ユーラシアの英雄

各文化圏の解説とともに、文化圏内の著名な登場人物の能力とエピソード、顔グラフィックを紹介している。本書の中では唯一の歴史的背景に触れた項目である。

能力値については、パソコン版と多少の相違がある。また、7ページのティムールは、顔グラフィックが汎用将軍のものになっているが、実際にはパソコン版と同じ専用グラフィックがあるようである。ニコニコ動画の「蒼き狼と白き牝鹿4 顔グラ比較 将軍編その4(https://www.nicovideo.jp/watch/sm15866489)」、3:13参照。

ちなみに、この動画シリーズはパソコン版とプレイステーション版の顔グラフィックの比較を行っているが、同じように見えるグラフィックでも並べると結構違いがあることが分かる。投降者のコメントも深い歴史的知識に裏打ちされた興味深いものであるため、シリーズを通して楽しむことができた。
 
 
明日を担う世継ぎたち

44ページのコラム。王子の能力設定、教育イベント、スーパー将軍を解説する。能力設定は懐妊した都市ではなく生まれた都市の文化で決まる。国王の能力は文化から導き出された能力にプラスされる程度の影響しかないようである。

また、42ページには妃の文化傾向と出身文化圏が兵科敵性に影響を与えるとある。本書の内容を見る限りでは、妃の文化傾向が王子の能力に影響を与えるかどうかは分からない。これらを表でまとめると以下のようになる。

 能力  文化  后の出身
 寿命  医術  
 政治  学術  
 戦闘  武器  
 知謀  戦術  
 歩兵  戦術  東欧
 騎兵  牧畜  蒙古
 弓兵  武器  日本
 水軍  航海  スカンジナビア

教育イベントについては本文にあるように84ページを参照。重要なことは、春に発生すること、王子の年齢は3、5、7歳であること、教育係は40歳以上で城内にいる必要があることが挙げられる。なお、教育係は政治か戦闘の数値が最も高いものが自動的に任命され、それに応じた教育を施す。この時点でも王子の能力はマスクデータであるが設定されているようであり、王子の方が能力が高いと失敗する。

スーパー将軍は国王と妃の文化圏が異なる時、非常に強力な王子が生まれる可能性があるというもの。日本と中国の国王と西欧、東欧の妃、西欧と東欧の国王と日本の后の組み合わせで15パーセントとなるのが最高の組み合わせである。ただし、これらの組み合わせができるころにはほぼゲームが終わっている状態であることは言うまでもない。

序盤から無理をせずに狙っていける組み合わせは中国とイスラムの8パーセント、蒙古とイスラムの6パーセント当たりである。国王と妃の文化圏は入れ替わっても問題はない。要はイスラムで東進するか蒙古か中国で西進するかということである。なお、このシステムがパソコン版にあるのかどうかは書籍からでは確認することはできない。
 
 
攻略・番外編

76ページのコラム。メインマップ、戦闘、宴の3点から本作をより楽しむポイントを紹介している。メインマップでは実在の都市の再現にこだわるという遊び方を提示している。実際、本作は隠し要素として特定の座標に都市を新設すると、最初に固定の候補都市名が出る仕組みになっている。「蒼き狼と白き牝鹿4、新都市」あたりで検索すると、検証しているサイトを見つけることができる。