ゲーム内容

公式的なジャンルは「宇宙開拓放置系SLG」。本項では「ステージクリア型RPG」に分類する。
  
 
目標

「20日以内に双子座-ブランダ3-12クリア」。しかし、運営が3-12のボスをリアルタイムで強化を重ねて先に進めなくするという異常な事態に陥り、各ポイントサイトと広告代理店で協議を行うこととなった。その結果、「30日以内に双子座-ブランダ3-11クリア」という条件に緩和された。

ステージ構成についてであるが、「3-12」という表記のうち、3は章の数、12はステージの数である。1章は12ステージで構成され、1ステージは10戦から成り立つ。つまり、10戦×12ステージ×3章の360戦を勝ち抜けばよいことになる。緩和後は3-12の10戦を除いた350戦に勝利することが条件となる。
   
 
具体的な手法

基本的には、キャラクターである艦長と星船を強化してステージに挑み、勝てない場合は再強化することを繰り返していく。本作は主人公に当たる旗艦を除くと強化のリセットと資源の回収が行えるため、序盤に低レアリティのキャラクターを強化しても問題はない。高レアリティのキャラクターを入手したら低レアリティのキャラクターの強化をリセットして資源を回収し、高レアリティのキャラクターを強化する。

本作の戦闘力は編成しているキャラクターの総合値で決められる。よって1人にリソースを集中させるよりは、編成中のキャラクターを平均的に育てた方が総合的には強くなる。また、スキルも編成中のキャラクターのスキルの中から使うものを組み合わせる形式である。同じスキルを使うキャラクターが多いほどスキルも強くなるが、重要なのはアキレスの「攪乱ビーム」である。これは次に発動する敵のスキルを封印することができるため、上手く使えば勝率が上がる。

アキレスは課金で入手すれば確実であるが、ガチャで引くこともできる。本作は初心者用イベントとして序盤に大量のガチャを引くことができるため、ここで入手することができれば進行が楽になる。ただし、特にボスクラスは露骨に速度が高いため、1ターン目の敵の攻撃を防ぐことは不可能に近い。また、敵も攪乱ビームを使ってくるため、先んじて攪乱ビームで封じるか、あえて弱めのスキルを配置するなどの駆け引きが必要となる。
   
 
育成について

育成システムを理解するのに時間がかかった。艦長と星船の2種類を育成しなくてはならないためである。まず、ガチャで艦長を引き当てると艦長と星船が同時に加入する。次に同じ艦長が重なると自動的に限界突破が行われる。ここまでは他のゲームと同様である。

本作の場合、キャラクターが限界突破した際に宇宙船も強化が行われており、ランダムで5つの能力値ボーナスのうち1つが開放される。キャラクターを★3にすると宇宙船のコアの開放が可能となる。これにはランダムで能力強化が付与される。コアは競技場の報酬で入手できるチップコアを使って強化できる能力の数を増やし、情報ディスクで能力を変更することができる。

初心者用任務であるサラマンの育成の中には、これが条件となるものがある。会心の特性値を合計240まで上げるというものであるが、.付与される能力も数値もランダムであるため、狙って出すのは難しい。ゲームを続けるつもりがなければ諦めた方が良いと思われる。

キャラクターの限界突破を完了すると、結晶を利用した宇宙船の限界突破が可能となる。状況に関係なく結晶は貯まっていくが、キャラクターの限界が終わるまで利用価値はない。星船まで限界突破を終えると、レアリティが上がり、2つ目のスキルを習得できるようになる。

レベル上限の開放は、★の限界突破とは別物である。これは汎用合金と資金を使って行われる。プレイヤー名を冠するキャラクターは★の限界突破を行えず、その乗艦である旗艦の強化は事実上課金を強いられる。旗艦は強力なので優先して強化するべきであるが、汎用合金の還元は行えないことに注意する必要がある。
 
 
反省点

課金通貨であるダイヤの使い道に悩んだ。序盤は各種の報酬として大量のダイヤが手に入るため、掃討と艦隊貿易だけでなくガチャにまで利用したが、初心者用任務が終わるころには、掃討と艦隊貿易を最大回数行うだけでも赤字となった。毎日掃討を行うためにもダイヤは温存しておくべきである。なお、掃討は最初の起動時に済ませてしまい、以降の進行を多少なりとも楽にした方が良いと思われる。

今回は「新人特訓」として、飛星とサラマンの強化で得点を得られるイベントがあった。必ず起こるイベントなのかどうかは分からないが、このイベントがあるという前提で話を進める。彼女たちはチュートリアルで入手できるため、必ず加入する。

「新人特訓」は、先に飛星の任務が着た後、サラマンの任務が追加される。この2人は友好度を上げるためのアイテムが共通している。サラマンの方がランクも高く、達成報酬として最高ランクの鈴音を得られるため、こちらを優先した方が良いが、それに気づいたのは飛星の友好度を上げた後であった。これはアイテムを温存してサラマンに集中させた方が良かった。ただし、他の能力に関しては飛星に資源を惜しまずに注ぎ込んで強化し、先に進めることを優先した方が良い。
 
 
総評

3-11をクリアするのに20日かかった。3-12クリアの問題が出た時には、まだそこまで行っていなかったため、様子を見ていたが、クリア条件が緩和されたので一気に進めることとした。結局3-12に触れることなく終わったため、あまり苦労した印象はなかった。

一連の騒動は大問題であるが、それを除外してゲーム性だけを見ると、意外と遊べた。ガチャでキャラクターを確実に入手できること、ガチャを引ける機会が多いことはやはり楽しい。手に入るキャラクターが多ければ多いほど、強化のしがいもあるし、スキルの組み合わせの幅も増えるため、色々と試行錯誤する余地が生まれる。

一方、ゲームを快適に進めるという点では不備が多い。戦闘をスキップできるのは良いが、ボス戦などの一部の戦闘では3ターン経たないとスキップができない。そして、スキップしたい戦闘に限って何度も繰り返すことになるため、これは苛立たしくなる。また、「前に戻る」アイコンは左下に表示されるが、この位置はちょうど基地にあたる星港への移行アイコンと重なる。そのため、予期せぬ形で星港に移行してしまうことがちょくちょくあった。

さらに、本作はサポート画面に移行するアイコンが常に表示され続けている。非常に場違いなアイコンで違和感が凄まじい。画面端まで移動させると非表示に切り替えるかどうかを選択できるが、再起動すると再び表示されるようになる。ポイント申請の際に必要なIDを確認するために利用したのが最初で最後の有効な活用法であった。

メイン画面は常時横シューティング的な画面が映し出され、敵や障害物を破壊し続けている。また、他のプレイヤーの動向が常に一行のテロップで流されるが、いずれも煩わしく、処理落ちの原因になっているように思われる。さらに、テロップが表示されている場所はタップを受け付けなくなるため、操作にまで支障が生じる。全体的に見てレスポンスは良い方であるが、うまくいかずにいらだっている時は、こうした要素のすべてが厭わしく思えるものである。