初期設定
小笠原家はゲーム開始時から林城と木曾福島城の2城を保有しており、そのいずれにも「強兵」属性がある。しかし、主君の小笠原長時も含め、5人いる武将の中に「B」以上の能力を持つ武将はいない。
小笠原家の領土は姉小路家、今川家、斎藤家、武田家、村上家に囲まれている。このうち、村上家とは同盟を結んでいるが、今川家と武田家との関係は「嫌悪」であり、「婚姻」による同盟を結ぶことができない。
初期戦略
今川家と武田家を敵に回しているという状況は最悪に思えるが、このシナリオの武田家は、16万石で城規模が「1」の城1つを所有する中堅勢力に過ぎない。そのため、早期に戦力を集中させることができれば、逆に武田家を滅ぼすことが可能である。このことから、最初の目標は武田家としたい。
この前提に基づいて外交関係を構築する場合、まずは北条家と「婚姻」で同盟を結びたい。武田家の躑躅ヶ崎館を占領すると、北条家と領土を接するためである。また、村上家は長尾家に滅ぼされる確率が高いため、それを見越して長尾家とも「婚姻」で同盟関係を築いておきたい。
初手
まずは「微税」と「動員」で軍事力を整えつつ、周囲の浪人を集める。隣接している城のうち、松倉城には「忍者」の百地三太夫、躑躅ヶ崎館には「戦闘」と「謀略」に軍師補正を持つ山本勘介がいる。この2人は確実に抑えておきたい。また、躑躅ヶ崎館にいる真田幸隆と、少し遠いが清州城の滝川一益も配下に加えられれば役に立つ。
ゲーム開始からしばらくすると、ほぼ確実に今川軍が木曾福島城に侵攻してくる。これを持ちこたえる余裕はないため、木曾福島城は放棄するしかない。しかし、少しでも損耗を抑えるために兵糧と傭兵は全て本城の林城に移動させておきたい。また、木曾福島城に知行を持つ武将の知行を林城に移しておくと、知行喪失による忠誠度の低下を抑えることができる。
そのうえで残る知行を身分の高い小笠原長時、小笠原長隆、木曾義康らに振り分け、戦力が整うのを待つ。この間、百地三太夫には躑躅ヶ崎館で「不穏」を行わせておく。武田家には「謀略」の高い武将が多く、間もなく叩き出される可能性は高いが、百地は「忍者」であるため、捕らえられることはない。気休めにもならないかもしれないが、できることはやっておきたい。
武田家攻略
人気と民兵が上昇したら、躑躅ヶ崎館に向けて侵攻を開始する。検証によると、コンピュータが担当する小笠原家の場合、ほぼ確実にゲーム開始から半年ほどで滅亡しているため、半年を目安として侵攻準備を行えるようにしておきたい。
メンバーは小笠原長時、長隆、木曾義康の3人と山本勘介の4人で良い。勘介は「戦闘」の軍師補正を利用するために軍団に編入しておく。傭兵は1000人ほどを残して3人に振り分ける。兵力は互角になると思われるが、士気で「20」程度上回れば勝機はある。この野戦に勝利してしまえば、城の規模が「1」の躑躅ヶ崎館を攻略することはたやすい。
武田家を滅ぼした後は、その旧臣を登用しつつ、前述の通り、新たに隣接した北条家と同盟関係を構築し、今川家に敵を絞りたい。しかし、現状では戦力の再編により、しばらくの間は活発的な行動をとれない。その間に今川家から攻撃を受けた場合は、木曾福島城から林城を攻めてきたら駿府城を攻め、躑躅ヶ崎館を攻撃してきた場合は、木曾福島城を攻撃するそぶりを見せる「囲魏救趙作戦」によって時間を稼ぎたい。
その後の展開
この後の戦略は南から今川領を攻略し、最後に木曾福島城を奪還するルートを取る。早いうちに木曾福島城を攻め落とすと、斎藤家と隣接することになり、その対処も考慮しなければならないためである。また、南方には銀山を有する駿府城があり、経済的安定を確保する意味でも好都合である。戦力再編中に百地三太夫に「不穏」を行わせ、先んじて敵の抵抗を弱めておきたい。
武田家の旧臣たちを登用し、彼らに充分な知行を与えていれば、林城と躑躅ヶ崎館の「強兵」属性と合わせ、今川軍に苦戦する要素は少ない。今川家攻略後は、「不穏」を使いにくい織田家、斎藤家と戦うことになるが、すでに力押しでどうとでもなるはずである。