テムジンからチンギス・ハーンへ
概要
写真や絵画、書籍などからの引用文でモンゴル編の名場面を再現している。本書が出版された1992年は、映画『チンギス・ハーン』が公開されていたこともあり、多くの写真が引用されている。
文章は『元朝秘史(ゲームではなくモンゴルの叙事詩)』、『集史』などのほか、井上靖の『蒼き狼』、井上八蔵の『大成吉思汗』、ラーフ・フォックスの『ジンギスカン』などが引用されている。
本項の構成
ページ タイトル 4~5 (扉) 6~7 草原を駆ける-モンゴル騎兵軍団- 8~9 眼に炎あり、面に光ある子-テムジン- 10~11 面に光あり目に火ある少女-ボルテ- 12~13 知恵と能力に恵まれた大策士-ジャムカ- 14~15 クリルタイの招集 16 蒼き狼◎チンギス・ハーン
備考
タイトル部分の一部は「タイトル-人物名-」という構成になっているが、「眼に炎あり、面に光ある子-テムジン-」のところだけ、本来は「-」がない。上の表では、見栄えの問題から、便宜的に「-」をつけている。
知恵と能力に恵まれた大策士-ジャムカ-
13ページの下部には「マルコポーロ『東方見聞録』よりナイアンの処刑」と題された絵が掲載されている。このナイアンは、フビライ・ハーンに反逆して処刑された皇族であり、ジャムカとは一切関係がない。おそらく、毛布にくるまれたまま、馬に引きずり殺されるというモンゴルの貴人に対する処刑方法で殺されたことが共通しているため、引合いに出されたものと思われる。
グラビア 狼たちの世界帝国
概要
「テムジンからチンギス・ハーンへ」がモンゴル編の名場面集であるとすれば、こちらは世界編の名場面集である。それだけに内容は幅広い。モンゴル軍の遠征を中心にしつつも、東は日本の『平家物語』や『蒙古襲来絵詞』から西はイギリスの『ロビン・フッドの冒険』までを紹介し、本作のスケールの大きさを感じさせてくれる。
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本項の構成
ページ タイトル 内容 49 扉 サアディ―、13世紀 50 狼の子孫たち _ 51 金の滅亡 _ 52 ホラズム帝国の最期 _ 53 東欧遠征 _ 54 十字軍の遠征 _ 55 森の英雄ロビン・フッド _ 56~57 元帝国の繁栄 _ 58 平氏滅亡 _ 59 蒙古襲来 _ 60 落陽の帝国 _
備考
表のリンク先では、各項の注目点をまとめている。また、リンク先のタイトル部分のリンクは、上の表に戻るためのリンクである。
扉
本書の各項の扉には、詩の一句や警句などが引用されている。本項では、13世紀の詩人サアディ―の詩の一句が挿入されているが、彼はゲームにも登場している。また、52ページにも彼の詩の一句が引用されている。
十字軍の遠征
下段の文章を記したアル・アシールもシナリオ2およびユーザーシナリオの第18国(エジプト地方)の人材として本作に登場している。また、彼は『完史』の著者であるため、この文章も、そこからの引用であると思われる。