ゲーム内容

Google Playではシミュレーションに分類されている。本稿では「開拓ゲー」とする。
  
 
目標

「アプリダウンロード後、レベル30到達」。期限は「広告掲載終了後、30日後」。レベルは建築や各種資源の生産、取引成功などで経験値を獲得することによって上がる。
   
 
具体的な手法

画面右側にある鉄道の開放を優先する。課金通貨(以下「フラン」)は港で貿易業者を雇うとの鉄道の本数を増やすために温存する。土地を開放する必要もあるため、各種延べ棒の乱用も避けたい。序盤の延べ棒は倉庫の拡張に使うが、できる限り資源を使い切るようにしたい。

最序盤は、道路を走っている輸送車をタップしてコーヒー豆を入手、カフェでコーヒーを作り、コーヒーを欲しがっている住民に渡して経験値を稼ぐ。温存しようとすると、すぐに保管庫を圧迫するようになるため、常に使い切るつもりで行く。

これと並行して行いたいのが労働者の増員である。建築や生産は労働者の人数が上限となるため、労働者が多いほど並行して多くの作業ができるようになる。労働者は住居を建築することで増加するが、ゲームプレイ中は建築時間の短い家を建て、就寝や仕事など長期間ゲームをしない時は、大型の家を建てておくと無駄がない。

土地を開放することでツールショップやジョイランドなど、資源を納入することで経験値を得られる施設が開放される。求められる資源は一定時間ごとに更新されるが、基本的にはこれらの施設の要求に従って生産を行い、経験値を稼ぐ。鉄道もこれらの一種であるが、最初は1本しか路線がなく、フランを使うことで路線を増やすことができる。1路線につき3種類の資源を納入するごとに経験値が入り、出発させると経験値と延べ棒を獲得、路線を増やすと更にボーナスが付くため、極めて効率が良い。冒頭で鉄道の開放を推奨したのもそのためである。

これらの施設を利用する大きな手助けとなるのが港である。特に「貿易業者を雇う」はフランを消費することになるが、資金を消費して即座に欲しい資源を入手することができる。現時点で採集や生産ができない資源も入手できるため、一見して実施が不可能に見える要求にも対応することができるようになる。他のプレイヤーから資源をもらうこともできるが、自分に必要な資源は他のプレイヤーにとっても必要であることが多く、レアリティの高い資源を要求しても放置されることが多い。普段は1個から要求でき、かつ数を揃えにくいサクランボやナシなどを求めると成功する確率も高くなる。

市庁舎は新たな施設を建設するための施設でそれ自体に意味はないが、事実上建てないと先に勧めないため、優先する。膨大な時間と人員が必要となるため、人員の状況には気を配る必要がある。公園も意味のない施設であるが、建築に時間がかからないうえ、経験値が入る。特にフランを消費するタイプは経験値も多いため、最終局面でフランが余ったら建てておきたい。

ギルド(以下「同盟」)の最大のメリットは熱気球レースに参加できることである。これはクエストをこなすことで施設強化用のアイテムがもらえる。施設強化用アイテムの仕様がクエストの達成条件になることもあるため、レースを有利に進めるのであれば温存しておきたいが、ゲームを進めるのであれば、すぐに使てしまった方が良いこともあって判断が難しい。少なくとも、フランで施設強化用アイテムを購入する必要はまったくないと思われる。
   
 
反省点

フランを施設の生産数拡張やランクアップアイテムなどの購入に使ってしまった。港の有用性や鉄道の存在に気付いたのは使い切った後であり、特に鉄道の拡張ができずに終わったのは痛恨である。

本作は倉庫の資源を廃棄するのにもフランが必要となるため、うかつに資源を増やすことができない。とにかく貯めこまずに使ってしまうのが最適解である。コーヒー豆とコーヒーは最序盤のレベルアップに欠かすことはできないが、中盤以降のカフェは使い道の多いバターを生産することが多くなるため、コーヒー豆を消費する機会が少なくなる。進行に応じて取得数を減らすなどの対策が必要である。

果樹などを含めたほとんどの施設は、長押しすると移動できるようになる。施設の特性ごとにまとめておくと操作が容易になる。これ自体は良いシステムであるが、施設を近づけすぎると、動かしたい施設とは別の施設をタップしてしまうことが良くある。そのため、施設は少し間隔をあけた方が良い。
 
 
総評

31日でクリア。モンサンミシェルの開放をできずに終わった。結果から逆算すると、何度も述べているように鉄道を利用しきれなかったことが痛い。港も最初から使い方を理解できていれば、もう少し期間を短縮できたと思われる。

ゲーム的には、貼りついて細かく作業の指示を出していくことになる。作業を始めた端から作業が終わり、作業の指示がうまく続いている間は楽しめるが、作業に時間がかかるようになると、中だるみしてくる。特に建築はすぐに完成が数日後になるため、その間の停滞感が強い。