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概要

1572年10月開始。武田信玄が足利義昭の要請を受け、織田領への侵攻を開始した時期にはじまるシナリオ。しかし、タイトルの割に武田家は積極的な侵攻を行わず、信玄も数年以内に死去することが多い。また、九州では「木崎原の戦い」において、島津家が伊東家に勝利している(6月14日)。マニュアルの推奨勢力は雑賀衆。

信長を主君とする織田家は、斎藤家、六角家、北畠家、願証寺などを滅ぼし、東海から近畿にかけて200万石を越える石高を有している。しかし、周辺の本願寺、雑賀衆、浅井家とは「敵対」、一向宗、武田家、朝倉家などとは「嫌悪」の関係にあり、いわゆる「信長包囲網」の中にいる。

その他の勢力をシナリオ2と比較すると、東北では津軽家と九戸家が南部家より独立し、南部家の勢力は大きく減退した。東海では今川家が滅び、その領土は徳川家と武田家に折半されている。一方中国では浦上家が宇喜多家に乗っ取られ、尼子家が毛利家に滅ぼされた。九州では大友家が阿蘇家を併合し、阿蘇家の武将は大友家に組み込まれている。

なお、北条家、毛利家は勢力こそ拡大したものの、能力の高かった北条氏康、毛利元就らから北条氏政、毛利輝元らに代替わりしており、主君の能力的には大きく弱体化している。
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コマンド制限
大筒隊の編成はできない。しかし、大筒の伝来は約7年後となり、ようやくゲームプレイ中に手の届く範囲に入ってきた。
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勢力の興亡

ゲーム開始時に石高の高い上位3勢力は、織田家(233万石)、毛利家(112万石)、武田家(108万石)である。その後3年間の勢力の興亡を見ると、織田家と敵対している浅井家と将軍家が滅びやすい傾向にある。

これらの勢力をプレイヤーが担当する場合は、「囲魏救趙作戦」により、織田家の他の城を攻めるそぶりを見せることで敵の攻撃を逸らしたい。また、北条家に滅ぼされやすい結城家、伊達家に滅ぼされやすい最上家は、それぞれ「婚姻」で相手と同盟を結ぶことにより、滅亡を回避することができる。

なお、このシナリオでは織田家が「本能寺の変」の発生条件を満たしやすく、必然的に織田家の勢力は減退しやすい。あえて強力な織田家と戦いたいのであれば、手っ取り早いのは明智光秀を殺すなり引き抜くなりして織田家の家臣でない状態にすればよい。光秀は忠臣属性が低く、裏切りやすい上に有能であるため、できれば引き抜いてしまいたいところである。
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浪人

シナリオ3の初期浪人は28人に増えているが、「B」以上の能力を持つ武将は11人に過ぎない。さらに、そのうちの4人(朝山日乗、今井宗久、近衛前久、百地三太夫)は前のシナリオから引き続いて初期浪人となっている者たちである。

彼らを除くと、岡山城の浦上景宗は「謀略」が「B」の宿老として即戦力になる。ただし、身分が高い分、必要な知行も多くなるため、弱小勢力が召し抱えることは難しい。一方、多聞山城の島左近は、身分は低いものの非常に優秀な能力であるため、育て上げれば主力になってくれる。また、二条城の山中鹿之助も同じく身分は低いが、「戦闘」と「謀略」に秀でている。
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内応

内応に応じやすい武将を見ると、前シナリオに続いて明智光秀が引き抜きやすい。さらに、このシナリオの彼は「重臣」に昇進しているため、引き抜ければ即戦力となる。しかし、光秀は早い段階で織田家の主力軍団に組み込まれ、各地を転戦することになるため、その意味において引き抜きは困難である。これは、彼以外の織田家の引き抜きやすい武将についても同じことが言える。

また、光秀を引き抜くと「本能寺の変」が起こらなくなるため、イベントによって織田家を弱体化させたい場合は引き抜きを諦めるしかない(イベント後、光秀は主君として独立するため、引き抜きができなくなる)。

むしろ、このシナリオでは上杉家の諸将に注目したい。北条高広は、このシナリオでのみ引き抜きやすいが、「戦闘」は「A」、「内政」は「B」という極めて優秀な武将であり、優秀な武将を多数有する勢力であっても引き抜きを行う価値がある。

また、彼以外にも佐野正綱、上条政繁、本庄繁長なども「内応」に応じやい武将である。上杉家は、最初に本隊を武田家の上田城に向かわせ、そのまま城を攻め取る確率が高いため、その後に引き抜きを行いたい。
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工作員

シナリオ3の初手工作員は3人いるが、いずれも織田家に向かう武将ばかりである。そのため、もとから人材の豊富な織田家の陣容がさらに強化されることになる。
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イベント

シナリオ2に引き続いて一向一揆が起こる。また、「安土城築城」は、このシナリオが最も見やすい。なお、前述の通り、「本能寺の変」が起こりやすいシナリオであるため、このシナリオを織田家でプレイする際には、特に注意する必要がある。

その他、「討伐令」も、このシナリオが一番起こしやすい。織田家が当初から石高上の必要条件を満たしているため、織田家でゲームをはじめて将軍家の多聞山城を包囲し、すぐに引き返してイベントが起こるのを待てばよいのである。

しかし、織田家で将軍家を滅ぼすことは容易であり、このイベント自体もプレイヤーにとって何らメリットがあるわけでもないため、将軍家に攻撃を仕掛けるならば、一息に滅ぼすつもりで侵攻した方が良い。
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