提督の決断2 提督の決断II 

 ハンドブック紹介

 

    提督の決断U ハンドブック 名言・迷言集  


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第一部 日米開戦の章

●貴様ラノ抜カス”ブシドー”トハ、無防備ノ相手ヲ殴ルコトナノカイ?
  ソノヨウナ卑劣ナ手段しか取レヌヨウナ武士ハ、
  直チニ正々堂々切腹シヤガレ!(23ページ)


 寄港中の艦隊は無防備となるため、一方的な攻撃を行える。やられた側からすれば、まさに真珠湾の米兵のごとく、見出しのような怒りに震えることになる。

 以下は余談であるが、語弊のある言い方をすれば、基本的に日本人は「無防備ノ相手ヲ殴ルコト」を好む傾向がある。それは神話の時代のスサノオとヤマタノオロチ、中世の源頼光と酒呑童子から戦国時代の数々の逸話を見ても明らかであると思われる。

 もちろん、そこには「弱い者」が「強い者」の隙を突いて一発逆転というカタルシスが必要であり、その逆は好まれない。よって、山内一豊が土佐郷士を相撲大会の名目で誘いだし、皆殺しにしたというような「無防備ノ相手ヲ殴ルコト」は持てはやされないのである。



●僕のかわいい「大和」や「武蔵」たちをフルに活用させるには、
  どうしたらいいでしょうか?(26ページ)


 本書が発行された1994年と、これを書いている2014年とでは、大きく印象が異なる言葉である。しかし、実のところ、それの指す意味自体はあまり変わらなかったりもする。



●くたばれ参謀総長!(27ページ)

 本作を一言で表現する、あまりにも秀逸なキャッチフレーズ。ライターもお気に入りらしく、「マスターブック」でも、「パワーアップキット」の「難易度設定」の解説において、「もう、『くたばれ参謀総長!』などと叫びながらリセットする必要もないぞ」と再登場させている。
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ミッドウェイ決戦!!

●史実で勝ったんだから絶対勝てる(81ページ)

 こう言われて、弟はアニキにミッドウェイ海戦のアメリカ軍を押し付けられた。史実的にもゲーム的にも、ほぼすべての条件が日本軍に有利なシナリオにおいて、進んで日本でプレイしようとするのも大人げない話である。



●弱小部隊を大兵力で叩きまくる、
  これぞ戦争SLGの快感なのだ!(84ページ)


 勝利を確信したアニキのセリフ。本作のショートシナリオは、短時間で勝負がつくから良いが、本作のキャンペーンシナリオも含め、長時間プレイすることになるSLGだと、中盤以降は、ほぼこの状態が続き、個人的には、快感どころか単調な作業の繰り返しである。

 基本的にはSLGの最大の課題の1つともいうべき問題であるが、これを解決できた作品は少ない。光栄のSLGならば、『水滸伝・天命の誓い』くらいしかないのではないかと思われる。
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第三部 作戦遂行の章

●むごい。そのひとことに尽きる(122ページ)

 シナリオ8「捷一号作戦」の日本軍の状況について。それでも、一応のシナリオ攻略は解説されており、クリア自体は不可能ではない。



●ここまで来ると、戦術うんぬんを語る必要はない(123ページ)

 シナリオ8「捷一号作戦」のアメリカの状況。上段の日本の状況と好一対をなしている。
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第四部 データ総覧の章

●敵の航空隊は輸送船を狙って空襲してくることが多いので、
  おとりとして艦隊に編入しておくのもよい。
  その場合、陸軍の嫌いな人は、陸軍師団を乗船させておくと、
  まさに一石二鳥だ(173ページ)


 あんまりな仕打ちであるが、気持ちは分からないでもない。特に委任状態にある艦隊が、勝手に陸軍師団の乗船を受けているのを見ると、そう思いたくもある。しかし、彼らを犬死させるくらいであれば、敵の上陸が予想される孤島の守備にでも回した方が良い。



●イカサマしてんじゃねぇ!(183ページ)

 無理に参謀総長を説き伏せようとすると、「拒否」カードを連発され、このような自体に陥る。しかし、カードの枚数が多い総理大臣や参謀総長を屈服させようとすること自体が愚作である。彼らの労力を注ぐくらいならば、カードの枚数が少なく、海軍に対する不満度(マスクデータ)も低い大蔵大臣や外務大臣を味方につけた方が得策である。



●左の甲板をぶたれたら、右の甲板を差し出しなさい(229ページ)

 本作では、潜水艦を除く艦船の耐久力が「艦首」、「艦尾」、「右舷」、「左舷」の4つに分かれている。そのため、海戦で片舷だけが損害を受けた場合、もう片方の舷をさらすことで、その場しのぎができる。もちろん元ネタは『新約聖書』の「左の頬をぶたれたら、右の頬を差し出しなさい」。厳密には「マタイによる福音書」からの引用である。
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