ページ タイトル 内容 83 (扉) 84~85 ユーラシアをこの手に 戦略マップと侵攻手順、概説 86 データの見方 87~100 モンゴル編 101~127 世界編
概要
第4章は「ユーラシアをこの手に」と「データの見方」の部分だけチンギス・カンによる解説という体裁をとっているが、各国の解説自体は普通の文章である。データ的には統治者と姫の顔グラフィック、統治者の能力と国力の具体的な数値と優秀な人材の大まかなデータ、戦略マップ上の位置と戦場マップ、攻略法、防御法、戦略上の意味が語られる。『ハンドブック』のように歴史的背景や地勢に関する情報はない。
ファミコン版は戦場マップのヘックスが妙に大きく、画面に収まりきらないためか、パソコン版の画像が掲載されている。これについては、「データの見方」で断りを入れている。
統治者の顔グラフィック
顔グラフィックについては、パソコン版と比較するとモンタージュ顔のパターンが一新されていることが分かる。また、106ページの第4国、ポーランドのレシェク1世、109ページの第6国、神聖ローマ帝国のハインリヒ6世については新規の固有グラフィックが用意されている。
姫の顔グラフィック
本書87ページのモンゴル族(第1国)と101ページのモンゴル帝国の姫であるボルテは、同一人物であり、グラフィックも変わらない。変化をつけるためか、モンゴル帝国の方の顔グラフィックは、オルド成功時のものとなっている。
ファミコン版では、全体的に顔グラフィックがトリミングされ、余白が少なくなっている。これにより、パソコン版では1人だけ顔が近く、全体から見て違和感のあった高麗のヨンスンの違和感が消えた。本書の118ページ参照。
姫の顔グラフィックの一部は、パソコン版とは別物になっている。特に変化の大きいのが本書117ページの第18国、吐蕃のロサンである。パソコン版の彼女は、後ろを向いていて顔が見えなかったが、本作では横向きの顔グラフィックに改められ、顔が見えるようになった。
また、116ページの第16国、西夏のチャカはパソコン版ではうつむいたグラフィックであったものが本作では左を向いたグラフィックとなり、顔の作りが良く分かるようになった。114ページの第14国、西遼の耶律美奇もパソコン版では正面を向き、険しい表情をしていたが、ファミコン版では右向きで表情も穏やかなものとなっている。
次に、同時発色数の問題か、ファミコン版はパソコン版よりも全体的に落ち着いた色合いになっている。これにより、例えば107ページ、第7国イングランドのベレンガリアや124ページ、第24国ゴール朝のゴータマなど、パソコン版では碧眼であった姫もファミコン版では黒目になってしまっており、人種的な特徴が薄れている。
一方、121ページ、第21国アイユーブ朝のロム・アリ、127ページ、第27国大越大理連合のパイタなどは、パソコン版だとアイシャドウが目を引いていたが、ファミコン版ではこれがなくなった。個人的には、ケバさがなくなり、マイルドな顔立ちになったという印象を受ける。