戦国夢幻

 

   シナリオ5 結城家  


 ●初期設定
 ●初期戦略

 ●ゲーム開始時の行動
 ●佐竹家攻略
 その後の展開

初期設定

 シナリオ5の結城家の当主は結城秀康である。史実の彼は家康の息子であり、他のシナリオでも、徳川家の一門衆に設定されているが、このシナリオだけは、結城家の一門衆となっており、徳川家との血縁関係はないという処理が施されている。

 結城家は関東にあり、その居城である結城城の石高は15万石である。周囲を6つの城に囲まれているが、そのうちの4つは徳川家の城であるため、徳川家と同盟を結べば、敵は北の蒲生家と東の佐竹家に絞られる。

 結城家の武将は、「主君」の結城秀康の「戦闘」が「B」である他、「戦闘」が「A」の「重臣」である松田康郷、同じく「重臣」で「戦闘」が「B」の水谷勝俊がおり、戦闘面では期待できる。しかし、松田康郷は寿命がゲームスタートの年(1598年)に設定されているため、戦場に出すと戦死しやすい。そのため、彼の代わりの武将が必要となるが、隣の江戸城に「戦闘」と「外交」が「B」の上条政繁がいるため、彼を登用したい。

初期戦略

 まずは、徳川家と同盟を結ぶ必要がある。このデータを見ても分かるように、何もしなければ、結城家は簡単に徳川家に滅ぼされてしまうためである。また、徳川家と結んでおけば、後述するように佐竹家の攻撃に対して佐倉城を使った「囲魏救趙作戦」が行えるようになるのも大きな利点である。

 上記の通り、これによって敵は蒲生家と佐竹家に絞られるが、佐竹家は国力と人材面において結城家よりも優秀であるため、必然的に攻略目標は蒲生家の宇都宮城となる。しかし、それでも結城家の戦力では苦戦する相手であるため、戦いには工夫が必要である。

 なお、このシナリオでは「忍者」の風魔小太郎が二条城にいる。家臣にできれば、「不穏」によって攻略が相当楽になることは間違いないが、結城城からの距離を考えると先に他の勢力に登用されている可能性が高いため、今回は登用を諦めている。

ゲーム開始時の行動

 「微税」と「動員」を行い、「婚姻」による徳川家との同盟を済ませたら、上記の通り、江戸城の上条政繁を最優先で登用したい。また、水戸城(東の佐竹家の城)にいる花房職秀も「戦闘」が「B」の「部将」であるため、登用して損はない。知行の分配は、秀康、政繁、水谷勝俊らを中心に振り分ける。秀康は「戦闘」も高く、主力となるが、他2人の戦力が不安であるならば、秀康の知行を削っても問題はない。

 蒲生家に対しては、「二虎競食作戦」を用いる。小規模の軍団で蒲生家に迎撃軍を出させ、手薄になった宇都宮城を佐竹家が攻撃するのを待つのである。佐竹家が宇都宮城を包囲し、城の士気を減らしたところで佐竹家の水戸城に侵攻すれば、佐竹家は包囲を解くため、後は弱り切った宇都宮城に攻撃を仕掛けるだけである。

 一度作戦がうまくいけば、攻略自体は容易なはずであるが、問題は、佐竹家がしっかりと動いてくれるかどうかである。これについては、どうしても運が絡む。基本的には、農閑期に作戦を行う方が、CPUの軍事行動が盛んになる印章がある。

 なお、この間に佐竹家の攻撃を受けることがある。その場合は、先に徳川家の佐倉城(結城城の南東の城)に遊軍を派遣しておき、あえて佐竹軍に結城城を包囲させる。通常ならば、佐倉城から水戸城に軍団を派遣すると、直線的なルートが「細い道」であるため、自動的に侵攻ルートは佐倉城→結城城→水戸城という迂回路をとるが、この場合は結城城が包囲されているため、佐倉城から水戸城に直接侵攻することになる。

 これにより、「囲魏救趙作戦」による結城城の救援が可能となる。また、これを利用することで佐竹軍を「細い道」に誘導することができるため、「地獄のツアー作戦」による敵軍団の弱体化を図ることもできる。ただし、この遊軍は、ある程度の戦力がないと、水戸城の残存勢力にそのまま迎撃されることがある。そうなれば、「囲魏救趙作戦」は失敗であるため、遊軍の戦力にはある程度の余裕を持たせたい。

佐竹家攻略

 徳川家と同盟していることを前提とすれば、佐竹家の水戸城を落とすことで敵を北東の上杉家に絞ることができる。しかし、結城城と宇都宮城の石高を足して国力では互角、人員では人数の分だけ劣勢という状況であるため、直接戦うことは難しい。

 しかし、徳川家は優先的に佐竹家を攻撃するため、これを利用することで佐竹家の脅威を取り除くことができる。もっとも、徳川家とは同盟中であるため、「二虎競食作戦」を用いることはできない。そのためだけに「破盟」を行うのも、現時点ではリスクが高すぎる。

 最善の状況は、水戸城を包囲していた徳川軍が何らかの事情で包囲を解き、弱体化した水戸城をそのまま攻略できるパターンである。しかし、徳川家の動向というプレイヤーには手の付けられない要素が絡むため、これを確実な手段として用いることは難しい。

 最悪の場合でも、徳川家が佐竹家を滅ぼしてくれれば、上杉家に戦力を集中することができる。この場合は「ハイエナ作戦」によって人員を確保しておきたい。特に「謀略」が「A」の車斯忠は、現状で工作要員のいない結城家にとっては絶対に必要な人材である。また、「戦闘」が「A」の真壁氏幹も極めて有用であるため、登用できる状態であれば、確実に登用しておきたい。

その後の展開

 現状では、徳川家と同盟を破棄する必然性がないため、敵は上杉家に絞られる。しかし、上杉家の二本松城へは宇都宮城からしか進軍することができないことから、まずは宇都宮城の人気が上がるのを待ち、そのうえで進撃を行いたい。

 準備が整う前に上杉家から攻撃を受けた場合は、勝ち目があれば結城城に主力となる武将を移し、結城城の人気を生かして戦うことができる。一方、勝機がない場合は、いったん上杉軍に宇都宮城を包囲させると、水戸城から二本松城に通じる「細い道」を生かして「囲魏救趙作戦」を行うことができる。これも佐竹家の場合と同じく、「地獄のツアー作戦」につなげることができる。

 また、状況によっては伊達家が上杉家の後方を突くこともある。うまくいけば、伊達家が上杉家の米沢城を落とし、そのまま二本松城を攻撃してくれる。どちらが勝利しても、少なからず戦力は疲弊しており、攻め込む好機となる。

 二本松城攻略後は、米沢城を抜けて東北に出るするルートと、会津若松城から北陸に抜けるルートに分かれる。伊達家を倒せる実力があるならば、前者を選び、東北を統一して後顧の憂いを絶った方が得策である。

 北陸ルートは、貧弱な堀家を相手にすることになる。しかも、旧上杉家の領土は「強兵」属性金山を持つ城が多く、大幅な国力の攻城を見込むことができる。しかし、伊達家に二本松城を奪わると補給線を寸断される可能性が高いため、伊達家とは同盟を結んでおいた方が良いと思われる。


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