ゲーム内容
公式的なジャンルは「育成の常識を変える幻想RPG」。本項では「ステージクリア型RPG」に分類する。
目標
無限秘境500ステージ到達。無限秘境はゲームを進めると解放されるコンテンツである。プレイ時には気が付いたら開放されていたが、調べるとメインシナリオの第4章が開放条件であったらしい。ともあれ序盤のスムースに進展する段階で開放されることは間違いない。
ただし、無限秘境を進めてもレベルは上がらずに敵は強くなっていく。一方レベルはメインストーリー攻略とデイリークエストの達成で経験値を稼がないと上がらないため、メインストーリーの攻略を打勧めていく必要がある。
基本的な手法
戦闘は早い段階でスキップができるようになる。キャラクターを入れ替えてもレベルや武装の強化は引き継がれるため、序盤から低レアリティのキャラクターを強化しても問題はない。コンテンツは非常に多く、1つ1つを消化していくのは面倒であるが、次第にオートが開放されるため加速度的に楽になる。最終的には貯まった資材で強化してゲームを進め、詰まったら各コンテンツのリセットを待つことの繰り返しになる。
早い段階でSSRの関羽を入手できたため、蜀漢の英雄で編成を固めた。イベントの「金猫賞」では課金通貨である幻星を使ってチケットである「干し魚」を買い込み、URの雷霆趙雲の入手に成功、以後は彼を中核としてゲームを進めた。
家園のルームで英雄をタップすることで贈り物を贈ることができる。これによって好感度を上げることで戦力を強化することができる。最終盤まで手付かずであったため、アイテムの大半を雷霆趙雲に注ぎ込んだところ一気に最後までクリアすることができた。最終メンバーはUR趙雲のほかは趙雲、劉備、関羽、張飛、馬超で全員SSRである。
反省点
キャラクターの強化はレベルアップ、進化、限界突破の3種類である。このうち進化は進化用のアイテムを貯め、資金を消費することで行われる。進化用のアイテムは自動周回で確保できるため、非常に楽ではあるがスタミナを大量に消費する。スタミナ回復用のアイテムは1日当たりの取得量に上限があるため、序盤から進化を意識した方が良い。
主人公のランクアップアイテムである称号令は競技ショップで買える。しかし、下の方にスクロールしないと出てこない。これで序盤のランクアップが遅れた。これに限らず、本作は無料アイテムやアクティブなイベントの表示を優先するというシステムがない。イベントページに入るのもイベントを確認するのもスワイプしてバナーを探さなくてはならないため面倒である。
無限秘境は数種類の勝利条件がある。その中でも少人数でクリアしなければならないものは、自動のまま進めていると弱い英雄が配置されてクリアできないことがある。その場合は手動で編成を入れ替える。
支援所の配置枠は幻星1000で枠を1つ増やすことができる。戦力を大幅に強化することができるものの、しばらく気が付かなかった。これの他にも幻星はスタミナの回復や炎の海戦の報酬獲得、無限秘境の高速報酬獲得などにも使用されるが、貯まりやすいので積極的に使ったほうが良い。
総評
20日でクリア。レベルは61、総合戦闘力は約220万であった。『三国志ブラスト』や『三国志名将伝』とほぼ同じゲームである。これらと比較すると、戦闘そのものをスキップでき、コンテンツの多くをオートで終わらせてくれるのは良い。また、ガチャも高レアリティのキャラクターが出やすい。
しかし、コンテンツが非常に多いうえに同系統のゲームで見た者ばかりであり、手を出す気にならない。さらにレスポンスがあまりよくないうえ、レベル50を超えてオートにできるコンテンツが増えたあたりで処理落ちが強くなったように感じられた。そのためスキップが実装されないと積極的にやろうという気にはならなかった。
スキップできるコンテンツが増えると楽になることは間違いない。しかし、スキップできるコンテンツが増えるほど、強化関連や各種報酬の受け取り、期間限定イベントの編成や強敵討伐で戦闘がスキップできないことなどが煩わしく感じられた。スキップ前提のコンテンツを増やすのであれば、逆にコンテンツを絞り込み、1つ1つの完成度を高めるべきであったと思われる。
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