ゲーム内容

公式サイトによると「戦略シミュレーションゲーム」。その定義は妥当なところであるが、本稿では拠点ゲーに分類する。
  
 
目標

勢力値を15000まで上げること。勢力値は土地の占領施設の建築によって上昇する。しかし、土地の保有数には限界があるため、名声値を上げて保有数を増やしていかなければならない。名声値は任務の達成で上げることができる。
 
 
具体的な手法

結論から言ってしまうと、本作は『今三国志』と重なる部分が多い。よって君主殿をレベル7まで上げ、部隊の兵士数を増やせる軍営と武将のレベルアップを簡単に行える演武場の開放を最優先とするという『今三国志』の戦略がそのまま利用できる。なお、これも『今三国志』と同ように、金銖20で即座に建築を終えることができるため、建築期間のことを憂慮する必要はない。

施設のレベルアップについては、とにかく石材が不足するため、その確保を優先する。城内の採石場のレベルを上げるよりは、外の石材エリアで屯田する方が効率的である。さらに資源保有量の上限を増やせる倉庫と資源を売買できる市場も必要である。市場では、石材以外の資源を石材に転換させることになるが、序盤のうちは余りがちな料食あたりを優先して取引する。

本作の場合、部隊から武将を外すと所属していた兵士は資源に変換される。そして徴兵にかかる時間は短縮することができない。さらに演武場を利用できる武将は部隊に所属していてはいけない。よって演武場でレベルアップさせる武将はそれまでの主力ではなく、高レアの武将を温存しておき、演武場が開放されたら一気にレベルを上げて主力に据えた方が良いと思われる。

レベル3までの領地は簡単に占領することができる。レベル4とレベル5の領地は軍営と演武場を利用すれば問題はない。レベル6からは2部隊が配置されるうえ、偵察しても1部隊しか確認することができないため、難易度が激増する。最低でも敵戦力を上回る兵力を有した3部隊が欲しい。軍舎で部隊数を増やしたり閲兵台で副将の数を増やしたりするのは、この辺りになってからでも問題はない。レベル7の場合は4部隊あればどうにかなるが、 レベル6に手を出さずに決着をつけるのが理想ではある。

領地についてであるが、自分かギルド(以下「同盟」)の構成員の領地と隣接していればどこでも占領することができる。このルールに従う限り、距離に制限はない。また、いったん占領した領地は、領地の放棄などで孤立しても失われることはない。これを利用することにより、遠隔地にある高レベルの領地を占領することができる。

名声を得られる任務の中には、武将の戦法を強化するというものがある。そのために必要な戦法ポイントは政庁で商人から購入することになるが、1日当たりの購入回数は限られており、いざ任務として出てからポイントを集めようとするとかなりの時間がかかってしまう。そのため、序盤から意識して集めておく必要がある。
   
 
反省点

『今三国志』の場合、敵の領地守備隊は1部隊しかいないため、こちらも1部隊を強化して挑むのが最適であった。しかし、本作の場合は上述のように高レベル領地の守備隊は2部隊である。最初はそれに気づかずに敗北して大きな損害を出したうえ、損害を回復し、勝利可能な戦力を整えるのに時間がかかった。

この段階までくると、資源の大半は徴兵に振り分けられることになる。こうなると、石材は不要となり、料食と鉄材が重要性を増すため、これも市場で調整するようにしたい。

本作の場合、上述の通り領地は条件さえ整っていればどこでも占領することができる。しかし、それは他のプレイヤーも同じである。よって出遅れるほど高レベルの土地は誰かに占領されている可能性が高くなり、最悪の場合はやりなおすことになる。ポイント獲得に期限が設定されていることを考えると、これは致命的である。実際、終盤では相当遠くの領地を探し求める羽目になった。

なお、やり直す場合は「政庁」から「君主」を選び、「再起」を選択することになる。本作の場合、支城の建築による遷城という例外を除くと、本城を移転させることはできない。

占領した土地には施設を建てて勢力値を上げることができる。本作の土地のレベルは固定であるため、これが1つの土地の勢力値を上げる唯一の方法である。高レベルの土地が確保できなくなったため、低レベルの土地に施設を設置して勢力値を補おうとしたが、必要な資材と得られる勢力値のバランスが悪く、良い方法とは言えなかった。

一方、高レベル帯の施設は勢力値の上昇量が多いため、積極的に建てておきたい。施設は建築する時だけ時間の短縮ができず、昇格の際には城内の施設と同じく銅銭20枚で建築を終わらせることができる。よって占領直後から建築を始めることが望ましい。なお、施設を建てると、その土地本来の勢力値は0となり、施設の勢力値が適用される。加算されるわけではないので注意が必要である。
 
 
総評

20日でクリア。一言でいえば「面倒くさくなった『今三国志』」。『今三国志』ならば本城近辺だけでどうとでもなったが、本作の場合はどうしても領土が分散してしまい、管理が面倒になるという印象を受けた。

事実上建設時間なしで施設を建てられるところや、城内の状態をビジュアルではなく表としてまとめることで把握しやすくするというシステムも、『今三国志』で衝撃を受けた分、本作では新鮮味を感じられなかった。しかし、逆に考えることもできる、つまり、『今三国志』を知らなければ、本作のシステムは拠点ゲーとして斬新な所があるため、新鮮に感じられると思われるのである。

また、本作にはシーズンリセットという概念がある。これが起こるとほとんどの要素が0に戻される。その中には勢力値も含まれるため、ポイント獲得という視点から見れば致命的である。今回は運よくひっかからずにクリアできたが、万全を期すのであれば、公式サイトやtwitter、あるいは攻略サイトなどから情報を仕入れ、シーズンリセットが近い時機からはじめるのを避けることが推奨される。