基本データ

 初版発行  1992年11月15日  広告ブロック時用リンク
 ページ数  192ページ/0.1円  
 定価   1860円  
 執筆  
 飯間弘明
 怪兵隊
 光栄出版部
 与志田拓実
 
 イラスト  
 岸井勲
 木村彰秀
 
 総合評価  ★★★
 理解度  SFC版、PS版未クリア
 参考資料  「スーパーガイドブック
 
 
本書の構成

 ページ  タイトル  内容
 1  (総扉)  
 2~3  目次  
 4~16  テムジンからチンギス・ハーンへ  
 17~48  第一章 草原の狼  基本システム
 49~60  グラビア 狼たちの世界帝国  
 61~80  第二章 遙かなる大地  気候、商人
 81~96  第三章 夜の帳の中で  オルド
 97~128  第四章 世界征服への野望  兵科、文化圏
 129~160  ユーラシア戦場大事典  
 161~191  元朝秘史◎人物名鑑  
 192  奥付  
 各所  コラム  
 ―  (人物名評選  
 ―  (名言・迷言集  



備考

各項のリンクは、その詳細解説のページにつながる。また、各項のタイトル部分のリンクは、上述の表に戻るためのリンクである。なお、目次に掲載されていない項目については、( )をつけて便宜的な区分とした。
 
 
構成比率

 内容  ページ数  比率  主な構成要素
 システム  40  20%  第一章第二章第三章
 データ  33  17%  ユーラシア戦場大事典
 人物  31  16%  元朝秘史◎人物名鑑
 地勢  27  16%  第二章第四章
 読み物  26  13%  
 グラビア  24  12%  
 その他  11  5%  
 合計  192  99%  



備考

小数点未満は切り捨てたため、「比率」の合計は100%にならない。 『ジンギスカンハンドブック』に劣らず、ゲーム外の読み物部分が充実している。しかし、地勢面に関しては、詳細な解説がなくなり、味気ないデータの紹介に留まっている。

人物名鑑は、『ジンギスカンハンドブック』の「人物事典」に相当するが、姫以外の全人物の略歴とデータが紹介され、格段に情報的価値が増した。しかし、姫に関しては、「第三章 夜の帳の中で」で登場シナリオとデータが紹介されているだけに留まり、経歴などについては一切の情報が掲載されていない。

システム面では、オルドが複雑化したこともあり、それに一章が割かれているが、全体的なページ数は減少している。ただし、これは『ジンギスカンハンドブック』の方が、やや冗長であったこともあり、良い感じにシェイプアップされていると感じられる。
 
 
総合評価 ★★★

多くのデータを「スーパーガイドブック」から引用していることからも分かるように、本書のゲーム的な情報の密度はあまり高くない。一方、グラビアやコラム、歴史的背景の解説、人物事典など、歴史面に関する情報は充実しており、読み物としての価値はある。基本的には、ゲームの情報よりも、その背景の把握に向いた書籍という印象を受ける。