| ●能力値 | 
          
          
            | 名前 | 
            足利義輝 | 
            能力 | 
            戦闘 | 
            内政 | 
            外交 | 
            謀略 | 
            忠臣 | 
          
          
            | 読み | 
            あしかが・よしてる | 
            能力値 | 
            B | 
            D | 
            B | 
            D | 
            ◎ | 
          
          
            | 生没年 | 
            1536〜1600 | 
            軍師 | 
            ― | 
            ― | 
            ― | 
            ― | 
            顔 | 
          
          
            | 登場年 | 
            1552年 | 
            上昇 | 
            ― | 
            ― | 
            ― | 
            ― | 
            固有 | 
          
          
            | 血族 | 
            将軍家 | 
            備考 | 
              | 
          
          
            | ●シナリオ  | 
          
          
            | シナリオ | 
            所属勢力 | 
            身分 | 
            居城 | 
            初期知行 | 
            兵種 | 
          
          
            | S1 | 
            11年後 | 
            宿老 | 
            二条城 | 
            0.0万石 | 
            足軽 | 
          
          
            | S2 | 
            将軍家 | 
            主君 | 
            二条城 | 
            10万石 | 
            足軽 | 
          
          
            | S3 | 
            ― | 
            ― | 
            ― | 
            ― | 
            ― | 
          
          
            | S4 | 
            ― | 
            ― | 
            ― | 
            ― | 
            ― | 
          
          
            | S5 | 
            ― | 
            ― | 
            ― | 
            ― | 
            ― | 
          
          
            | S6 | 
            足利家 | 
            剣豪 | 
            二条城 | 
            0.1万石 | 
            足軽 | 
          
          
            | ●略歴  | 
          
          
            _ 
             1536〜1565。義晴の息子。義昭の兄。当時、父と管領の細川晴元は争いを繰り返していたため、義輝も何度か京都を追われて近江に逃れている。1546年、義輝は義晴から征夷大将軍の地位を譲られ、室町幕府の第13代将軍となった。その就任式は逃亡先の近江で行われ、同時に元服して「義藤」を名乗った。また、その直後より塚原卜伝から剣術を学んだと言われる。 
             
             将軍に就任したとはいえ、実権は義晴が握っており、彼と晴元との対立構造も変わらなかった。しかし、1548年には両者の間に講和が結ばれ、義輝も京都に戻った。さらに晴元も義輝の地位を認め、その地位は万石となったかに見えたが、1549年に晴元は家臣の三好長慶に敗れ、義輝らも彼とともに近江に逃れた。義晴は、その翌年の1550年に死去している。 
             
             義輝は晴元と結び、長慶に戦いを挑んだが、1552年に一度講和を結び、京都に戻った。しかし、翌年には再び晴元と組んで長慶と戦い、敗れて近江に逃れた。近江での生活は5年におよび、彼が名を「義輝」に改めるのも、このころである。1558年、義輝は六角義賢と組んで長慶と対抗したが、義賢の勧めで長慶と講和し、京都に戻った。 
             
             義輝は長慶を御相伴衆に加え、修理大夫に任じた。長慶は幕府内においても強大な権力を維持し続けたが、義輝不在の5年の間、長慶は義輝の許可を得ずに独断で行動し、名実ともに室町幕府は機能を停止していたことを思えば、彼の権力が幕府の中に取り込まれた分だけ事態は改善したと言える。 
            _  | 
          
          
            | ●征夷大将軍として | 
          
          
            _ 
             義輝は征夷大将軍として各地の紛争調停に努める一方、諸大名には自分の名前を与えて存在感をアピールした。その一環として、1559年には信長の拝謁を許している。1561年には晴元の処遇を巡って長慶と義賢が対立、義賢が京都に攻め込んだため、義輝は長慶と組んで義賢と戦い、翌年6月に義賢と講和した。 
             
             戦後、義輝は義賢に組した政所の伊勢貞孝を罷免し、彼が挙兵すると、三好家の軍事力を借りて撃退した。伊勢貞孝の伊勢氏は、南北朝時代から政所の執事を世襲しており、義輝の時代に至るまで、幕府に強い影響力を与えていた。これを排除し、義理の従兄弟にあたる摂津晴門に政所を任せたことにより、義輝は室町幕府の政所の機能を復旧させたことになる。 
             
             1564年に長慶が死ぬと、義輝の親政を阻む者はいなくなったかに見えた。しかし、三好家の中枢を担う松永久秀と三好三人衆は、権力を握るために義輝の排除を目論んだ。義輝も彼らを警戒して二条御所の改修を行っていたが、久秀らは改修中の1565年6月17日に御所を襲撃した。 
             
             義輝は、足利家代々の資産である数多の名刀を床に突き刺し、斬りすぎて刀の切れ味が悪くなると、刀を取り換えて戦いを続けた。しかし、最期には畳を盾にした敵兵に押し潰され、槍で滅多刺しにされたとも、遠巻きに火縄銃の一斉掃射によって撃ち殺されたとも言われる壮絶な最期を遂げた。 
             
             この「永禄の変」で義輝の母も殺され、弟の義昭も捕えられて幽閉された。久秀らは、義輝の従弟にあたる義栄を第14代将軍に据えたが、実際に彼が征夷大将軍となったのは1568年のことであり、室町幕府は将軍不在の時期が3年間あったことになる。ちなみに、1568年は信長が義昭を奉じて上洛した年でもあり、義栄は京都に一度も入ることなく、この年に病で死去している。 
            _  | 
          
          
            | ●ゲーム  | 
          
          
            _ 
             現代では「剣豪将軍」の名で親しまれているが、一方では「剣フェチ」、「名前の安売り王」などとも呼ばれる。本作での主な登場シナリオは2と6。シナリオ1とシナリオ2では通常の武将と同じ扱いであるが、シナリオ6のみ「剣豪」に設定されている。 
             
             能力的には「戦闘」だけでなく、紛争調停の功績が評価されたためか、「外交」も高い。攻め滅ぼした敵勢力から出た浪人をそのまま「登用」することができ、能力の傾向は攻勢に適している。 
             
             シナリオ6では「剣豪」の適正が足を引っ張り、「外交」の高さを活かすことができない。しかし、「主君」の義昭を無謀な「工作」などでわざと殺してしまい、義輝を「主君」にすれば、「外交」の高さが生かせるだけでなく、「戦闘」の高い義輝に大軍を任せることができる。「外交」だけが高い義昭よりは間違いなく役に立つと思われる。 
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