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 ハンドブック紹介

 

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   ウイニングポスト4 ハンドブック 上 第1章  
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基本データと本書の構成

●概要

 本章では、リプレイによる基本的なゲームの進展を紹介した後、システムの解説を行う。『ウイニングポスト3ハンドブック』と比べると、「多重相性配合」と「超多重相性配合」が掲載されている点は評価することができる。

 しかし、新しく登場した「笑っちゃう配合」は効果をぼかし、「血脈活性化配合」に至っては、この時点でまだ発売されていない「マスターブック」での掲載をほのめかすというのは、どうにも好きになれない。この時点で、そういったものがあることを紹介しているのであれば、本書の時点で公開してほしいものである。



●本項の構成

ページ タイトル
14〜15 ・(目次)
16〜39 実録エンディングまでの道
40〜41 配合・生産の流れ
42〜43 ・能力の構成要素
44〜51 ・「相性の良い配合」で素質アップ
52〜53 「インブリード」に隠された効果
54〜58 影響力の3要素
59〜61 まだまだあるぞ!配合理論&テクニック集
62〜64 ・配合理論・応用と実践



●各種図表

ページ タイトル
46〜47 ・「相性の良い配合」を極めるための「系統別相性表」
55 ・表1 「影響力・強」の系統
・表2 「影響力・弱」の系統
・表3 「スピード特性」を持つ系統
・表4 「スタミナ特性」を持つ系統
・表5 「母父として優秀」な系統



●備考

 表のリンク先では、各項の注目点をまとめている。また、リンク先のタイトル部分のリンクは、下表に戻るためのリンクである。
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実録エンディングまでの道

●概要

 本作のスタートから一応のエンディングまでを、リプレイ形式で追う。



●馬の仕草からわかることは?(17ページ)

 前作に引き続き、本作でも馬に餌を与えることができる。前作では直接的な意味のない息抜き的なコマンドであったが、本作では、馬の仕草が「気性」を判断する材料になるらしい。



●クラブオーナーの社長には誰を選べばいいか?(30ページ)

 クラブオーナーの社長の候補は、有馬桜子、宝塚菊夫、栗原美穂、結城江奈の4人である。いずれも前作や前々作の登場人物であり、秘書や顧問としての能力には格差があったが、クラブオーナーの社長としては、能力は変わらないらしい。また、5年たてば社長を交代させることもできるため、深く悩む必要はないようである。

 ただし、「ハイパーガイドブック」によると、栗原美穂が社長だと、毎年1月に有力な新人騎手を紹介するイベントが起こらなくなる。もっとも、現状では、このイベントがパソコン版にも導入されているかどうかは不明である。



●グラフィックから強い馬を見抜くことができるか?(32ページ)

 幼駒の胴の長さは距離適性、太さは理想体重の目安になるが、能力そのものを読み取ることはできない。幼駒の能力については、本書の「幼駒コメント徹底解剖(78〜83ページ)」にもあるように、牧場長のコメントが判断材料となる。

 ちなみに、『ウイニングポスト2』では、グラフィックからスーパーホースの資質を見抜くことができた。本書の注釈も、これを踏まえたものであると思われる。



●主な称号一覧表(37ページ)

 本作に登場する称号を10種類だけ紹介している。しかし、この10種類も、称号名だけで取得条件などは掲載されていない。これも「マスターブック」の86〜87ページに一覧表が掲載されている。
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配合・生産の流れ

●『WP4』に登場する配合理論(41ページ)

 本作の12種類の配合理論の概要を表でまとめている。見やすい点は評価できるが、「流行血統配合」と「血脈活性配合」の「内容」は「現在のところ詳細は不明」となっている。

 このうち、「流行血統配合」は、本書61ページで紹介されている。これによると、「同じ子系統に素質の高い優秀な種牡馬が多い場合」に産駒の素質がダウンするというものである。この表で「内容」が紹介されている「支配血統配合」と併せて、反映している系統にはリスクがあるということになる。

 一方、「血脈活性配合」は、本書では解説されておらず、61ページでは「真相究明は『マスターブック』まで待ってほしい」と書かれている。同ページには、この配合は「超多重相性に匹敵する効果を秘めている」とあり、それだけ重要な情報を後出しにしているということでもある。これでは、本書の内容が不充分であると公言しているようなものであり、本書を定価で買った人間は、怒っても良いと思われる。
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「インブリード」に隠された効果

●「隠された効果」は解明されない

 インブリードは、「インブリード対象となる祖先の系統特性が産駒に色濃く伝わる」ものである。これは前作も同様であるが、さらに本作では、「インブリードの効果がこれまで以上に細分化され、産駒への影響もはっきりと表れるようになった」という。

 しかし、それがどのようなものであるかは、本書では解説されていない。「『スピードやスタミナ以外の能力もインブリードでアップする』らしい」、「インブリードに隠された効果はまだまだ全貌解明には至らない」と思わせぶりなことが書かれているだけである。

 これについては、「マスターブック」で詳細が解説されている。これによると、各血統は「系統の特徴」として、各能力に対する適性を持ち、血の濃さによって、それらの特性が顕現するようである。
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影響力の3要素

●引退すると能力に変化が……?

 本作の「影響力の3要素」は、配合時だけでなく、繁殖に上がった後も「その能力に影響を与えるらしい」。しかし、それがどのようなものであるかは「完全解明に至っていない」ため、紹介されておらず、あやふやな推論が掲載されているだけである。

 これも「マスターブック」で詳細が明らかにされているが、両親の「影響力」と「系統特性」の組み合わせで能力の増減が決まる。また、「マキシマム2001 コンプリートガイド」によると、さらに「血脈活性化配合」が成立している場合は能力の上乗せがあるという。
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まだまだあるぞ!配合理論&テクニック集

●笑っちゃう配合ってなんだ!?(60ページ)

 本書によると「得られる効果は不明」、「素質アップの効果もありそうな気がするが……?」という「お笑い配合」であるが、「マスターブック」によると、種付け料100万以下の種牡馬と評価額1億円以上で「賢さ」の高い繁殖牝馬を組み合わせた時に発生し、「素質」と「賢さ」が上がるという。種付け料の安い種牡馬に対する救済措置的な配合と言える。



●WP4 究極奥義「血脈活性化配合」」とは?(61ページ)

 本書によると「超多重相性に匹敵する効果を秘めている」「血脈活性化配合」であるが、「真相究明は『マスターブック』まで待ってほしい」とのこと。「マスターブック」によると、3代前の血統の種類が多いと成立するという配合である

 この系統には「親系統」と「子系統」があり、「親系統7つ以上」か「親系統6つ以上、子系統7つ以上を同時に満たす」場合に成立する。さらに系統には「強」と「弱」があり、「血脈活性化配合」の条件を満たしつつ、「強」の系統が1つか2つの場合に最良の効果をもたらすことになる。
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