ゲーム内容

公式的なジャンルは「タワーディフェンス」。本項でも「タワーディフェンス」に分類するが、広告を見ることで追加ボーナスが得らえるという場面も多い。広告ブロックアプリを使っていなければ、本当は「広告ゲー」だったのかもしれない。
  
 
目標

ステップアップ案件である。ステージ10、76、151、226をクリアするたびにポイントが入る。10ステージを除くと数値が中途半端なのは、このゲームの1周が75ステージで構成されているためである。要は3週しろということである。
   
 
具体的な手法

最初から購入できる剣兵を強化して進めるところまで進んだ。詰まった後は課金通貨の宝石で特殊キャラクターの槍術部隊長、黒い傭兵を購入して主力を切り替えた。デイリー―ボーナスのゴールドチケットで入手した召喚キャラクターのオーディンスピアを最終的な主力として1周目を終えた。

特殊キャラクターのラビットグリードは、手動で配置するとコストが減らない。使用なのかバグなのかは分からないが、これを利用して2周目を進めた。しかし、そのためにオートにすることができず、手間が増えた。それでも最終ステージでは攻撃力の高い敵が大挙して押し寄せてくる状況に対応することができなかった。宝石によるコンティニューや1ステージ限りの強化も試みたが失敗し、無駄遣いをしたまま枯渇した。広告を見続けて宝石を再確保すれば再挙することもできなくはないが、そこまでして続けようとも思わないため、この案件は放棄することとした。
   
 
反省点

全体的に見て資金と宝石の無駄遣いが多かった。これは、ルールを理解するのに時間がかかったということでもある。まず、キャラクターの強化の問題がある。レベル10までは資金を投入してレベルを上げることができるが、これ以上はガチャで重ねて限界突破を行わなくてはならないようである。キャラクターの強化画面に「強化最大値拡張」というものがあり、これに資金を投入したが、この時点ではまったくの無駄であった。

詰まるたび別のキャラクターを育成して使い心地を試してみた。しかし、そのたびに費用がかかるうえ、そのほとんどは役に立たなかった。また、本作は左右にスワイプして対象を選択するシステムであるが、それに気づくのに多少時間がかかり、城の強化が遅れた。

宝石に関しては、800を消費してDOGを雇ったのが痛恨事であった。能力は高いが自爆ユニットであり、恒久的な働きは期待できない。そのうえ、1発分のダメージしか与えられないので大した威力にもならない。ガチャで重ねて限界突破すれば通常ユニットになるようであるが、狙って出すこともできないため、これも当てにならない。仕様に気付いた時には絶望した。

ステージクリア時にランダムで入手できる宝物を集めると、強力なボーナスが付与される。ただし、1週を終えると全て没収され、最初から集め直しとなる。当初は永続的なものと思い込み、周回してアイテムを集めていたため、大きな時間のロスとなった。なお、この場合の「ランダム」とは、入手できるかどうかがランダムということである。各ステージで入手できるアイテムは決まっているため、アイテムを入手したら周回する必要はない。

総合的に見た場合、後半の獲得資金が多いステージで周回し、積極的にガチャを利用してキャラクターを強化していくべきであったと思う。ただし、本作はデフォルトで戦闘をオートにする機能がない。戦闘がはじまったら、いちいち手動でオートにしなければならない。うっかりオートにするのを忘れ、気づいた時には敗北していたということも良くあったが、敗北しても特にペナルティはないようである。
 
 
総評

10ステージクリアは当日、76ステージクリアは24日かかった。28日目にステージ150まで来たところで放棄した。タワーディフェンスということになっているが、非常にシンプルなゲームである。やることは強いキャラクターを入手して強化することだけで、相手の侵攻ルートやステージのギミックなどを試行錯誤する要素はない。このようなゲームは、ダラダラと進めていると案外時間を忘れてはまり込んでしまうが、いったん進行が停滞すると、猛烈な飽きが来るものである。