ゲーム内容
公式的なジャンルは「戦略RPGアプリ」。本項では「オートRPG」に分類する。
目標
30日以内にガチャ10連、10章クリア、12章クリア。ガチャ10連はチュートリアルクリア後のボーナスのことと思われる。シナリオの進展はホーム画面右下のカセットの最上段(ストーリーカセット)から確認することができる。今回は10章をクリアした時点で案件そのものが消滅し、プレイ時間が無駄になるという惨事が発生した。、
基本的な手法
会話は原則的にスキップできるが一部スキップできないパートがある。移動もオートで進めるが、特定個所をタップしなければならない場面は手動で行わなくてはならない。ともあれ、チュートリアルを終えるのは簡単である。
戦闘もオートと倍速が可能、やられても至近を消費して敵の体力を持ち越したまま復活することができるため、ほとんどの場合はごり押しで進める。ただし、7章のボスのように回復能力を持つ敵だと倒しきることができない。その場合は右列に戦力を集中して敗北→左列に戦力を集中して敗北→中央に戦力を集中してボスを倒すなどの工夫が必要になる。
ガチャについては、コスチュームガチャが一般的なキャラクターガチャに相当する。ピックアップキャラクターを引くとボーナスでガチャチケットがもらえるため、武器や汎用ガチャよりもピックアップキャラクターを狙うべきである。ピックアップキャラクターは意外と出やすく、ボーナスを考慮に入れても引く意味はある。
本作のキャラクターのレアリティはレベル上限に直結している。★1つにつきレベル20、★5であればレベル100が上限となるが、レベル60を超えたあたりからレベルアップにかかる経験値が多くなり、レベルが上がらなくなるため、レベル上限の意味があまりないものになっている。
反省点
ピックアップキャラクター入手によるボーナスはホーム画面の「イベント」で取得できる。つまり、ピックアップキャラクター入手直後自動的に入手できるわけではない。そのため、その利点に長い間気付かなかった。
ストーリーカセット2章で「順番に魔法装置を引っ張る」までオートで進めたが、ここでオートを受け付けなくなった。攻略サイトを見て魔法装置がワープポイントの近くにあることを理解したが、ゲーム画面だと全体的に薄暗くて目立たないうえ、魔法装置そのものも何かの確認アイコンが出てくるわけではないため、長時間気づかなかった。
ストーリーカセット第6章の「魔法陣にゴーレムの核を入れる」は、画面内の敵に見つからないように移動しなければならないが、オートにしていると見つかって前に戻される→先に進んでまた見つかるというループを繰り返す。これは手動で動かさないと先に進めない。左側の外側の淵を通って下に向かい、階段のある場所のチェックポイントをタップすると先に進める。
経験値稼ぎ用のコンテンツは3章をクリアし、「冒険の航路」のチュートリアルを終えることで開放される。開放条件を「冒険の航路」をクリアすることと勘違いし、メインシナリオは1章をクリアするだけでも時間がかかるため、長い間手をつかなかった。手詰まりになったじてんで手を出したが、チュートリアルはすぐに終わって早急に開放されたため、早めに手を出しておくべきであった。
総評
ガチャ10連は2日で終わった。10章が終わったのは25日であったが、アップデートに必要な容量を確保できず、数日間手を付けられなかった。他のゲームをアンインストールしてアップデートしたが、それを考慮に入れると20日ほどになる。案件が時間切れになる前に案件そのものが消滅し、かけた時間とバッテリーが無駄になるという最悪の案件であった。
このような事情から、どうしても悪い面ばかりが印象に残る。最大の問題点は、ゲーム的にも移動画面からホーム画面、ホーム画面からガチャ、キャラクター、装備などの画面に切り替えようとすると、それだけで10秒前後のロード時間が入ることである。これにより、ゲームの基本的なシステムに触れることさえおっくうになる。
また、ピックアップキャラクターとキャラクター専用装備は複数種類あり、それぞれ1回ずつ無料で引ける。しかし、、ピックアップキャラクターを引こうとするたびにキャラクターの演出が入るのでうっとおしいうえ、ガチャを引いた時の演出を毎回見なければならない。そのうえ、もとより処理が重いこともあり、ありがたみよりも、作業感による疲れの方が強かった。
ゲーム的に見た場合、移動も戦闘もオートで進めることができるが、上述の通り移動をオート任せにしていると先に進めない場面がある。そのうえ、ダンジョンは全体的に暗く、見通しが効かないため、目的地や必要なアイテムの場所が分かりにくい。
戦闘についてはキャラクターのポジションをターンごとに切り替えることが重要な要素となるが、反応が重く、思ったようにキャラクターを移動させられない。戦闘中はカメラがズームや左右移動を頻繁に行ううえ、スキルの発動などによる光の点滅が連発するため、見ていると気持ち悪くなってくる。
さらに、本作はパーティメンバーが頻繁に入れ替わる。オートで進めていると、戦闘に入った時点でパーティメンバーが外れていることに気付くこともよくある。その場合はパーティを再編しなければならないが、上述の通りロード時間と処理が長いため、非常におっくうな作業となる。
テキスト面においては、キャラクターの会話シーンなどの文字が小さく読みにくい。さらにキャラクターが画面中央に寄っており、非常に窮屈な印象を受けるとともに戦闘の位置替えでは誤タップを誘発する。総じてスマートフォンの狭い画面と低いスペックでプレイするべきゲームではないと感じられる。
リンク
モッピー