ハンドブック紹介

 

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   チンギスハーン ハンドブック 第一部・序盤  
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基本データ

●概要

 シナリオ1のチンギス・ハーンで20年以内にクリアすることを目標に、コマンドやゲームの進め方を紹介する。目次では、「チンギスハーン 蒼き狼と白き牝鹿W プレイングガイド」としか紹介されていないが、実際には、大まかに序盤、中盤、終盤の3段階の進展を11項目に分類している。

 「序盤」編では、基本システムの解説と外交、調略、戦闘を解説している。しかし、画面の見方やコマンドの解説、ユニットの作成など、マニュアルなどにも載っている極めて基本的な事例まで懇切丁寧に解説する必要があったのかどうかは、疑問の残るところである。



●本項の構成

ページ タイトル 備考
7 ・扉 _
8〜9 ・チンギス・ハーンで世界を征せ! ・画面の見方
10〜11 序盤の戦略 モンゴル高原を統一せよ ・データの見方
12〜15 序盤の政略 遠交近攻の尖兵たち ・外交と調略
16〜19 序盤の軍略 最前線の指揮をとれ ・戦闘



●備考

 表のリンク先では、各項の注目点をまとめている。また、リンク先のタイトル部分のリンクは、上の表に戻るためのリンクである。
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序盤の戦略 モンゴル高原を統一せよ

●まず己を知れ(10ページ)

 能力の「勲功度」は、コマンドを入力することで上昇し、秋には、そのままの数値が俸給に加算される。本作には昇進などがないため、まったくありがたみのないデータである。ちなみに、俸給そのものに関する記述はないため、どの程度の出費があるのかは不明である。
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序盤の政略 遠交近攻の尖兵たち

●外交の要、使者(13ページ)

 「婚姻」に関連した情報として、前作までは王子は10歳、姫は8歳で成人扱いとなり、コマンドの制約がなくなったが、本作では、王子も姫と同じく8歳で成人となった。ちなみに、本作では王子を将軍に抜擢するコマンドは存在せず、8歳になった王子は、そのまま将軍として登場する。

 しかし、本作では、これまでのような血縁将軍と非血縁将軍の絶対的な信頼性の格差がなくなり、非血縁の将軍に都市を任せても、よほどのことがない限り独立することがなくなったため、王子の存在意義は薄れた。とはいえ、本作の血縁将軍も、率いる兵士数の多さと後継者となる権利を有する点において非血縁将軍よりも有利であることには変わりがない。



●調略のポイント(14ページ)

 この項では各種の「調略」コマンドの効果について開設s知恵いるが、調略は、捕縛されるというリスクがあり、本作には、そのリスクを避ける手段がない(似たようなシステムの『信長の野望将星録』には、「忍者」は捕まらないというルールがあった)ことから、やはり使いにくい。基本的には、このような手段を使わなくても済む相手を敵とするべきである。

 ただし、忠誠度の低い相手に対する「寝返」は、ゲームの最序盤に試してみる価値がある。忠誠度が低く、かつ有能な武将を以下の表にまとめた。このうち、義経と弁慶については、本書68ページでも、鎌倉政権による引き抜きを推奨している。また、本書111ページでは、シナリオ1のフランスでプレイする場合、放浪将軍としてイギリスに登用されやすいロビン=フッドの引き抜きを勧めている。

シナリオ 将軍名 所属 忠誠度
シナリオ1 ジェベ ジャダラン 53
源義経 平泉政権 62
武蔵坊弁慶 平泉政権 54
シナリオ2 ハルジー デリー=スルタン朝 41



●ユニットコマンド一覧表(15ページ)

 外交の注意点として、「断交」を行うと、将軍の忠誠度が下がる。これは、『信長の野望』シリーズや『三國志』シリーズでも見られる仕様であるが、本作では、同盟国を「脅迫」した場合にも将軍の忠誠度が低下することがある点に注意する必要がある。



●使者に関する補足

 本書には、外交の使者の適正に関する情報はない。なお、外交の成功率を高めるためには、特技の「外交」は当然として、能力的には「政治」と「智謀」も高い方が良いという。さらに、外交は身分も影響を及ぼし、異郷将軍→同郷将軍→親族→王族→国王の順に効果が高まる。ただし、例えば能力の高い異郷将軍と能力の低い国王では、どちらが良いのかということまでは分からない。
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序盤の軍略 最前線の指揮をとれ

●攻城戦のコツ(18ページ)

 攻城戦の場合、原則的に敵は城の中に籠りっきりとなる。そのため、城門に攻撃した後、敵の射程外に逃れることで安全に城門の耐久度を減らすことができる。これについては騎兵の方がやりやすいが、歩兵の伏兵を活用しても良い。ただし、敵が火砲や投石機を編成している場合は、伏兵の方が安全である。

 軍団を解散させると、編成金の一部が都市の金銭に還元される。これは、もっとも編成費の安い都市(「武器」文化が最も高い都市)の半額となる。文化の上昇がデメリットとなる珍しいケースであるが、そのために文化の発展を妨げるほどのメリットがあるわけではない。
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