ゲーム内容

カテゴリーは「シミュレーションゲーム」。本項では 「ステージクリア型RPG」に分類する。
  
 
目標

本案件はマルチミッションである。課金と国力の増強が条件となるが、総合的な期間は20日と短い。国力の増強は主に家臣である大臣の強化によって行われる。どうも根本的なレベルでやり方を間違えたらしく、まったくうまくいかなかった。
   
 
具体的な手法

類似するゲームのセオリー通り、赤丸の付いたアイコンを片っ端からタップして報酬を獲得し、大臣を強化していく。ただし、本作の場合は何をすれば赤丸が消えるのかが分かりにくい。もう少しマークを目立たせるなどして分かりやすくしてもらいたかったところである。また、メイン画面でもできることがあると建物の上にアイコンが出るが、これは建物の方をタップしないと反応しない。

本作は大臣の昇進用アイテムが入手しやすく、ランクアップが容易であるため、1人にリソースを集約させやすい。大臣の能力のうち、スキルはバッジと書物で上げられるが、バッジはスキルごとに成功率が定められており、書物は確実に成功する。よって低レベルのスキルはバッジでレベルを上げ、高レベルのスキルは書物で上げるのが効率的である。

宮廷飼育施設では、飼育性施設を強化するたびに全大臣の能力が上昇する。これも国力増強のためには非常に重要である。経験値は「森の狩猟」に勝利することで得られる経験値で強化することができる。新規ステージに関しては何度でもカウントされるが、クリアしたステージを再度クリアする場合は3回しかできない。回数は時間経過によって回復するが、アイテムで回復させることはできないため、回数が無駄に貯まらないようにしたい。

クエストの中には達成条件が分かりにくいものもいくつかある。アリーナのリベンジ任務は、アリーナのメイン画面の下部にあるメッセージ欄をタップするとターゲットが表示されるため、適当なプレイヤーに挑戦すれば達成できる。宴会を開催するための資材が足りない場合は、ストアから購入することができる。ランキングは上部の国力、キャンペーン、親密度、ペットランキングの4つそれぞれの右下の「称号」を選ぶとダイヤを獲得することができる。
   
 
反省点

今回の大きな失敗は、宮廷飼育場の有用性に気付かなかったことである。これを序盤から活用できていれば、もう少し国力を上げることができたかもしれない。なお、ペットはデフォルトの1匹と、アイテムから獲得できる計2匹以外は課金しないと増やせないようである。

アイテムから獲得できる分については、おそらくチュートリアル終了後にもらえるものだと思うが、読み飛ばしてしまったため、確証はない。気がついたらアイテム欄にあり、使用して初めて2匹目のペットを確保した次第である。

本作の案件は、7つのミッション中3つが課金案件である。課金して承認されれば、課金した金額以上のポイントが還元されるため、承認されることを前提とするならば課金額は無駄にならない。そのうえ、本作は各種の作業を一括で完了させるためには、課金によるVIPレベルの上昇が不可欠であるため、ゲームがスムースに進めるためには不可欠であるように思われる。

今回は無課金で進めたため、何をやるにしても非常に面倒な単純作業を繰り返すことになり、早々にやる気がなくなった。課金しておけばもう少し快適にゲームを進められたとも思うが、それがミッションのクリアにつながるかどうかは今となっては分からない。いずれにしても、このゲームの完成度と不便を強いることで課金圧を高める態度に対しては、課金する気も起らないというものである。

一時期、大臣のアイコンの赤マークが出ているが、大臣一覧の中には赤マークがなく、どうすれば赤マークが消えるのか分からない時があった。結局、一覧画面下部の「大臣図鑑」のコンプリート特典を入手することで赤マークが消えたが、それを示す赤マークが出ないことは非常に不便であると感じられた。
 
 
総評

ミッション3の国力100万達成は初日に終わったが、18日で500万まで上げるのが精いっぱいであり、ミッション4の国力600万達成はできなかった。上述の通り、根本的なレベルでやり方を間違えていたと思われる。もっとも、本作は同種のゲームと比較しても画面切り替えの遅さやシステム面の不備などで完成度が低いという印象を受け、あえてやり込もうという気にもならなかったこともまた事実である。

先に本作のよいところを挙げておくと、早い段階で戦闘のショートカットができるようになるのは快適である。早送りではなく、結果だけを表示する文字通りのショートカットであり、これは評価に値する。

しかし、プレイヤーキャラのランクアップが案件の条件であれば非常にありがたいこのシステムも、国力の向上が条件となる本作においてはあまり意味がない。せめて、ステージクリアが各種作業の一括化と連動しているのであれば、もう少しやる気も出たというものであるが、そうした特典もないため、クエストで提示される以外は、積極的に進めようという気にならなかった。

一方、本作最大の問題点と言えるのは、画面の切り替えにいちいち数秒程度かかることである。この手のゲームは、何度も画面を切り替えてアイテムの入手と使用を繰り返すことになるため、このもたつきはかなりストレスがたまる。さらに、各操作の一括完了はVIPレベルを上げないとできない。一応デイリーイベントで貯まるポイントによるレベルアップも可能なようであるが、得られるポイントはわずかであり、事実上課金しないと利用できないのも同然である。

よって無課金でプレイする場合は、大量の回数増加アイテムを使って各作業の回数を増やしても、1回1回手動で行わなければならない。もちろん、その1回1回にエフェクトが入るため、作業の繰り返しで高い効果が得られることが分かっていてもやる気自体がなくなる。さらに、上述のように画面切り替えのもたつきがあるため、なおさらストレスがたまる仕組みになっている。

さらに言えば、本作は同種のゲームと比較しても、全体的にかゆいところに手が届かない仕様になっている。例えば、アイテムが不足している際、どこで入手できるかは表示されるが、直接入手先に跳ぶことはできない。アイテムの利用に関しても、消費アイテムなどは一括で使用するのが基本であるのに、いちいち個数調整用のバーを最大値まで持って行かなくてはならない。

また、複数の大臣を強化する際にも、1人を強化したらスワイプで次の大臣を強化するというようなことはできず、大臣の画像をタップして任意の大臣に切り替えなくてはならないため、テンポが悪い。さらに、大臣は一度に10レベルを上げることができるが、レベル上限に近いと1レベルずつしか上がらなくなる。

これは、レベル92の大臣を10レベルアップしても、レベル100に上がるのではなく、レベル93にしかならないため、レベル100まで1レベルずつ上げていくしかないということである。この辺り、同種のゲームであれば、『商人放浪記』はかなり良く出来ていたと感じられる。