ハンドブック紹介

 

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   幕末志士伝 ハンドブック 第五章  
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基本データ

●概要

 人物のデータ集であるが、「志士FILE」と比較するとかけている情報も多い。



●本項の構成

ページ タイトル 内容
129 ・吉田松陰幽因旧宅 ・扉
130〜155 人物データ総覧 _
156〜157 幕末志士伝データランキング _



●備考

 表のリンク先では、各項の注目点をまとめている。また、リンク先のタイトル部分のリンクは、上の表に戻るためのリンクである。
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人物データ総覧

概要

 本作に登場する524人の人物のデータを掲載している。「志士FILE」と比較すると、「体力」、「身体」、「粋」、「酒量」、「戦闘経験」などのデータは省略されており、「知名度」も実数ではなく、ある程度の数値の区切りをアルファベットで表現したものになっている。
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幕末志士伝データランキング

●概要

 「精神力」、「剣技」、「魅力」、「弁舌」、「学力」の5つの能力と、その総合値である「五種総合」の上位約20人を紹介している。全体的には先進的な開国主義者か、後に開国主義者に転じた人物が多い中、異彩を放つのが3位の清河八郎と6位の武市半平太である。



意外な人物

 本作における総合値のトップは勝海舟であるが、これは個人的には納得できる。彼の「学力」は蘭学塾を開けるレベルに達しており、「剣技」は直心影流の免許皆伝、「魅力」と「弁舌」も、江戸城の無血開城を考慮すれば、高くてしかるべきものであることは間違いないためである。

 2位の徳川慶喜も、意外と言えば意外な人物であるが、近代化に対する積極性や、大政奉還を受け入れ、以降の屈辱的な扱いを忍従して主戦派を抑えた点などは、「魅力」、「弁舌」、「学力」の高さとして評価することができる。ただ、「魅力」は少し低く、逆に「鳥羽伏見の戦い」の撤収を見ると、「精神力」は高めな印象がある。

 個人的に意外すぎるのが、3位は清河八郎である。彼には「失敗したペテン師」のイメージしかなかったためであるが、冷静に見れば、「剣技」は北辰一刀流免許皆伝、「学力」も私塾を開くレベルにある。浪士隊編成のやりとりも、そこに至るまでの経緯を見れば「弁舌」の高さは評価されてしかるべきである。

 また、討幕運動の先端を切った人物としても、その歴史的意義は大きいと言えるが、それでも、彼よりも総合的に優れた人物はいくらでもでもいるという印象はぬぐえない。



●「七種総合」の場合

 前述のとおり、本書には「体力」と「身体」のデータは掲載されていないが、「志士FILE」の各人物のデータは、「五種総合」の5つのデータに、この2つのデータを加えた7つのデータが掲載されている。この7種のデータの総合を見た場合、5種の順位とは大きく結果が異なってくる。

 例えば上記の5種ベスト3の3人の場合、7種ならば勝は「1130」、慶喜は「1154」、清川は「1162」となり、完全に上下が逆転してしまう。ならば、清川がトップになるのかと言えば、5種では6位の武市が「1165」、9位の桂小五郎が「1167」となり、桂がトップと言うことになってしまうのである。
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