ゲーム内容
公式サイトのジャンル表記は「魂を込めたRPG 」。本項では一応オートRPGに分類する。
目標
チャプター3をクリア。進行状況は画面右上のアイコンをタップすることで開くメインメニューのクエストから確認することができる。期間は7日間とかなり短い。実際にはそれでも十分なくらい早く終わるが、プレイ中は気が気ではなく、結構なプレッシャーとなった。
具体的な手法
メンバーは壁役が敵を抑えている間に安全圏から遠距離攻撃を行ってくれると期待してウィン、ナマリエ、セリアードを選択。パーティは入れ替えもできるが、基本的に入れ替えなしでクリアできた。なお、レベルはアイテムによる強化を除くとメンバー共通であるため、まったく使っていないキャラクターでも即戦力として投入することができる。
そのままにしておくと一部のボスを倒したときにバイブ音が出るので設定でオフにしておく。ついでに画質も下げてパフォーマンスも向上させる。今回のオート機能は画面の右側にある。これを押し続ければ勝手にゲームが進む。ストーリーはスキップできるため、どんどん飛ばして話を進める。しかし、中にはカット不能のムービーがあるため、これは我慢するしかない。
今回は同種のゲームとは違い、チャプター1のボスという早い段階で行き詰った。これは敵の強さもあるが、制限時間内に敵を倒せないと強制敗北になるためでもある。装備を固めて右上のアイコンの「鍛冶」で装備を強化すると、戦闘力は急上昇していくため、片っ端から強化していく。さらに各アイコンに赤いチェックマークが出ている時は戦闘力を向上させるフラグが立っているということであるため、これもすべてこなしておく。課金通貨のダイヤは割と貯まりやすい。これは全てガチャにつぎ込み、装備を整える礎とする。
後はショップの消耗品でHPとMPの即時回復ポーションを買っておき、自動使用に設定しておく。自動使用は行動画面でも設定できるが、装備していない状況ならばともかく、入れ替える方法が分からなかった。これについては右上のアイコンのチーム編成から行う方がやりやすいと思われる。
チャプター3に入るころにはボスの戦闘力を圧倒的に上回った状態でどうにかオートで勝てるといった具合になる。今回はチャプター3のラスボスまではオートで行けたが、ここだけは手動で倒した。キャラクターの行動をオートにしたままでも操作はできるため、スキルを使用するフルモードにしておき、移動だけは自分で行う。
ウィンを操作してボスの攻撃を引き付け、残りの2人が遠距離の安全圏から攻撃し続けられる状態を作り続けられるようにする。ボスは直線状の攻撃を数回行った後、扇状の攻撃をしてくる。直線攻撃は楽に避けられるが、扇状の攻撃は貯め時間が短いうえ、行動を封じられるので厄介である。できるだけボスの近くで戦い、範囲の狭い扇の根元で攻撃をかわすようにする。
ボスの戦闘力は2万7000、こちらは3万5000まで行った。HP的には余裕があったが、時間制限はかなり厳しく、時間ぎりぎりでどうにか勝利するという状態であった。レベルはウィンが46、ナマリエとセリアードは43である。
反省点
装備ショップは装備の強化素材を中心に扱う店であるということに気付かず、長い間放置していた。本作は装備の強化が最重要の課題であるため、大きなロスとなった。なお、ショップでは装備品も売っているが高い。装備品は討伐任務で確保した方が良いと思われる。
装備は「おまかせ」にしていたが、本来はもっと属性などに気を使うべきであったと思う。「あと一息でクリアできる」という焦燥感がかえってクリアを遠ざけたようにも感じられた。とは言え、一応ごり押しでもどうにかなるレベルではある。
総評
5日でクリア。結論から言うとゲームとしては合わず、期間が短いというプレッシャーもあって不満点ばかりが印象に残った。基本的に演出過剰のゲームであり、全体的に見てエフェクト過多でテンポとレスポンスが悪く、同じ操作を何十、何百と繰り返すことを考慮していないように感じられた。
例えば装備の強化の際にいちいち派手なエフェクトが出たり、ガチャで高レアリティを引いた時にスキップ不能のムービーが出たりすることなどである。また、味方と敵を問わず、強力な攻撃の際にも操作ができずに攻撃モーションを見ているしかない時間が生じる。アクション性のあるゲームにおいて操作権を突然取り上げられるというのは、結構なストレスになる。
さらに言えば、ステータス画面などのキャラクターも常時アニメーションしているが、読み込みの際などに一瞬停止していることからすると画面処理に負担をかけているだけのように思える。延々と同じモーションを見続けるのもうっとおしい。特に負けが込んで停滞感を抱いている時には余計にいら立ちが募る。
画面的にはアイコンが小さく、説明もないため、それが何を意味するのか理解するのに時間がかかった。やはりアイコン下部にキャプションは必要であると感じられる。
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