ゲーム内容
公式的なジャンルは「育成型戦略SLG」。本項では「拠点ゲー」に分類する。
目標
「45日以内にレベル25到達」としか記載されていないが、拠点のレベルを25まで上げるということ。プレイヤーキャラのレベルではないため注意が必要である。また、本作はミッション形式であり、レベル16に達した時点でAmazonギフト券をもらうことができる。
具体的な手法
今回はインストール直後からサーバーやログインの問題でゲームがはじまらないという不具合に悩まされた。さらに、ゲームがはじまってもすぐにログインができなくなり、ゲームにならなかった。これらの問題は1ヶ月ほど続いたが、突然解消された。同時期にダウンロードしたゲームはすべて同様であったが原因は不明である。
資源的には食糧がかなり余るため、採取はそれ以外を行う。加速アイテムも貯まりやすいため、余裕をもって使っていける。課金通貨「以下「ジェム」」)まで様々な局面で入手できるため、これも使いやすい。要するに拠点ゲーとしてはかなり楽な部類である。通信エラーが頻発していなければ、かなり快適にプレイできたと思われる。
一度に建築できる数は1件であるが、90ジェムを消費して「雇用契約」を使えば、1日だけ1件追加することができる。90ジェムはデイリー任務を完遂すればおつりがくるため、毎日購入することが可能である。なお、その際の処理として、購入を求められてアイテムを購入後、アイテムを使用しても購入が可能になるだけで直接建築できるわけではない。もう一度タップして建築を指定する必要がある。
部隊編成では属性を揃えることで特典がある。最初に入手できるドラゴンが水属性、強制加入する初期キャラクター(以下「英霊」)のランスロットとデライユも水属性、さらに初心者任務で入手できるヘレネーも水属性であることからすると水属性で揃えると効率的である。本作は切片制を採用しているが、10回1組のガチャを引けばチケット(以下「賢者の石」)の消費は9個で済むうえ、1回は直接英霊を入手することができる。狙って水属性の英霊を集めることは難しいが、レアリティにこだわらなければ、揃えることはそう難しくないはずである。
英霊の切片は市場で購入することもできる。限界突破のために購入するのは主力メンバー6人の分だけで良いと思われる。レベルが上がると編成できる軍団も増えていくが、主力以外は採取にでも回しておく。市場の通貨は専用通貨とジェムが混じっているため、間違ってジェムを消費しないように気を付ける。加速アイテムや資源も購入できるが、特に加速アイテムは割引が付いていればジェムを直接消費して加速するよりも割安であるため、積極的に購入しておきたい。
本作では、ザコ敵を検索すると、今いる敵を表示するのではなく、敵が生成される。これは面白いシステムであると思う。自動的に敵を掃討するシステムもあるため、スタミナが余らないように活用したい。一方、その他の検索機能に関しては、今いる座標の近隣を調査するだけで次の候補に跳ぶ機能もなく、使いにくい。ボス格の敵も存在するが、類似のゲームのように他のプレイヤーと協力する必要はなく、自分だけで攻撃することができる。これも含めて、本作のギルドはあまり利用価値が高くないように思える。
反省点
Google Playのコメント欄を見ると、ログインできない不具合が続いているということであったが、実際にその通りであった。文字通りまともにプレイできないほどひどかったが、さすがにそこまでひどいとは考えずにインストールしてしまった。問題点があれば、すぐに改善されるものと想定していたことによるものも大きい。結局、改善されたのは条件達成直前であった。システム的な不具合が出ている場合は、インストールする時期をずらした方が良いということを学んだ。
最高レアリティの英霊も意外と出るため、最初に入手したアショーカ王を強化して使っていたが、限界突破させにくく、低レアリティの英霊との違いがあまり見いだせなかった。属性一致ボーナスが減ることにもなるため、低レアリティの英霊で属性を揃えた方が良いのではないかと感じられた。
錬金工房で英霊の切片を一括で換金した際、主力にしている低レアリティの英霊の切片も巻き込んでしまうことがあった。右上のボタンでロックを駆けられることに気付いたのは、その後である。なお、最高レアリティの英霊の切片はデフォルトでロックされている。集めるのも時間がかかるし、換金すれば高額であるため、ロックを外して換金してしまった方が良い。
錬金工房では英霊の成長をリセットし、育成に使用した資源を還元することができる。ゲーム開始時ではこのシステムを知らなかったため、高レアリティの英霊が揃うまで待ち、低レアリティの英霊の成長には手をつけなかった。このシステムを知っていたら、序盤から低レアリティの英霊を成長させ、高レアリティの英霊が揃ったら低レアリティの英霊の成長をリセットして資源を高レアリティの英霊に回すことができたため、効率は上がっていたと思われる。
総評
37日でクリア。ゲーム開始時のエラーでまともにゲームができず、ゲームがはじまってもすぐにフリーズするという不具合に苦しめられた。ひどいときには、5分後に建築が完了する状態でログインできなくなり、次の建築に着手できたのが翌日というようなこともあった。
はっきり言ってゲームにならないため、Amazonギフト券がもらえるレベル16に達した時点でゲームを止めることにしたが、その後モバイル通信ならばエラーが出にくいことに気付き、ゲームを再会した。しかし、ちょうど並行してプレイしていた『超次元彼女』でうっかりモバイル通信中にダウンロードがはじまってしまい、容量を使い過ぎたため、モバイル通信中を切断、結局フリーズに苦しめられながら完遂することとなった。
この根源的な問題点に目をつぶれば、上述の通り資源、加速アイテム、ジェルも貯まりやすく、日数にも余裕があるため、本来ならば快適にプレイできたと思われる。さらにフリーズがなければ日数的にもかなり短く終えることができたことも間違いないため、印象はまったく違ったものになったかもしれないと思うと残念である。