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      基本データと本書の構成 
       
      ●概要 
       
       本章では、「相性の良さ」、インブリード、影響力などの配合理論を紹介した後、後半で実践を行う。しかし、「相性の良さ」において重要となる「多重相性配合」、「超多重相性配合」、「相性のトライアングル」と言った要素が提示されていないため、今となっては情報的価値は低いものとなっている。 
       
       
       
      ●本項の構成 
       
      
       
       
       
      ●各種図表 
       
      
        
          
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            タイトル | 
           
          
            | 54 | 
            ・系統一覧表 | 
           
          
            | 55 | 
            ・系統別相性表 | 
           
          
            | 61 | 
            ・牧場長配合[丈夫さ重視] | 
           
          
            | ・秘書配合[距離適性重視] | 
           
          
            | ・顧問配合[血統重視] | 
           
        
       
       
       
       
      ●備考 
       
       表のリンク先では、各項の注目点をまとめている。また、リンク先のタイトル部分のリンクは、上の表に戻るためのリンクである。 
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      『WP3』の血統論 
       
      ●相性の良い配合が基本だ(48ページ) 
       
       現実世界における「ニックス」に近い概念であるが、『ウイニングポスト4 ハンドブック 上』によると、「ニックス」が「馬同士」の相性の良さに注目するのに対し、「相性の良い配合」の場合は、「馬の系統」の相性に注目する点が異なるという。そのためか、「相性の良い配合」は、実際のニックスの組み合わせと必ずしも同一というわけではない。 
       
       また、「相性の良い配合」は、「父」と「母の父」の組み合わせが基本であり、本書では、この基本についてしか言及されていないが、実際には「父」と「母の父」の組み合わせに「母の母の父」を加えた「多重相性配合」、さらに「母の母の母の父」を加える「超多重相性配合」がある。これが本書の時点で明らかにされていないのは、本書の欠陥の1つである。 
       
       
       
      ●相性の良さの検討(49ページ) 
       
       28種類の系統のうち、ヘイルトゥリーズン系は8種類の系統と相性が良い。よって単なる「相性の良い配合」のみならず、「多重相性配合」や「超多重相性配合」も発生しやすい。問題点は、「神の見えざる手」の補正が発生しやすいことくらいであると思われる。 
       
       
       
      ●インブリードの明と暗(50ページ) 
       
       本作のインブリードは、系統の特徴を強化することができるが、健康面に悪影響を及ぼす。しかし、本書では解説されていないが、「爆発5要素」と呼ばれる能力上昇要素の1つに組み込まれており、強い馬を作るためには、避けて通ることができない道のようである。 
       
       
       
      ●系統別相性表(55ページ) 
       
       表の下部の注釈に「相性の良さには、それぞれレベルがあります」とある。これに対する詳細は、本書だけでなく「マスターブック」や「大事典」にも解説はなく、その実情は不明である。 
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      血統を構築しよう 
       
      ●基本的な理論(57ページ) 
       
       解説にもあるように、最初の繁殖牝馬から産まれてくる産駒には、3頭目まで能力的なボーナスが与えられる。なお、本書では解説されていないが、ボーナスは1頭目が最も多く、後のものほど少なくなる傾向がある。そのため、こちらでも触れているが、1頭目は最初からやり直してでも牡馬を作り、これを種牡場にして血統を繋げていくのが効率的なようである。 
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