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      基本データ 
       
      ●概要 
       
       第五章16〜80ページの「繁殖牝馬」の短評のうち、特に印象に残ったものを列挙した。コメントは基本的に原文のままであるが、評価額や能力値に言及している場合は、必要に応じて( )欄で補足している。 
       
       文章冒頭の「H」は「ハンドブック(Hand book)」の解説唐の引用、個人的的見解(personal view)については冒頭に「P」の字を置いて区別した。また、場合に応じて「スーパーガイドブック(Surer Guide Book)」の文章を引用しているが、これには「S」を冒頭部につけている。 
       
       なお、ゲーム中の馬のモデルの比定については、「JBISサーチ」のデータを参照した。しかし、その比定に誤りがあるとすれば、当サイトの責任である。情報の誤りや問題点については、こちらにご連絡いただきたい。 
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      本項の構成 
       
      
       
       
       
      ●備考 
       
       表の馬名は50音順であるが、リンク先の馬名はページ数順となっている。また、表内の「P」は、該当するページ数を表す。なお、リンク先のタイトル部分のリンクは、上の表に戻るためのリンクである。 
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      ●ロンリーチャップ(17ページ) 
       
      H惜しい。ロンリーチャンプならば「孤独な勝者」というかっこいい意味の名前になったのに……。そのせいかどうか、データ的に平凡な肌馬である。せっかくの名門の血(父ブレベストローマン)が泣いているぞ。 
       
       
       
      P「惜しい」が能力などではなく、名前のことなのが良い感じである。モデルはマルブツロンリー。「母の母の母」が「第二スターカップ」という変な名前であるが、これで正しいらしい。コンシューマ版でも「ロンリーチャップ」の名で登場している。 
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      ●アシストキャスター(20ページ) 
       
      H父親の名前(ノーザンテースト)には惹かれるものがあるが、結局はそれだけしかないのか?頑丈度(A)は誇れるので、故障覚悟のスパルタ調教で大成を図るのもいい。長所を生かすような配合をこころがけよう。 
       
       
       
      Pモデルはメインキャスター。コンシューマ版では実名で登場する。 
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      ●マジックスター(24ページ) 
       
      H無限の可能性を秘めた良血馬である。250頭いる肌馬の中で、1億を超える評価額の馬はわずか3頭しかいないのだ。肌馬最高を誇る潜在能力(A)が、産駒に受け継がれるのを楽しみにしよう。 
       
       
       
      Pモデルはマジックナイト。コンシューマ版では実名で登場する。ちなみに、評価額1億を超える繁殖牝馬は、このマジックスター(1.05億円)のほか、ホーレッグズ(1.2億円)、ウルトラビューティ(1.13億円)、メイジシモーヌ(1.11億円)など4頭がいる。 
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      ●パラスアテナ(27ページ) 
       
      Hこのネーミングセンスには思わずニヤリとしてしまうのだが……。もう少しスピードの評価(B)が高ければ、優秀なスプリンターを期待できるのに。評価額(1200万)から考えれば、お手軽牝馬といえなくもない。 
       
       
       
      Pキャロルハウスとマロングラッセ(ゲーム中ではクリキントン)の産駒であるがモデルは不明。コンシューマ版には登場していないようである。 
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      ●カルーアミルク(31ページ) 
       
      H瞬発力の低さには目頭が熱くなってしまう……。それにもかかわらず評価額が高い(5000万)。やはり潜在能力と頑丈度の高さが評価されているのだろうか。それでもあまり大きな期待はできそうもない。 
       
       
       
      Pヘクタープロテクタとシャダイカグラ(ゲーム中ではサライミコ)の産駒であるがモデルは不明。コンシューマ版には登場していないようである。 
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      ●テスコポット(31ページ) 
       
      H「名牝に名馬なし」と言われるが、「駄馬に名馬なし」もまた事実。テスコポットについては後者が当てはまりそうである。配合について考えると、夜も眠れなくなってしまう。 
       
       
       
      Pモデルはポットテスコレディ。データ的には「潜在」は「C」、他は「B」。コンシューマ版でもテスコポットのままである。 
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      ●サンドビックリ(34ページ) 
       
      Hなんとびっくり!などと軽くダジャレをカマしてしまうほど、意外性の女。おそらく「悪馬場でのみ不敗を誇るステイヤー」といった、すさまじくクセのある産駒が期待できる。 
       
       
       
      Pモデルはサンドピアリス。「砂の貴婦人」を意味する英名が「三度びっくり」という日本語になってしまうのが妙である。コンシューマ版でも「サンドビックリ」の名で登場する。 
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      ●スイートチューン(35ページ) 
       
      H平均、平凡、平穏という3Hの能力には思わず笑ってしまう……。だが、理想の競走馬を得るためには最も適した肌馬かもしれない。さまざまなタイプの産駒が期待できる。 
       
       
       
      Pモデルはスイートミトゥーナ。コンシューマ版でも「スイートチューン」の名で登場する。「スーパーガイドブック」には「何もかも平均的でこれといった特徴はない」と書かれているが、実際には「頑丈」が最低クラスであり、能力的には平均以下である。 
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      ●ミニートレビアン(39ページ) 
       
      Hせめて瞬発力がもう1ランク上だったらトレビアンだったのだが、この評価では、しょせんはミニ(小粒)というところか。ただ、気長に育てるつもりがあるなら、産駒は期待できる。 
       
       
       
      Pトレボロとサマンサトウショウ(ゲーム中ではサマンサウィッチー)の産駒であるがモデルは不明。コンシューマ版には登場していないようである。 
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      ●チチカカ(40ページ) 
       
      Hスプリンターとして優れた良血馬でありながら、なぜにこの程度の評価額(1500万)しかつけられなかったのか不思議だ。まさか調教師が変死したとか騎手が次々に事故に遭うとか……?お勧めの一頭。 
       
       
       
      Pレインボウクエストとデザートヴィクスンの産駒であるがモデルは不明。本書の評価は高いが、コンシューマ版には登場していないようである。 
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      ●リンシャンカイホー(44ページ) 
       
      Hとにかく、スピード、瞬発力、スタミナのいずれにも優れた点が見当たらない……。これでは、よほどの天才種牡馬と配合しない限り、産駒には見るべきものがないだろう。 
       
       
       
      Pモデルは、おそらくテンザンハゴロモ。コンシューマ版でも「リンシャンカイホー」の名で登場する。 
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      ●サイドピーポー(46ページ) 
       
      H『ウイニングポスト』では同年齢の仔馬は10頭までしか持つことができない。つまり、当歳馬と2歳馬合わせて20頭の産駒しか持つことができないのである。その点から考えるとこの産駒は……? 
       
       
       
      Pモデルはサンドピープル。解説は遠まわしに本馬が無価値であることを言っているが、むしろ産駒の限界数が明らかにされていることの方が重要である。コンシューマ版でも「サイドピーポー」のまま登場する。 
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      ●シオンリーガル(48ページ) 
       
      H安い(500万)、高齢(15歳)、スズメの涙ほどにしかない瞬発力(C)。いくらスタミナが高いとはいえ、これではたいした産駒は望めそうにない。その上神経質ときては、目も当てられない。 
       
       
       
      S静観が無難だろう。安さは魅力だが、それも買う材料があってのこと。もうすぐ繁殖生活も終えることだし、そっとしておいてあげよう。 
       
       
       
      Pモデルはシヨノリーガル。年齢は「ハンドブック」には記載されていないため、「スーパーガイドブック」の106ページを参考にしている。そのおまけとして「スーパーガイドブック」の無情な評価も併記しておいた。ちなみにコンシューマ版でも「シオンリーガル」の名で登場する。 
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      ●アンデスロマンス(51ページ) 
       
      Hあまりにも能力が低すぎる……。ただ、評価額が低い(500万)ので、資金に余裕ができたら産駒を何頭化買ってみるのもいいだろう。期待しない分、好きなタイプに変えることができるのだから。 
       
       
       
      Sのきなみ能力が低く、繁殖牝馬としては平均点。いくら安くても、サラブレッドは走らなければ……と思う人は手を出さないのが無難だろう。 
       
       
       
      Pモデルはシンエイロマンス。コンシューマ版でも同名で登場する。「スーパーガイドブック」の97ページの紹介分も併記しておく。 
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      ●ビーフェイマス(53ページ) 
       
      H潜在能力はほとんどない。全体的に能力が低いので期待をするだけムダ。評価額も500万と最低クラス。ここまで低いと、産駒がどうなるかが逆に楽しみ。案外、この血統から天才馬が出るかも。 
       
       
       
      Pアレミロードとヤグラステラ(ゲーム中ではヤギリステラ)の産駒であるがモデルは不明。コンシューマ版には登場しない。 
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      ●ロングロングレディ(53ページ) 
       
      Hなんかよくわからない名前の肌馬。能力的には高いものがあるので、ステイヤーとして育てるのであれば、お勧めである。気が強い点(気性「×」)に問題はあるが、そこは種牡馬の能力で補うとしよう。 
       
       
       
      Pモデルはストロングレディー。名前はモデルの「ロングレディ」の部分のもじりである。コンシューマ版でも「ロングロングレディ」の名前で登場する。 
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      ●ロリーポップ(60ページ) 
       
      H飛び跳ねそうな名前の肌馬。この名前が悪いのかは知らないが、能力的にあまりいいものは持っていない。唯一道悪に強い(道悪「◎」)ことだけが取柄。評価額は1300万と能力の割には高め。 
       
       
       
      Pダイナガリバーとアラホウトク(ゲーム中ではエルホウトク)の産駒。モデルは不明。コンシューマ版には登場しない。 
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      ●メイジシモーヌ(62ページ) 
       
      Hシモーヌと聞くと「黒いチューリップ」を連想してしまう……。いや、そんなことはどうでもいい。肌馬中最高の評価額にに見合う能力を持ち、潜在能力、スピード、瞬発力がすべて揃った超良血馬だ。 
       
       
       
      Pモデルはメイジラモーヌ。「シモーヌ」と「黒いチューリップ」の組み合わせはアニメの『ラ・セーヌの星』であると思われる。「最高の評価額」とあるが、実際にはホーレッグズの1.2億円が最高額である(メイジシモーヌは1.11億円。ウルトラビューティの1.13億円に続く第3位である)。コンシューマ版でも「メイジシモーヌ」の名で登場する。 
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      ●メイジキンバリー(64ページ) 
       
      Hまさに奇跡の宝箱である。初期に受胎しているメジロマックイーンの仔は超目玉品。セリ市にて、ぜひとも購入すべし。きっと、あなたに奇跡を見せてくれるはず。お勧め度は特Aクラスだ。 
       
       
       
      Pモデルは父母からサンエムジョイナーであると思われるが、名前がかけ離れすぎているため、確信は持てない。良く読むと、凄いのはメイジキンバリー自身ではなく、産駒であることが分かる。なぜならば、この産駒はスーパーホースだからである。 
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      ●シムスマイル(67ページ) 
       
      H低い潜在能力に神経質な気性。500万という評価額も、悲しい気がする。これだけ問題が多いと、どうやって優秀な産駒をつくりだすかという血統的興味もわいてくる。 
       
       
       
      Pモデルは血統からトマムバカンザであると思われる。ちなみに、コンシューマ版にも同名で登場する。 
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      ●アップルシード(69ページ) 
       
      H感動的なまでの良血馬。肌馬の中でも屈指の瞬発力(A)と恵まれたスピード。気性の難しさ(×)さえなければ、7800万円という評価額でさえ安く思えるであろう。馬齢が高い(14歳)ので、産駒は積極的にチェックだ。 
       
       
       
      Pミスタープロスペクターとビッグアップルの産駒。ビッグアップルの経歴が分からないため、この馬のモデルは不明である。コンシューマ版でも同名で登場している。 
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      ●ウエストプリンセス(69ページ) 
       
      Hとてつもなく臆病な肌馬(気性「◎」)である。やや高めのスタミナ以外(B)は特筆すべき点がみあたらず、産駒も活躍しそうにない。500万という評価額を見て「なるほど」と納得できるのが悲しい。 
       
       
       
      Pターゴワイスとビクトリアクラウンの産駒。モデルは不明。コンシューマ版でも同名で登場する。 
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      ●キスミープリーズ(73ページ) 
       
      H道悪にこそ弱い(×)ものの、かなりの良血馬だ。ズバリお勧め度はAクラス。ちなみに、松尾牧場まで彼女と行って、「あの馬何て名前だっけ?」などとタワけたことは言わないように。 
       
       
       
      Pトウショウボーイとノトパーソ(ゲームではアウトパーソ)の産駒。モデルは不明。コンシューマ版にも同名で登場する。 
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      ●ヘイザンリゲイン(74ページ) 
       
      H24時間戦えそうな馬名だが、そのわりにはスタミナは大したことない(C)。まあ、名前にこだわっても意味はないのだが……。どうせなら「名は体を表す」ほうがわかりやすい。 
       
       
       
      Pモデルはエイシンリゲイン。「24時間戦えそうな馬名」というのは、栄養ドリンク「リゲイン」のCMのキャッチコピー、「24時間戦えますか」が元ネタ。コンシューマ版には登場しない。 
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      ●ヘイザンポリシー(74ページ) 
       
      H卓越したスタミナ(A)と頑丈度(B)には驚かされるが、あまりに低い潜在能力(C)と瞬発力(C)にはもっと驚かされる。これぐらい両極端だと、どのような産駒が出てくるか楽しみだ。 
       
       
       
      Pモデルはヒロポリシー。コンシューマ版では「ヘイザンポリシー」として登場する。 
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      ●キャニオンバーサス(76ページ) 
       
      H気性のデータ(◎)を見て思わず頭を抱えてしまった。能力的には優れているわけでもなく、かといって劣っているわけでもないのだが……。とにかく臆病な気性は問題がある 
       
      Pモデルはおそらくバーサスガール。コンシューマ版でも「キャニオンバーサス」として登場する。なお、「気性」を「「◎」と書くとよさげであるが、本作では「臆病」を表す記号になっている。 
       
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