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基本データと本書の構成
●概要
基本システムを解説する項目である。ページ数は少ないが、意外と情報の密度は濃い。図表を多用し、データを見やすくしている面も評価することができる。
●本項の構成
●備考
表のリンク先では、各項の注目点をまとめている。また、リンク先のタイトル部分のリンクは、上の表に戻るためのリンクである。
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馬主生活のスタート
●『Winning Post2 Plus』とは?(10ページ)
『Winning Post2』シリーズはスーパーファミコンの『Winning Post2』を原型としており、それにさまざまな要素を追加してパソコンに移植したものが『Winning
Post2 Plus』なのである。よって、厳密にはパソコン版『Winning Post2』は存在せず、「ハンドブック」も『Winning Post2
Plus』だけなのである。
●自分に合う秘書を選ぶ(10ページ)
11〜13ページでは、それぞれが自己紹介をするという体裁で6人の秘書のプロフィールを掲載している。顔見知りの調教師と馬主は表で示されていて見やすいが、「知り合える馬主の上限」は文中に埋もれてしまっている。
なお、「知り合える馬主の上限」自体は不変であるが、15ページによると、「誕生日イベント」で知り合える馬主は、この上限にカウントされない。そのため、このイベントを利用することで、「知り合える馬主の上限」を超えた馬主と知り合うことができる。
●最初に購入する馬(14ページ)
最初に購入できる馬は、それぞれ12の種牡馬と繁殖牝馬の組み合わせからランダムに産み出されたものである。種牡馬と繁殖牝馬は表で示されているが、本書では、その中から種牡馬のリアルシャダイ、ニホンピロウイナー、マルゼンスキー、繁殖牝馬のジャストホース、スノーサンライズ、ヘイザンテネシーの組み合わせを推奨している。
その他の事例としては、牝馬の方が高く売ることができるため、資金源になりやすい点、初期の中距離レースには強い馬が多いため、短距離馬の方が良い点などを紹介している。
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平日の過ごし方
●馬主経験値を上げる(15ページ)
本書では、経験値と行動の関係が一覧表で表されている。出走およびローテーションへの介入については、調教師の性格のほか、調教師の能力のランクも影響を及ぼす。ランクが低いほど、必要な経験値も少なくて済むのである。このランクについては、本書の66〜69ページ、「調教師データリスト」で確認することができる。
●友好度を上げる(15ページ)
この項で触れられているのは、馬主と牧場だけである。いずれも訪問と交渉によって「友好度」が上昇、それによって馬主の場合は取引が可能となり、牧場の場合は幼駒の値引きが行われるようになる。
なお、馬主はレースで所有馬が勝利した場合や、馬主の紹介で知遇が増えていく。これらによって得られる知人の数は、秘書ごとに固定されている。牧場に関しては、牧場を持っている馬主からの紹介か、放牧に出すことで知り合うことができるようである。また、34ページによると、種牡馬のいる牧場では、その牧場の産駒をセリ市で購入することで知り合うことができるという。
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ローテーション
●ローテーション表(20〜32ページ)
本書には9つのローテーション表が掲載されている。いずれも解説が附属しており、代替が可能なレースの情報なども掲載されている。『ウイニングポスト ハンドブック』に比べると、非常に丁寧で分かりやすくなっていると思われる。
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牧場経営法
●牧場解説から拡張まで(33ページ)
2段階目の拡張イベントでは、トラックの長さや坂路の設置を決めることができる。このイベントは一度しか起こらないため、後で設備を改善するということはできないようである。ちなみに、牧場の運営費は、規模に応じた固定費用に加え、所有馬(種牡馬、繁殖牝馬、幼駒)1頭につき50万が加算される。
●オーナーブリーダーの仕事(34ページ)
牧場解説後にできるごとの流れを3つのコンテンツから解説している。「繁殖牝馬を選ぶ」によると、「ミホシンザンを父に持つ繁殖牝馬は、能力の高い仔を産む可能性が高いらしい」とのこと。ただし、ミホシンザンだけがクローズアップされている理由は不明である。
また、「繋養頭数を決める」によると、仔馬を売却する場合は、「馬主と庭先取引をするよりもセリ市に出すほうが高く売れる」という。細かいことであるが、特に序盤では有益な情報ではあると思われる。
●配合大研究(36ページ)
1つの血統が隆盛を極めると、その血統の馬ばかりとなって近親配合が多くなる。そのため、配合は他の血統に流れ、「一度栄えた系統は必ず衰える」ことになる。ここでは、繁栄を極める血統としてノーザンダンサー系を上げ、「頂点を超えて衰亡に向かう過渡期」としている。
事実、ノーザンダンサーは1990年から2006年まで17年連続で「リーディングブルードメアサイアー」の座にあったが、2007年からはサンデーサイレンスが7年連続で「リーディングブルードメアサイアー」となっている。本書の刊行が1996年であることからすると少し早いことになるが、その指摘は正しいようである。
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Plusの愉しみ
●対戦レースの勧め(38ページ)
対戦のために競走馬を登録する際には、ベストコンディションの状態を待った方が良いようである。また、プレイヤーの所有馬以外の馬も登録することができるため、これを利用して先のレースの結果をシミュレートするという「少々不純な楽しみ方」も紹介している。
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