ゲーム内容

公式的なジャンルは「本格タワーディフェンスゲーム」。その分類は妥当なところであるが本項では「タワーディフェンス」に分類する。
  
 
目標

プレイヤーキャラ(以下「ドクター」)のレベルを60まで上げること。ドクターのレベルは戦闘に勝利し、経験値を獲得することでのみ上昇する。ただし、ドクター本人は戦闘に参加しない。実際に戦うのは指揮下のキャラクター(以下「オペレーター」)である。よってオペレーターを育成していかないと戦いに勝つことはできない。
 
 
具体的な手法

端的には「物資調達」ステージを開放するまでストーリーを進め、「貨物輸送」でレベルアップ用資金(以下「龍門幣」)」、「戦術演習」でレベルアップ用アイテム(以下「戦闘記録」)を集める。これらで育てやすさと強さのバランスが良い★3のオペレーターを育成してステージをクリアしていく。

サポートキャラを借りず、拠点の耐久値を減らさずにステージをクリア(以下「完全勝利」)すると、オートバトルが解禁される。これを利用して経験値効率の良いステージを周回する。スタミナ(以下「理性」)が切れるとステージに挑戦できなくなるため、各ステージの初回完全勝利時にもらえる「純粋源石」を消費して理性を回復し、周回を続ける。
 
 
反省点

当初は全オペレーターのレベルを平均的に上げていた。しかし、1レベル当たりの能力上昇値は微々たるものであるため、総合的な戦力が上がらずに苦戦した。デイリー任務や戦闘報酬、基地の生産だけでもそれなりに育成用の資材を得られるため、なかなか「物資調達」で資材を稼ぐという考えに至らなかったことも苦戦の一因となった。これらについては、「物資調達」に専念し、特に重要性が高いオペレーターを優先して成長させることで改善された。

常識的に考えれば、レアリティが高いオペレーターほど強いというのは当然である。よって序盤の限定ガチャなどで加入した高レアリティのオペレーターを優先的に育成した時機もあった。しかし、本作ではレアリティが高くなるほど昇進に必要なレベルや素材、龍門幣が多くなる。さらに昇進用アイテムの取得も先のステージのクリアが必要になるなどの制限を課せられるため、結果としてランクアップ(以下「昇進」)が低レアリティのオペレーターよりも遅れ、相対的に弱く感じられた。

本作の場合、序盤は育てやすい低レアリティのオペレーターを使い、余裕が出てきたら高レアリティのオペレーターを育てて順次主力を入れ替えていくというバランスになっているように感じられる。低レアリティのオペレーターは、戦力外となっても基地では有用なことが多いため、不要ということにならず、低レアリティで縛って難関ステージをクリアするというようなこともできる。低レアリティのキャラクターにもしっかりと出番を作るというスタンスは高く評価したい。

基地では、貿易所、発電所、製造所は選べることに気付かず、製造所4つに対して貿易所1つというバランスの悪い配置で長い間プレイしていた。そのため、戦闘記録は大量にあるが、龍門幣はまったくないという状況にしばしば陥り、レベルアップや昇進の障害となった。これらの施設は容易に解体でき、使用した資材も返却されるため、必要に応じて施設を切り替えることが推奨される。ただし、ドローンを大量に消費するため、ドローンに余裕がある時に行う必要がある。
 
 
総評

クリアまでには38日かかった。効率的なレベルアップの仕組みを理解するのに時間がかかったのと純粋理性を消費して周回することに思い至らなかったのが原因である。ゲームとしてはかなり遊べるため、現在でも続けている。

システム的には、コストを巡る駆け引きが面白い。コストは時間とともに貯まり、オペレーターごとの規定値に達すれば投入できるようになるが、例え敵を圧倒できるオペレーターを有していたとしても、敵が拠点に侵入するまでに配置できなければ意味がない。このような状況であれば、弱くても敵をブロックできるオペレーターの方が有用であり、そこに弱めのオペレーターを積極的に運用する必要性が生じる。

しかし、完全勝利を目指さなければあえて最初の敵を見逃し、コストを貯めて強いオペレーターを投入することもできる。逆に低コストのオペレーターで前線を維持できるのであれば、高コストのオペレーターを投入せず、複数の低コストのオペレーターを投入して手数を増やすことの方が適切な場合もある。こうした組み合わせを考えていくのが楽しい。

また、各ステージは敵の登場順序、タイミング、侵攻ルートが決まっており、失敗した原因を特定するのが容易である。これによってステージをやり直すことになっても、すぐにいくつもの対策が思い浮かび、試さずにはいられなくなる。

とは言え、失敗した地点を乗り越えたとしても、それが次の難所の苦戦につながることも珍しくない。よって個々の場面の攻略法を考えつつ、ステージ全体の勝利を得るべくすり合わせを行う必要がある。この試行錯誤を経て全てがうまくいった時の達成感は非常に大きい。

さらに、クリア後も低レアリティのオペレーター縛りで難易度を上げてみたり、逆に強化を重ねたオペレーターでギミックを無視ししながら力づくでクリアしたりするというようなこともできる。さらにどうしてもクリアできない場合は完全勝利を捨てて先に進み、後で戦力が充実してから完全勝利を目指しても問題はない。要はステージに対するアプローチの多種多様性を楽しむことができるということである。

一方、主な問題点としては、割と処理落ちが発生しやすいことが挙げられる。特にステージのギミックや広範囲スキルの発動で大きなエフェクトが出ると顕著である。設定でエフェクトを簡易にして負担を減らすこともできるが、根本的な解決策はより性能の高いスマホに買い替えるしかない。

次に、オペレーターが手動で発動するスキルを使用可能になると、マークが出るが、縦に並べていると誰のマークなのかが分かりにくいことが挙げられる。特に特定オペレーターのスキルの発動が勝敗に直結するという場合では混乱しやすい。

また、本作では各所でオペレーターの音声が出る。仲の良いオペレーターに呼びかけたりするものも多いが、そのオペレーターがいなくても出てくるため違和感がある。こういうのはオペレーターを揃えた時専用のものでよいと思われる。
 
 
補足

育成

「物資調達」が解禁されるのは序章のステージ10クリア後。「貨物輸送」は火、木、土、日、「戦術演習」は常時開放されているため、「貨物輸送」を優先する。

本作では素材が許す限り好きな時に好きなだけレベルを上げることができる。ただし、1レベル当たりの能力上昇量は低いため、素材の投入は1人に集中させた方が良い。どこまで上げるかは各ステージごとの推奨レベルが参考となる。


 
レアリティ

オペレーターには6段階のレアリティが設定されている。高レアリティのオペレーターはレベル上限が高く、その分だけ最終的な能力も高くなるが、レベルアップに必要な龍門幣と戦闘記録も多くなり、昇進も遅くなる。

序盤のうちは、レアリティの低いオペレーターの方が早く昇進できる分だけ能力値も上がりやすく、結果として高レアリティのオペレーターよりも使い勝手が良くなることも多い。これにより、龍門幣や戦闘記録の消費を抑えることもできるのも大きなメリットとなる。

このような事情から、序盤は★3オペレーターを主力として育成していくことを推奨する。その大半は序盤のステージクリア報酬として強制的に加入する。また、ガチャや公開求人のはずれ枠としても頻繁に登場するため、全員を揃えるのは難しいことではない。オペレーターが重複すると、個々人ごとの特性強化用のアイテムに変換される。よって★3オペレーターは出やすい分だけ強化がしやすいということも大きなメリットである。

★3オペレーターは昇進1段階、レベル55まで育てることができる。これは第5章の序盤当たりの推奨レベルに相当する。★3オペレーターだけでボス戦や難関ステージの完全勝利を目指すのは難しいが、クリアできるステージの完全勝利だけでも、必要な量の純粋源石を入手することができるはずである。


 
オペレーター

強制加入オペレーターの中では、TR-4で加入する先鋒のフェンとTR-7で加入する重装のビーグルを優先して育てておきたい。まずはフェンを序盤に投入して敵の侵攻ルートを塞ぎつつ、スキルでコストを生み出して後方支援体制を整え、強敵が出現したらフェンを撤退させてビーグルに切り替え、彼女の防御力を活かして攻撃を受け止めるのが本作の基本戦術である。この先鋒と重装の関係は、高レアリティのオペレーターに切り替えても変わることはない。

ビーグルが強敵の攻撃に耐え切れず、医療オペレーターの回復と合わせても押し切られてしまう場合は、育成不足である可能性が高い。その場合は戦力の底上げを図る必要がある。つまり、彼女は強化の指標にもなっているわけである。

後方火力の中心は、TR-2で加入するアドナキエルとTR-8で加入するクルースの2人である。しかし、高防御の敵に対しては非力であるため、術師が欲しい。ここは★3のスチュワードを確保したいが、彼は強制加入しない。ガチャで出てくるのを待っても良いが、公開求人で「術師」、「火力」の組み合わせが出れば高い確率で引き当てることができる。

さらに、敵の侵攻ルートが2通りある場合に備えてビーグル以外の重装オペレーターも必要である。公開求人では「重装」か「防御」と「治療」の組み合わせでスポットを引くことができる。「重装」か「防御」、あるいは両方だとカーディを得られるが、タグがビーグルと被っているため、ビーグルが出ることも多い。しかし、それはビーグルを強化できるチャンスとなるため不利益とはならない。


 
ステージ攻略

敵に対するダメージについて。通常攻撃の場合は防御力よりも攻撃力が低い場合、ほとんどダメージが与えられない。一方、術攻撃を軽減する術抵抗は、おそらくパーセンテージであるため、術抵抗が高くても一定のダメージを与えられる。よって場合によっては防御力が低く術抵抗が高い敵であっても、術攻撃の方が有効なこともある。

ボスに勝てない場合は、あえて拠点に通してスルーしてしまうのも1つの手段である。通常、拠点は3の耐久値を持ち、ボスは2、ザコは1減らすことができるため、ボス以外のザコを全滅させればクリアすることだけはできる。なお、ボスはHPが半減するか一度倒すことで攻撃が激化するため、この戦術をとる場合はボスに攻撃をしないことが望ましい。

強襲作戦は、言わばハードモードである。何らかの条件が課されることで難易度が高くなっている。入手できるのは純粋源石だけであるため、一度クリアしてしまえば周回する必要はない。序盤のステージは多少難易度が上がってもクリアは容易であるため、できるだけクリアしておきたい。ちなみに、通常のステージで耐久が0になった場合、1を残して理性は返還されるが、強襲作戦は半分しか返還されない。負け続けるとすぐに理性がなくなるため、注意が必要である。

スキルのアイコンのうち、左側の数字は発動までの時間、右側の数字は投入時に短縮される時間である。要するに、右側の数字が高い場合、1回だけ早くスキルを発動できるということである。2回目以降は必ず0からのチャージになるが、オペレーターをいったん撤退させて再投入すると、再び右側の数字がチャージされた状態になるため、場合によってはスキルのためだけにオペレーターを撤退させるという戦術も成り立つ。


 
周回

ドクターの取得経験値は一律で必要な理性の10倍、完全勝利すると12倍である。現状で最も経験値を稼げるのは昇進用アイテムを入手できる「SoC探索」ステージ。最大で1回につき432の経験値を獲得できる。クリアが安定しない場合は他のステージを周回しても良い。理性に対する経験値の効率はどこでも同じだからである。

オートバトルはプレイヤーの手順を再現するだけである。よって昇進によるコストの上昇などで再現が崩れることもある。これについては、より安定した状態でクリアしてオート履歴を更新することで改善できるが、不十分な勝利で妥協することも可能である。

「純粋源石」は課金で入手できる通貨であるが、理性を消費するステージをクリアすることで獲得することができる。基本的には、メインストーリー、物資調達、SoC探索の初回クリアで入手できると認識しておけば問題はない。これを確保するためにある程度ストーリーを進める必要がある。およそ50個ほどあれば足りるはずである。

なお、理性を回復する専用のアイテムとして「上級理性回復剤」がある。これはウイークリー任務の報酬として週に2個手に入る。今回のような目的では数は足りないが、保有している時には優先的に使用してしまった方が良い。

高レアリティのオペレーターを使う場合は、昇進用の素材の確保が必要となる。素材が足りない場合は、足りない素材をタップすると入手できるステージの一覧が表示される。ここで素材が入手できない場合は、その時点で昇進させることはできず、ストーリーを進める必要があることを意味している。なお、入手確率が低い高品質素材を戦闘で確保するよりは、入手確率が高い低品質素材を基地の加工所で高品質素材に変換した方が効率的である。
  
 
ゲームを続ける場合

基地運営


ゲームを続ける場合は基地の強化が必須である。強化に必要な資材は「物資調達」の「資源確保」で入手できる。いったん基地を完成させてしまえば資材は必要なくなる。また、基地を最終段階まで強化すれば、龍門幣と戦闘記録も余裕をもって生産できるようになるため、「貨物輸送」や「戦術演習」に行く必要もなくなる。

基地の配属や体力は戦闘に関係しない。施設に配属しているからといって戦闘に参加できないということや、体力が低下していると能力が低下するというようなことはないため、疲弊したオペレーターでも気兼ねなく戦闘に投入することができる。

FPは購買所でアイテムと交換することができる。消費FPによって加入するオペレーターがおり、デイリー任務の達成条件にもなっているため、積極的に使ってしまいたい。とりあえず、割引になっているアイテムは全部購入しておく。300までは翌日に持ち越せるため、余剰分はあまり意味がないアイテムでも購入しておきたい。 



応接間

基地の「応接間」のシステムは理解するのに時間がかかった。これは一定時間ごとにランダムに配布される7枚のパネル(以下「証拠」)を集めると「情報共有会」を開くことができ、24時間経過後は証拠を1から集め直さなくてはならないが、大量のFPがもらえるというものである。

最も重要なことは、この証拠はシナリオや設定とは一切関係がないということである。よってどんどん配分してしまっても問題はない。また、入手できる証拠には偏りがあり、ある時期には手に入らなかった証拠が別の機会には有り余るほど手に入ることもある。そのため、特定の証拠を貯めこんでおくことに意味はない。

フレンド(以下「戦友」)がいる場合は、不要な証拠を提供することができるだけでなく、「情報共有会」に参加することもできる。参加と言っても戦友一覧で「情報共有会」を開催しているマークが出ている戦友をタップすれば、自動的に参加したことになるため、何らかのやりとりをする必要はない。

本作にはギルド的なものもなく、他のプレイヤーとつながりがあるのは、「情報共有会」、「サポート」、試験的に一時的に導入された「」だけである。個人的には、他人の動向に煩わされることなく、純粋にゲームを楽しめるため、大いに評価するべき部分である。 



公開求人

公開求人では、求人票を使ってオペレーターをスカウトすることができるというシステムである。タグと時間を指定すると条件に応じたオペレーターを雇用できる。上述の通り、ほとんどは★3のオペレーターになるが、ごくまれに高レアリティのオペレーターが登場することもある。さらに特定のタグが出ると高レアリティのオペレーターが確定する。タグの組み合わせについては様々なウェブサイトで公開されているため、そちらを参照することを推奨する。 

求人票は任務の達成やFP交換で入手できる。このことからFP交換では求人票を優先したいが、割引されているアイテムを差し置いてまで購入するほどのものではない。また、設定時間を0にする「緊急招集票」もあるが、高レアリティのオペレーターが確定したのをすぐに確認する時くらいしか積極的に利用する機会がないため、あればどんどん使ってしまった方が良いし、意識して補充する必要があるほどのものでもない。



殲滅作戦

殲滅作戦は400体の敵の撃破を目指すステージである。撃破数に応じてガチャチケット(以下「合成玉」)がもらえる。取得できる合成玉は限度があり、1週間ごとにリセットされる。さらに50体撃破を1単位として初回達成時には報酬を獲得することができるが、その中には「合成玉」の確保上限増加もある。

殲滅作戦には失敗の概念がなく、進展度合いに応じた合成玉をもらうことができる。また、完全勝利に達しなくても自動指揮に切り替えることができる。難点はスキップができないため時間がかかることであるが、無料で確実かつ大量に合成玉をもらえるチャンスであるため、積極的に活用したい。