責任を押し付けられるかたちで斬首となり、石田三成、小西行長らとともに首をさらされた。
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●ゲーム 
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 ゲーム的には「外交」だけでなく「謀略」も高い。特にシナリオ3以降は身分も高いため、史実通り外交僧として働かせても良いが、工作員としても相応の仕事を期待することができる。「不穏」+「一揆」で敵勢力を滅ぼしたのち、「ハイエナ作戦」を行う要員としても最適である。
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●能力値
名前 安東舜季 能力 戦闘 内政 外交 謀略 忠臣
読み あんどう・きよすえ 能力値
生没年 1514〜1563 軍師
登場年 1530年 上昇 汎用
血族 安東 備考  
●シナリオ 
シナリオ 所属勢力 身分 居城 初期知行 兵科
S1 安東家 宿老 檜山城 2.1万石 足軽
S2
S3
S4
S5
S6 秋田家 主君 秋田城 3.0万石 足軽
●略歴 
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 ?〜1554。檜山安東家第7代当主。愛季の父。湊安東家の定季の娘を娶り、不仲であった湊安東家と檜山安東家の関係を修繕した。また、蝦夷地の蠣崎家に対して主従関係を再確認させただけでなく、1550年には自ら蝦夷地に赴き、蠣崎季広とアイヌ人の調停を行った。
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●ゲーム 
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 シナリオ1では湊安東家の定季に従っているが、シナリオ6では愛季らを従えて秋田家の「主君」になっている。なお、シナリオ6では「秋田舜季」となっているが、実際に彼が「秋田」を名乗ったことはない。

 『信長の野望』では「毒にも薬にもならないタイプ」などと評されているが、本作では「内政」に優れており、身分も高いことから、末永く安東家の内政要員としての働きを期待することができる。しかし、婚姻によって湊安東家と檜山安東家の統一の礎を作ったこと、蠣崎家に対する優位を確立したこと、蠣崎家とアイヌの調停を行ったことからすると、高いのはむしろ「外交」なのではないかと思える。
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●能力値
名前 安東定季 能力 戦闘 内政 外交 謀略 忠臣
読み あんどう・さだすえ 能力値
生没年 1499〜1553 軍師
登場年 1515年 上昇 汎用
血族 安東 備考  
●シナリオ 
シナリオ 所属勢力 身分 居城 初期知行 兵科
S1 安東家 主君 檜山城 2.9万石 騎馬
S2
S3
S4
S5
S6
●略歴 
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 ?〜1551。名前は後に「堯季」と改名している。湊系安東家の第9代当主。安東家は湊系と檜山系に分かれて争ってきたが、定季は檜山系の舜季を婿養子に迎え入れ、両勢力統合の礎を作った。
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●ゲーム 
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 ゲームでの登場はシナリオ1のみとなる。しかし、全シナリオ通して安東家では唯一「戦闘」が「B」以上あり、安東家でプレイするならば、シナリオ6でも出てきてほしかった人材である。なお、現状では「戦闘」が高い理由は不明である。
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●能力値
名前 安東実季 能力 戦闘 内政 外交 謀略 忠臣
読み あんどう・さねすえ 能力値
生没年 1576〜1645 軍師
登場年 1592年 上昇 汎用
血族 安東 備考  
●シナリオ 
シナリオ 所属勢力 身分 居城 初期知行 兵科
S1 51年後 宿老 0.0万石
S2 32年後 宿老 0.0万石
S3 21年後 宿老 0.0万石
S4 10年後 宿老 0.0万石
S5 秋田家 主君 檜山城 6.0万石 足軽
S6 秋田家 宿老 秋田城 1.7万石 足軽
●略歴 
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 1576〜1659。愛季の息子。12歳の時に父が死去し、その後を継ぐが、従兄の安東通季が南部家と小野寺家と通じて反乱を起こした。実季は先んじて通季を攻撃するが敗れ、一時は檜山城に籠城するまで追いつめられたが、最終的には反乱を鎮圧、さらには南部家および小野寺家との戦いにも勝利し、領内を安定させた。

 実季は秀吉からの小田原への出頭要請に従い、「奥州仕置」においては、先の「湊騒動」が私闘と見なされたが、外交工作が功を制して本領を安堵された。「奥州仕置」の結果生じた「九戸政実の乱」にも実季は従軍している。

 「豊家の変」では、家康の要請に応じて最上義光の指揮下に入った。戦後は旧佐竹領の常陸国宍戸に転封となり、逆に実季領であった秋田には佐竹義宣が入った。実季は「大坂の陣」にも出兵しているが、1631年に伊勢国朝熊への蟄居が命じられた。実季は蟄居中に死去したが、秋田家は陸奥国三春に転封されて存続し、その系譜は幕末まで続いた。
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●ゲーム 
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 シナリオ5と6では「秋田実季」として登場する。おそらく、シナリオ4以前では安東愛季のもとで「安東実季」として元服するものと思われるが未検証である。シナリオ5では「戦闘」が「B」の「重臣」が2人(大高胡斎、嘉成重盛)いるため、実季本人の知行は彼らに割り振った方が良いように重われる。

 能力的には「外交」が低い。これは蟄居を言い渡されたことと関係しているように思われるが、この蟄居の理由は未だにはっきりとせず、一概に外交能力のなさに根拠を求めることはできないように思われる。
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●能力値
名前 安東愛季 能力 戦闘 内政 外交 謀略 忠臣
読み あんどう・ちかすえ 能力値
生没年 1539〜1588 軍師
登場年 1555年 上昇 固有
血族 安東 備考  
●シナリオ 
シナリオ 所属勢力 身分 居城 初期知行 兵科
S1 4年後 宿老 0.0万石
S2 安東家 主君 檜山城 5.2万石 足軽
S3 安東家 主君 檜山城 5.7万石 足軽
S4 安東家 主君 檜山城 4.5万石 足軽
S5
S6 秋田家 宿老 秋田城 1.7万石 足軽
●略歴 
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 1539〜1587。舜季の息子。実季の父。父の死後、8代目の檜山系安東家の当主となり、湊系安東家を吸収して両安東家の合併を成し遂げた。また、1556年ころから城下町の再建に着手、越前の朝倉家と交易を行っている。

 1562年には浅利勝頼の手引きを受けて浅利家当主浅利則祐を破り、勝頼を浅利家当主に据えて比内地方に勢力を伸ばした。さらには1569年には鹿角郡の領有をめぐって南部家とも争っているが、石川高信に撃退されている。

 1573年からは定期的に信長に使節を送ってよしみを通じ、「本能寺の変」以後は秀吉に接近した。また、この1582年には津軽為信と内通した勝頼を謀殺している。晩年には名字を「秋田」に改めるが、まだ実季が幼いうちに死去し、家中に動揺をもたらした。
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●ゲーム 
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 シナリオ6では「秋田愛季」として登場。安東家最大の傑物と言える存在であるが、父の舜季の配下となっている。シナリオ1では4年後に登場するため、東北の大名であれば、先に安東家を滅ぼすことで彼を登用することができる。もっとも、本作での彼の能力は「内政」に優れるだけであり、高い俸禄を払ってまで彼を召し抱える必要があるかといえば疑問であるが。

 しかし、彼の実績を追っていくと、「内政」は城下町の整備や朝倉家との交易、「戦闘」は浅利則祐に対する勝利、「外交」は中央との積極的な接触 「謀略」は安東家の統合や浅利勝頼の謀殺など、いずれも高く評価するべき要素がある。

 その影響力が彼の領内を超えるものかといえば疑問であり、容易に能力を高くしてよいのかという問題は残るが、「外交」と「謀略」は「B」でも良かったのではないかと思われる。
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●能力値
名前 安藤守就 能力 戦闘 内政 外交 謀略 忠臣
読み あんどう・もりなり 能力値
生没年 1503〜1592 軍師
登場年 1519年 上昇 固有
血族 備考 美濃三人衆
●シナリオ 
シナリオ 所属勢力 身分 居城 初期知行 兵科
S1 斎藤家 重臣 稲葉山城 1.0万石 足軽
S2 斎藤家 重臣 稲葉山城 1.0万石 足軽
S3 織田家 与力 岐阜城 0.6万石 足軽
S4
S5
S6 斎藤家 奉行 稲葉山城 2.0万石 足軽
●略歴 
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 ?〜1582。美濃国北方城城主。美濃国守護土岐家の家臣であったが、当主土岐頼芸が斎藤道三に追われると、引き続き道三に仕える。斎藤家と織田家の同盟に基づき、1550年代初頭には尾張統一戦中の信長の救援に向かい、彼の居城である名古屋城を守ったこともあった。

 道三と嫡子義龍の仲が悪化すると、守就は義龍につき、義龍の死後は、その息子の龍興に従った。1564年には娘婿の竹中半兵衛と共謀して稲葉山城を占拠したが、家中の支持を得られず、半年後には稲葉山城を退去している。その後は信長に内通し、斎藤家滅亡の一員を作った。

 これ以降、守就は信長直属の家臣として各所を転戦したが、1580年になると、息子が武田家に内通したという理由で所領を没収され、蟄居を命じられた。1582年、「本能寺の変」によって信長が死ぬと、守就は旧領回復のため挙兵したが、彼の領地を治めていた稲葉一鉄と戦うことになり、敗れて戦死した。
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●ゲーム 
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 能力的には工作要員。彼自身の「謀略」と身分が高いだけなく、彼が属する勢力には「謀略」の高い部将が多いため、複数人の工作を組み合わせてさまざまな効果を生み出すことができる。史実を考慮すると、シナリオ4では浪人をやっていてもよさそうなものであるが、すでに死去している。
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●能力値
名前 安中景繁 能力 戦闘 内政 外交 謀略 忠臣
読み あんなか・かげしげ 能力値
生没年 1525〜1589 軍師
登場年 1541年 上昇 汎用
血族 安中? 備考  
●シナリオ 
シナリオ 所属勢力 身分 居城 初期知行 兵科
S1 上杉家 組頭 沼田城 0.6万石 足軽
S2 武田家 組頭 小諸城 0.3万石 足軽
S3 武田家 組頭 小諸城 0.4万石 足軽
S4
S5
S6 長野家 組頭 厩橋城 0.3万石 足軽
●略歴 
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 ?〜1575。上野国安中城城主。1563年、上野に侵攻してきた武田家に服従した。1575年の「長篠の戦い」では、武田軍の一将として従軍しているが、この戦いで戦死している。
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●ゲーム 
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 安中久繁とは何らかの血縁関係にあると思われるが、本作で再現されているかどうかは不明である。能力は平均的であり、いずれのシナリオでも身分が低いため、まずは「治水」で身分を上げたい
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