ハンドブック紹介

 

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   ウイニングポスト ハンドブック 名言・迷言集  
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基本データ

●概要


 ここには、個人的に本書内で印象に残ったフレーズや言い回しをまとめた。ただし、第五章繁殖馬の評価については、量が多いこともあり、「牝馬名評選」として独立させた。



●本項の構成

第三章 第五章



●備考

 リンク先では、各項の注目点をまとめている。また、リンク先のタイトル部分のリンクは、上記の「本項の構成」に戻るためのリンクである。
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第三章

●なぜいつまでたっても王子様は現れないのでしょうか。わたしが男だから?いや、そんなはずはない。世界のどこかにはきっとモーホの王子様だっているに違いない……(66ページ)

 「毛色にこだわりたい」の白馬生産の前フリ。全体的に文面は乙女チックであるが、見出しのとおり、その主体は「男」である。



●そして有馬のねえちゃんにはプレゼントのお返しとしてオレ様の○○○を○○○してポポポーンと、さあどうだぁ!(68ページ)

 「血統にこだわりたい」より。伏字は原文のまま。ゲーム開始時に競走馬を2頭プレゼントしてくれる有馬桜子に対する「弟(桜子のではない。この項は兄弟の対話形式で話が進む)」のリビドーの表れである。ちなみに、『ウイニングポスト8』では登場人物と結婚することができるため、桜子と実際に「○○○を○○○してポポポーン」することができるようである。



●馬券を当てりゃ何でもいい馬だよ(74ページ)

 「馬券にこだわりたい@」より。正論過ぎて言うべきことはない。



●信じる者は救われるって言うけどね、勝夫がすくわれてるのはいつも足元ばかりじゃない(75ページ)

 「馬券にこだわりたい@」より。暗号を読み解いてレースに勝とうとする彼氏(近藤勝夫)に対する堅実良美のツッコミ。ちなみに、暗号からはサードステージの勝利を読み解くが、サードステージは2着に終わった。

 ちなみに、1位はユーエスエスケープである。本書64ページでは、サードステージについて「データも一番高く設定したのに、なぜかユーエスエスケープに負けてしまうことが多い」と言われているが、まさにその通りの結果となっている。



●その最たるものは、あのマチカネ一族であろう。マチカネコンニチハやマチカネデッチドンなど、それらは従来の馬名美学に反するかのごとく、縦横無尽に競馬世界を駆けずり回ってきた(78ページ)

 「冠名にこだわりたい」より。ここでは「マチカネ」が「変な冠名」の一例として挙げられている。ちなみに、「マチカネ」は、馬主の細川益男の母校である旧制浪速高等学校の所在地「待兼山」に由来する。



●そしていま、最も話題を集めているのは口にするのもはばかられるコウマン軍団であるチェリーコウマン、コウマンサウンドなど、そこには倫理や宗教に対抗するかのごとき大胆なネーミング(注:コウマンとは馬主の名前らしいのですが)は、一部の関東人に熱狂的に受け入れられた(78ページ)

 「冠名にこだわりたい」より。「マチカネ」に続く「変な馬名」として「コウマン」が挙げられる。ちなみに、注釈のとおり、「コウマン」は馬主の「(有)弘馬」に由来する。なお、一部文章のつながりにおかしいと思われるところはあるが、原文のままである。



●これぞ、私が求めていた真実の言葉だ!(79ページ)

 2時間かけて「冠名」を悩んだ後、「ホンマニ」という言葉が頭をよぎったことに対する喜びの声。「ホンマニ」は「馬に対する夢を表現する言葉、いつまでも可能性を秘めた言葉」であるという。



●ここは、関西地名シリーズでいくしかない(79ページ)

 「ホンマニ」が関西弁なのだから、馬名も関西地名で行こうという決意の表れ。その結果誕生したのが、ホンマニウメダ、ホンマニナンバ、ホンマニテンノウジといった「ホンマニ」軍団である。
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第五章

●ダービージョッキーでありながら、なぜか能力が不当に低く評価されているような気がするが、どうだろうか(92ページ)

 加納和嘉に対するコメント。モデルは加藤和宏。「能力が不当に低く評価されている」というが、書籍で「能力」を確認することはできない。あえて言うならば、「経験値」の低さに「能力」を見ることができる。



通称ローカル男。そんな地味なイメージをいまだに拭いきれないのがなんとも……(96ページ)

 安谷隆幸に対するコメント。モデルは安田隆行。「ローカル男」の名は、彼が小倉競馬場を中心に活躍したことによるものであると思われるが、トウカイテイオーの初レースから連戦連勝を続けて2冠を達成したのも彼である。そのことを思えば、とてもではないが、「地味」などとは言えないように思われる。
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