ゲーム内容

公式的なジャンルは「クッキングシミュレーションゲーム」。本項ではパズルに分類する。
  
 
目標

「30日以内にステージ4(パスタハウス)クリア」。1ステージは45面から成る。ステージ3までは全ての面をクリアする必要はなく、条件を満たせば次のステージに移ることができるが、ステージ4だけは45面をクリアしなければポイントは付かない。今回はハードモードに当たるマスターモードに手を出したところでポイントが付いた。これがトリガーになっているのか、単なるタイムラグなのかはわからない。
   
 
具体的な手法

ゲームそのものは食材を組み合わせて料理を作り、客に振る舞うというものである。手早く作れば作るほどスコアが高くなり、報酬も増えるが、報酬の限界値が決まっているため、限界値がクリアに必要なスコアに満たない場合は絶対にクリアできない。そのため、報酬を使って限界値を増やす必要がある。

原則的に最優先で強化するべきなのは時間経過で自動的に完成するサブ料理の一度の生産数である。しかし、これはある程度進めないと登場しないため、当初はプレイ時間、客の待ち時間、チップの量の順で上げていく。調理時間の短縮はあまり必要はない。一度に調理できる料理の数と出せる料理の数は多くし過ぎるとミスが多くなるため、これも優先度は低い。

ステージ1はステーキショップである。3段階の焼き具合を組み合わせて料理を作る必要がある。準備ができていない状態で最も時間のかかるウェルダンステーキの注文が連続で来ると大きなタイムラグとなるため、出せる料理の数を増やし、ウェルダンステーキをストックしておきたい。

ステージ2の回転寿司は、料理をレーンに流すという都合上、料理をストックしておく必要はないが、客に届くまでにタイムラグがあるという特徴がある。レーンは左から右に流れていくが、右側の客が注文した料理を出しても、新たに登場した客が左側に座って同じ料理を注文し、右側の客に届かないという状況が発生するため注意が必要である。また、サブ料理の茶わん蒸し緑茶、テンプラは一度に調理できる数を増やせないため、調理時間の短縮を行う必要がある。

ステージ3のコーヒーショップは、メイン料理のもとになるコーヒーの供給に時間がかかる。コーヒーメーカーの増設を優先したい。メイン料理の組み合わせの数が多く、ミスをしやすい。特にミルクは暖めてラテの材料にするのとそのまま氷と組み合わせてアイスの材料にするのを意識して使い分ける必要がある。

ステージ4のパスタショップはパスタとソースを組み合わせると調理がはじまり、完成後は一定時間以内に皿に盛り付けないと焦げてゴミになる。メイン料理の場合は必ずパスタが使われるため、先にパスタを入れて客の注文に応じてソースと組み合わせると無駄がない。
   
 
反省点

メインクエストは報酬が高いため、確実にこなしておきたいが、何故か放置していた。報酬目当てで一度クリアしたステージなどをやり直す羽目になり、二度手間となった。なお、最初の任務はステージ1しかないが、ステージ1のクエストを全てクリアしなくても、ある程度進めるとステージ2のクエストも登場するようになる。

各面をクリアすると、スコアに応じて星を最大3つまで得ることができる。星は残り時間、待ち時間が短いほど多くなる客からのチップ、基本的な売り上げから算出され、最大で3つ手に入る。当初はとりあえず全員分をさばけば無条件で1つ星を獲得して先に勧めるものと思っていたが、誤りに気付くのはだいぶ時間がかかった。しかし、これは逆に言うと各要素をしっかりと強化しておけば、すべての客を満足させられなくても先に勧める可能性があるということでもある。

星を稼げば稼ぐほどステージの移行に必要なコストは安くなり、最終的に無料となる。今回はステージ2の時点で余裕があったため、資金と課金通貨であるダイヤを支払ってステージ3に移行したが、序盤から資源不足に苦しめられた。やはり無料になるまでは粘った方が良い。

客は様々な特性を持っている。その中の環境運動家サムはゴミを出すと怒って帰ってしまう。この場合のゴミとは、失敗した料理とゴミ箱に投棄したものである。要するに、彼がいる間はゴミ箱と料理の失敗が許されない。これに気付くのにだいぶ時間がかかった。なお、客の特性は左下のメニュー、右上のアルバム、右端の訪問者で確認することができる。

料理については、最低限の手順は各ステージのチュートリアルで解説してくれるが、そのバリエーションまでは説明してくれない。そのため、時々突然材料の種類が増えて戸惑う時がある。料理のレシピはステージセレクト画面左上にある3つのアイコンの右端のレシピで確認することができる。
 
 
総評

24日でクリア。ステージ4までで見れば、料理の手順とギミック、客とステージのギミックでステージごとの特色を出すことに成功している。同じことを繰り返しているはずなのに、かなり新鮮な気持ちでプレイを続けることができるのは高く評価することができる。

また、失敗した際の原因が分かりやすく、その対策もしやすいというのも良い。時間切れになるのであれば制限時間を増やし、収入が足りないのであれば売り上げやチップを増やす。ミスが多いようであれば、一度に調理する料理の量を減らして、1つ1つに集中することで事態を打開することができる。

問題点としては、スワイプによるミスをしやすい点が挙げられる。ステージ2であれば、できた料理はちゃんとレーンに載せないと客のもとに届かないが、急いでいると、しばしばレーンにしっかり合わせることができず、送り出したつもりで放置していることがある。他のステージで客に直接料理を渡す場合も、差し出すつもりの料理の上の方にある料理を誤って差し出すこともままあるため、落ち着いて対処する必要がある。