戦国夢幻

 

   シナリオ4 阿蘇家  


 ●初期設定
 ●初期戦略

 ●ゲーム開始時の行動
 ●島津家攻略
 その後の展開

初期設定

 シナリオ4の阿蘇家は、約10万石の岡城と4人の武将がいるだけの弱小勢力である。「重臣」の甲斐宗運の能力は全体的に高いが寿命が近く、おまけに「主君」の阿蘇惟将の寿命も尽きようとしている(いずれも1583年)。さすがに寿命が来たら即座に死ぬわけではないが、早いうちに優秀な武将を確保しておく必要がある。

 岡城の北は大友家の府内城、西は竜造寺家の隈本城、南東は島津家の鼎城と、どこを向いても九州の三強と接している。阿蘇家は、いずれの勢力とも友好的な関係にあり、特に大友家とは「親密」な関係にあるが、大友家は毛利家に滅ぼされることが多く、同盟を結ぶ必要性は低い。

初期戦略

 甲斐宗運は「謀略」が「B」であるため、どうにか「不穏」を扱うことができる。ただし、成功率は「40」強程度に落ち着くため、根気が必要である。問題は、この切り札をどこに投入するかということである。

 岡城と接している3つの城のうち、府内城は大友家の本城であり、軍団の出入りが激しいため除外、隈本城は早くから島津家と竜造寺家の争奪戦がはじまるため、後回しにした方が良い。このことから、最初の目標は鼎城となる。隈本城の戦いのため、島津家の主力が隈本城に赴くのも好都合である。

ゲーム開始時の行動

 まずは「微税」と「動員」を行い、先を見越して「婚姻」で毛利家と同盟を結んでおきたい。また、後述することになるが、竜造寺家とも同盟を結んでおくと、島津家との戦いで後顧の憂いがなくなる。

 大友家と毛利家、島津家と竜造寺家の戦いにより、阿蘇家はしばらくの間平穏を保つことができる。「微税」と「動員」を行った後は、その間を利用し、近畿まで足を伸ばして武将を登用したい。

 九州から近畿への道のりは長く、到着するころには多くの浪人が登用されている可能性も高いが、「忍者」の百地三太夫を登用できれば、周囲の勢力と同盟を結び、彼と宗運による「不穏」と「一揆」を組み合わせによって、楽に領土を拡大していくことができる。そのため、難易度は一気に低下するが、ここでは彼の「登用」は可能性の低いものとして除外する。

 百地の他には「宿老」で「戦闘」が「B」の三好政康(堺城)や「与力」で「戦闘」が「A」の稲富祐直(田辺城)、身分は低いが、「戦闘」が「A」の後藤又兵衛と「剣豪」の佐々木巌流(いずれも姫路城)などがいると心強い。特に佐々木巌流は、寿命の近い「主君」の阿蘇惟将を戦場に投入することを考えると、必須であると言える。

 ただし、岡城の知行が少ない点には注意する必要がある。特に三好政康を登用し要とする場合は、最低の5万石でさえも、岡城の残りの知行と「主君」の惟将の知行を削るだけでは足りず、他の家臣の知行も削らなくては知行を与えることができない。阿蘇家には戦闘要員がいない(甲斐宗運は破壊工作に用いる)ため、政康の戦闘能力は非常に有用であるが、他の登用した浪人との兼ね合いもあり、知行の配分は難しくなっている。

島津家攻略

 鼎城には大した価値がないが、もともとの岡城の知行が低いこともあり、6万5千石の知行を得ることは重要な意味を持つ。

 次の目標は、島津家と竜造寺家の抗争の結果、高い確率で島津家の領土となる隈本城である。ここでも甲斐宗運の「不穏」が頼りとなる。その間の島津家の侵攻は、「囲魏救趙作戦」でしのぎたい。ここで運が良ければ、隈本城には竜造寺家の捕虜が捕えられていることもある。実際のプレイでは、鍋島直茂を登用し、大いに役立てることができた。

 隈本城の次は、相良家の人吉城を狙う。とは言え、島津家も人吉城を狙うことが多いため、二虎競食作戦を活用したい。島津家には極限まで人吉城の士気を下げてもらい、そのうえで島津領に攻め込むそぶりを見せて攻城戦中の軍団をどかし、弱り切った人吉城を攻略するのである。

 しかし、実際のプレイでは、人吉城を攻略した後、手薄になった隈本城を竜造寺家に攻められ、その撃退のために人吉城を放棄するという失態を演じた。これが上記の竜造寺家との同盟を勧める理由となっている。

 以降は島津家の手薄な城に「不穏」をかけ、敵の国力を侵食しつつ、決戦の時を待ちたい。もちろん勝機があれば、即座に敵の本隊と交戦するべきであるが、現状では人材が不足している可能性も高い。このあたりは、「ハイエナ作戦」で人材を補いたい。一度本隊を殲滅してしまえば、後は「不穏」に頼らずとも、力押しで島津家を滅ぼせるはずである。

その後の展開

 島津家を滅ぼし、その旧臣たちを配下に加えることができれば、もはや恐れるものはない。まずは竜造寺家を滅ぼし、配下の猛将たちを従えたい。その後は、毛利家と戦うことになるが、すでに正面から戦うだけの実力は充分に身についているはずである。毛利家を九州から追い出し、九州を統一することができれば、あとは西から日本列島を席巻していけば良い。

 ただし、前述の通り、「主君」の惟将の寿命が近いため、跡継ぎを用意しておく必要がある。阿蘇家の一門衆は、ゲームスタート時からの家臣である惟賢とゲーム開始の翌年に一門衆として元服する惟光がいるが、寿命の点から見れば惟光を後継者とした方が良い。ただし、惟光は全体的に能力が低いため、「主君」の能力補正を生かしたければ、「婚姻」で一門衆に加えた優秀な武将に跡を継がせるという手段もある。


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