ゲーム内容

本項では「拠点ゲー」に分類する。
  
 
目標

「30日以内に領主がレベル18に到達」。この場合の領主はメインホールのことである。本作にはプレイヤーキャラはいない。
   
 
基本な手法

本作は建築の重要性が高い。特に水は建築資材として必要となるのに減少するというシステムになっている。施設の数、レベル、産出量増加技術(本作では「進化」)のいずれも最優先で上げておきたい。それでも葉を消費して「採集」ないとプラス収支になりにくいが、施設のレベルを上げておけば葉を消費するのは1つの施設だけで済む。

次いでコロニー数に影響を与える「幼獣の生息地」が重要となる。コロニー数は餌場に「輸送」を行い、果実と草を補充しないと低下していくが、領主のレベルアップ時以外には大きな問題とならない。しかし、レベルアップのために要求されてから上げるのも面倒なのであらかじめレベルを上げておきたい。

本作はボーナスを獲得できるイベントが多い。特にデイリーイベントの最後の報酬は大きいため、毎日こなせるようにしておきたい。 また、1時間ごとに開催される「集団行動」も2段階目までは狙いやすく、課金通貨であるダイヤモンドを簡単に入手できるため、これも条件が整うのであれば積極的に消化しておく。イベントの中にはダイヤモンドの消費で報酬を得られるものがあり、うまく重なるようであれば、積極的にダイヤモンドを消費する。

イベントをこなしていれば資源、加速アイテム、ダイヤモンドのいずれも大量に入手できるため、これらについて困ることはなかった。最後はため込んだ各種アイテムを一気に使用して終わらせることとしたが、それでもアイテムは余るほどであった。
   
 
反省点

部隊編成が同類のゲームよりも分かりにくく、理解に手間取った。編成は部隊の右上にあるアイコンをタップし、部隊設定画面に切り替えて行う。一度編成を完了すれば以後は自動的に編成を行ってくれるが、レベルアップなどで兵士数が増加しても反映されないため、手動で兵士を補充しなければならない。

また、建築などで資源が足りない場合、一括でアイテムを消費して補填することができる。これは非常に便利なシステムであるが、一方でイベントアイテムを消費する場合は手動で使用数を設定しなくてはならない。これも最大数の消費がデフォルトでよかったのではないかと思う。まとめて使おうとすると思ったよりもスワイプの利きが悪くてストレスが貯まり、入手次第使っていくのも面倒なのであまり良いシステムとはいいがたい。
 
 
総評

ザ・アンツ』とほぼ同じであるが、比べ物にならないくらい快適であった。。実際に簡単になっているのかシステムに慣れたのかは分からないが、序盤のチュートリアルを乗り越えた後はストレスが貯まることなくプレイすることができた。

問題点は固有名詞が分かりにくいことである。基本的に施設や兵士などの特徴は他の拠点ゲーと変わらないが、動物をテーマとしているため、直感的に該当する要素を合致させることが難しい。また、 『ザ・アンツ』はアリの巣作りと拠点ゲーのシステムをうまく組み合わせたものと感心していたが、そのシステムを踏襲した本作はシュールな印象の方が強くなっている。

資源ごとに保有最大量の制限があること、資源を消費して施設の生産量を上げることなどの独自のシステムは『ザ・アンツ』と同じく煩雑であるが、豊富な資源や加速アイテムで乗り切ることができた。同一の施設を複数建築できるシステムについては、序盤であれば自動的にまとまった位置に建てることができるが、中盤以降はスペースがなくなることで各所に分散されてしまい、非常に分かりにくくなった。
 
 
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