基本データ ●概要 「終盤」編は、これまでの基本システムから漏れた情報の補足的な意味合いが強い。「宴」は終盤に分類されているが、高齢な国王や「忠誠度」が低い部下のいる国では、最序盤から優先的に行うべきコマンドであると言える。 ●本項の構成 34〜37 ・終盤への準備 王たちの宴 ・宴 38〜39 ・終盤への政略 拡大する帝国 ・移住と海路 40〜42 ・終盤への展望 世界制覇へ ・文化圏同盟 ●備考 表のリンク先では、各項の注目点をまとめている。また、リンク先のタイトル部分のリンクは、上の表に戻るためのリンクである。
終盤への準備 王たちの宴 ●人材管理(36ページ) 「宴」を開催する際、領主の所属する文化圏と将軍の所属する文化圏が異なると上昇効果も低くなる。さらに、文化圏が遠くなるほど、より効果は低下するという。しかし、本書などを見る限り、影響を受けるのは「領主と将軍」であるため、忠誠度を上げたい将軍と同郷の領主に「宴」を開かせることで忠誠度を効率よく上げるという手段が使えると思われる。 さらに本作の「宴」は、これまでの「オルド」コマンドを兼ねており、宴に呼んだ后の好感度を最高まで上げておくことで、その役割を果たすことができる。ただし、宴に后を呼べるのは国王だけであり、、后1人につき「500」の費用が必要となる(将軍の場合は「100」)。 ●宴の補足 本作の妃は生まれてくる子供の文化技能に影響する「関連文化」と、出身地域に影響する「出身文化」を持つ。これについては本書144〜147ページの「后妃データ一覧」にデータがある。さらに「関連文化」と「出身文化」は兵科適正にも影響を与えるという。これは「表1」にまとめた。 また、「関連文化」は、国王の行動に対する妃の好感度の上がり方に関係しているようである。特に相性の良いものと相性の悪いものを下表にまとめたが、これはPS版の仕様であるため、PC版では採用されていない可能性もある。 表1 関連文化と口説き方 コマンド 相性良 相性悪 話をする ― 戦術・芸術 話を聞く 学術・医術 ― 贈り物 戦術・芸術 牧畜・武器 なお、懐妊率を高める手段は「表2」にまとめたが、「医術の都」では懐妊率が100%になるという。これを狙える状況であれば、細かいことを考えるよりも、「医術」を上げた方が手早いということになる。 表2 后の特性と兵科 兵科 文化 出身 歩兵 戦術 東欧 騎兵 牧畜 蒙古 弓兵 武器 日本 水軍 航海 北欧 表3 懐妊率を高める手段 ・医術文化 ・高いほど良い ・季節 ・春を頂点として低下 ・国王の残り体力 ・高いほど良い ・子供の数 ・少ないほど良い ・文化アイテム「朝鮮人参」
終盤への政略 拡大する帝国 ●移住(38ページ) 移住ユニットの作成には規模が「8」の都市が必要であり、ユニットを作ると、もとの都市の規模は「4」にまで低下する。なお、都市の総数は「80」が上限となる。PUK版やPS版では「廃都」コマンドで不要な都市を排除できるが、PC版には「廃都」コマンドがないため、注意が必要となる。 一方、新設された都市の文化は、もとの都市の半分となるため、できるだけ文化の高い都市でユニットを作った方が良い。少なくとも、すべての施設が不自由なく作れるよう、すべての文化が「40(半分の『20』で文化に関連した施設が建設可能となる)」以上であることが望ましい。 ちなみに、新都市の名前はプレイヤーが入力することができるが、全体マップの各所には、固有の地名を持つポイントがある。CPUの新都市は、これらのポイントから選択されているようである。このポイントは攻略サイトなどで解析が進められているため、そちらの方を参照していただきたい。 ●海路(39ページ) 海路は都市と港を街道でつなぐことによって成立する。ただし、「遠海」を超えるためには、そのユニットの所属している都市の「航海」文化が「100」以上でなければならない。 しかし、新しく作った都市の文化は、移住ユニットの所属都市の文化の半分となるため、「遠海」を超えた先の島などに新都市をつくると、その都市の「航海」文化が「100」を切り、その都市から出ることができなくなってしまう可能性を考慮する必要がある。 なお、本作には災害イベントとして海難事故が起こる可能性がある。季節的には盛夏が最も危険であり、さらに事故が起こりやすい海域も定められている。PS版では、スカンジナビア出身の将軍とバイキングを含むユニットは絶対に海難事故に遭わないという仕様があるが、これがPC版に適用されるのかどうかは不明である。
終盤への展望 世界制覇へ ●文化圏同盟(40ページ) プレイヤーの都市が「15」以上であり、イスラム、東アジア、南アジア、西欧・東欧の文化圏の中で、プレイヤーが属していない文化圏内の都市を占領すると、その文化圏内の各国が同盟を結び、プレイヤーの国と敵対する。基本的に、これを防ぐ手段はない。 しかし、本書の記述を見ると、文化圏内の勢力が一斉攻撃を仕掛けてきそうな印象があるが、実際には遠方の国は動くことがないため、容易に各個撃破できる。本書の描写に対して、ゲーム中の行動は、あまりにも物足りないものがあるように感じられる。