提督の決断2 提督の決断II 

 ハンドブック紹介

 

    提督の決断U ハンドブック 第三部  


●概要

 内容は簡略な歴史的背景と艦隊データ、艦隊分布図、日米の初期戦略。キャンペーンシナリオの3つは、その他に陸海軍の予備戦力と建造中の艦船、国力のデータがある。

 しかし、歴史的背景は第2部、各データについては第4部により詳細なデータがあり、やや中途半端な印象がある。また、艦隊分布図はゲーム画面をそのまま掲載しているが、艦隊の現在位置を示すラインがごちゃごちゃしており、はっきり言って分かりにくい。



日本軍は各艦隊がすでに臨戦態勢に入っており、
  宣戦布告さえされれば、すぐにでも作戦に取りかかれる(86ページ)


 本作では、宣戦布告前の攻撃は不可能であるため、真珠湾の悲劇を再現することはできない。ちなみに、『提督の決断V』では、宣戦布告前の攻撃も可能である。



史実では、連合艦隊の誇りを懸けた「大和特攻作戦」を、
  太平洋艦隊の兵士たちは、
  敬意を持って受けて立つつもりだったらしい。

  ところが、上層部がそれを許さず、
  結局航空機による空襲で「大和」は撃沈されてしまった(125ページ)


 作戦の総指揮をとっていたスプルーアンスは、大和を日本軍の直援が届かない南方に引き寄せた後、戦艦隊で大和を沈めるつもりであったらしい。しかし、大和を中核とする伊藤艦隊の進路が読み切れなかったこと、伊藤艦隊を監視していたミッチャーが攻撃を要請したことなどから、ミッチャーに攻撃を任せたと言われる。



●これらの戦力を眠らせたままで負けてしまうのはあまりに悔しい。
  運を天に任せて「配備」しよう(127ページ)。


 本作の「本土防衛作戦」および『提督の決断V』の「大和特攻」では、一度大和のいる艦隊を呉に戻し、呉の残存艦船を交えて艦隊を再編成するj手段が有効である(初代『提督の決断』は未プレイであるため不明)。

 しかし、史実では、それをする余裕もないほど、石油が枯渇した状態にあった。よって、この手法を史実に求めてはいけない。あくまでも、ゲームだからこそ実現できる手段なのである。
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