ゲーム内容

公式的なジャンルは「放置系神話RPG」。本項では「ステージクリア型」に分類する。
  
 
目標

「30日以内にキャラクターレベル55到達」となっているが、実際にはプレイヤーレベル55到達である。プレイヤーレベルは時の歯車を回すことで増えていく。また、本作は放置収入の獲得は手動で行わなくてはならない。具体的には、「真理の羅版」画面のテーブルの上にある財宝をタップすれば良いのであるが、それに気づいた時にはすでに時間切れであった。
   
 
具体的な手法

放置収入は必ず手動で獲得しておくこと。時の歯車の入手手段は、無料分とダイヤによる購入とがあるが、毎回最大数まで購入する。その他の入手手段として、寓話の広場とショップの無料お得パック、動画視聴などがある。寓話の広場ではダイヤを消費して更新してでも時の歯車の案件を揃えておきたい。時の歯車を集めてもすぐに使わず、ステージを進めてから使った方が報酬は高くなる。

ステージを進めるためには英雄のレベルアップが不可欠である。レベルアップは原則的に1人に絞った方が良い。ただし、レベル100までは無条件で上げることができるものの、それ以上は同じ英雄を重ねて限界突破をしたうえで5人の英雄をレベル100まで上げないとレベルが上がらなくなる。他の英雄を育てるのは、この状態になってからでも問題はない。

強化についてであるが、英雄には属性が3つあり、属性に合った英雄しか素材にできない。メイン以外の英雄の属性は全てメインの英雄に注ぎ込むのが正解であるが、それ以外の場合でも、準主力級の英雄に注ぎ込むべきである。

なお、今回は新規ボーナスとしてURの織田信長を入手することができたが、以後全く入手することができず、限界突破をすることができなかった。本作では5人の英雄のレベルを一定にするごとに他の英雄のレベルも一定水準まで引き上げられるため、戦力外になることはないが、メイン戦力として使うのは問題が残ると思われる。
   
 
反省点

最後の最後になって致命的なミスに気付いてしまった。「真理の羅版」画面のテーブルの上にある財宝をタップすると、放置収入が得らえるのである。この手のゲームの場合、放置収入はゲーム開始時に自動的に入手できるため、まさか手動で入手するものとは思わなかった。大損どころの話ではない。

一時期は時の歯車を回すだけでよいと思い、ほとんど手を付けていなかった。しかし、ストーリーを進めないと報酬が増えないため、これで結構なロスが生じた。
 
 
総評

30日目前になってもレベル52どまりであったため、案件を放棄することとした。メインストーリーは11-40まで進んだが、ボスに勝てずに停滞した。ヒーローはイザナミがレベル160、アテナをレベル140まで育てたが、素材不足により限界突破をすることができなかった。要するに手詰まりである。

この手のゲームとしてはストーリーが存在しているという点は純粋に高く評価することができる。また、バトルについても早い段階でオートが解禁される。これは単に戦闘を自動で進めるだけでなく、章のクリアや広告などが出るか、一定数敗北を重ねるまで自動で進行し続けるという優れものである。

しかし、全体的に処理が重く、もっさりとした印象を受ける。アイコンをタップしても反応がないため、別の行動を起こすべく別のアイコンをタップしたあたりで最初のアイコンが反応するというレベルのもたつきがあり、二重に苛立たしくなる。さらにゲームをはじめて行動を起こそうとすると、1日の初回起動時は必ず複数の広告が出る。これも処理が重いうえ、消しても消しても次が出てくるため、著しくストレスがたまる。

本作はやるべきことが多く、それらをきっちりとこなしていかないといけないが、このもたつきが意欲を削ぐ。バトルについても、オートは便利であるが、やはりスキップが欲しかったというのが現実である。総じて言えば、やらなくてはならないことに対して積極的にやろうという気にならないゲームと言ったところである。