ハンドブック紹介

 

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   ウイニングポスト2Plus ハンドブック 3rd STAGE  
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基本データと本書の構成

●概要

 本作の各種データを紹介している。登場年度順になっている「スーパーホース能力一覧」以外は50音順となっており、 『ウイニングポスト ハンドブック』よりもはるかにデータを参照しやすい。また、データ的にも、調教師と中央騎手は能力がアルファベット4段階で示されるようになり、より内容は充実していると言える。

 ただし、『ウイニングポスト ハンドブック』では、それぞれのキャラクターのプロフィールが紹介されていたが、本書においてプロフィールが載っているのは種牡馬だけであり、読み物としての面白さは『ウイニングポスト ハンドブック』よりも低下している。また、相変わらず馬主のデータは一切掲載されていない。



●本項の構成

ページ タイトル 備考
65 ・扉 _
66〜69 調教師データリスト 120人
70〜77 中央騎手データリスト 300人
78〜112 種牡馬データリスト 103頭
114〜173 繁殖牝馬データリスト 1370頭
175〜190 スーパーホース能力一覧 180頭



●備考

 表のリンク先では、各項の注目点をまとめている。また、リンク先のタイトル部分のリンクは、上の表に戻るためのリンクである。
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調教師データリスト

●概要

 『ウイニングポスト ハンドブック』と比べると、「能力」の欄が目を引く。この「能力」は高いに越したことはないが、15ページの評を見ると、「能力」が低いとプレイヤーからの口出しを聞き入れやすくなっているというメリットがある。

 また、調教師の引退年と、データを引き継ぐ騎手のデータも掲載されているが、後継者がいる分、騎手の引退年よりは気にする必要性の低いデータであると言える。
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中央騎手データリスト

●概要

 「調教師データリスト」同じく、「能力」欄の追加は、本項のデータ的価値を高めている。さらに、騎手の場合はデビュー年と引退年が「調教師データリスト」よりも重要な要素となる。騎手は調教師と違い、引退者と新人の間で能力の引継ぎがないため、優秀な騎手も引退してしまえばそれまでであり、その場合は新たに有力な騎手を探さなくてはならないためである。
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種牡馬データリスト

●概要

 データは『ウイニングポスト ハンドブック』とあまり変わらない。しかし、「馬齢」が表記されている点は大きい。種牡馬は本書のキャラクター中唯一プロフィールが掲載されており、なかなか楽しい。これについては別項を設けて、特に印象に残ったものを抜粋した。
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繁殖牝馬データリスト

●概要

 繁殖牝馬のデータは114〜144ページまでが評価額5000万円以上、145〜173ページまでが評価額5000万円未満に分かれており、血統表は評価額5000万円以上の繁殖馬にのみ掲載されている。繁殖牝馬の数が1370頭におよぶことを考慮すれば、ページ数を節約するための英断であると言える。
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スーパーホース能力一覧

●概要

 スーパーホースのデータを登場年代順にまとめている。データは馬の競争能力を中心にまとめられており、これらの競走馬がゲームでは敵に回ることを考慮するならば、ゲーム上の有用性を求めた結果であると言える。その中には一般公募から選ばれた名前もあり、いくつか興味深いものを別項に示した。
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