実践

  
 
ボスの特徴

今回のボスはレベル125の「アビータ・DevilXV」である。体力ゲージのアイコンから艦種は戦艦であることを確認することができる。このことから、おそらくは重装甲であり、徹甲弾が有効と思われる。また、ストーリー上からセイレーン扱いであり、各種の対セイレーン修正が適用されると思われるが、それを確認することはできない。

ストーリー上では支援能力に長け、搦手を使ってきたが、ボスとしては取り巻きを召還したりはせず、その身1つで勝負を挑んでくる。全体的に攻撃力が非常に高く、その場その場での判断を求められるアドリブ性の強い攻撃を仕掛けてくる。
   
 
編成

艦種を指定されるのは戦艦だけである。いつも通りニュージャージーを選んだ。残りの2枠もこれまでと同じく回復役兼弾消しとしてユニコーンとパーシュースを編成したが、今回は弾幕に耐えることよりも確実に回避することを求められるため、回避失敗時の建て直し役となった。

前衛は耐久力の高さを見込んでクロンシュタットを中核とした。しかし、今回は耐久力が高くても敵の攻撃が直撃すると即死するレベルであるため、耐久力の高さを活かしきれなかった。なお、速力を求められる機会が多いため、VH装甲鋼板をジャイロスコープに取り換えている。残りはこれまでと同じくスキルが有用なヘレナ改と雷撃能力と速力の高い島風を選んだ。

今回は最後の最後で総崩れとなり、ヘレナ改に付けていた精鋭ダメコン饅頭の効果によって生じた数秒の猶予でかろうじて勝利することができた。精鋭ダメコン饅頭の効果がユニオン艦船にしか適用されないことからすれば、この組み合わせこそが勝利の鍵であったということになる。
   
 
第1パターン

第1パターンは着弾した後に左右のどちらかにだけ死角のある全方位弾を4回放ってくる。1回目は必ず左側が死角となるため、戦闘開始直後から左端で待機すると回避しやすくなる。2回目以降は経験則的に前衛が左にいれば右、右にいれば左となると思われる。よって前衛が左にいれば右、右にいれば左と大きく動いて死角を誘導することが可能である。

この時、縦軸は着弾点に合わせた方が回避しやすくなるものの、縦に動く分だけ横移動に遅れが生じ、死角の誘導に失敗しやすくなる。動画でも、10秒当たりで2回目の弾幕の誘導に失敗している。
 
 
第2パターン

第2パターンは鎖によって4つのレーンを形成した後、レーンごとに大量かつ高速の大型赤弾を放ってくる。第2パターンはさらに3つのパターンに分けられる。第1パターンは赤いラインが引かれたレーンに3回攻撃を仕掛けてくる。ラインのないレーンに移動すれば確実に回避することができるため、砲撃のチャンスである。

第2パターンは5回分の攻撃パターンを赤いラインで先行表示した後、それに従った攻撃を行う。パターンはランダムであるため、運が良ければ全く攻撃のないレーンができることもある。動画では34秒から41秒当たりで上から2番目のレーンに攻撃がないことを確認することができる。レーンの選定に失敗した場合は、左端で航空攻撃を行い、大型赤弾を消した方が良い。

第3パターンは赤いラインを表示した後、3回全レーンに対する攻撃が来る。これは赤いラインの攻撃がダミーで実際にはダメージを受けない。よって赤いレーンに移動するのが正解である。このギミックを知っていれば確実に回避することができるうえ、砲撃を行うチャンスを作ることができる。動画では42秒から52秒、1分47秒から1分54秒当たりで確認することができる。
 
 
第3パターン

第3パターンは指定したポイントから全方位弾を放ってくる。これも高速で回避するのは困難であるが、ポイントの中心地が安全地帯となるため、常に安全地帯を目指して移動し続けることが求められる。これも大きく分けて2つのパターンに分けられる。1つ目のパターンでは、ポイント指定後にすぐに全方位弾が放たれ、2つ目のパターンはポイントを先行で指定した後、連続で全方位弾が炸裂する。回数はいずれも5回である。

動画の最後の方を見ればわかる通り、位置がずれると全方位弾を集中して受けることとなり、一気に前衛が壊滅する恐れもある。理屈では分かっていても実際に回避できるかどうかは別という典型である。特にポイントの距離が離れると移動を終える前に全方位弾を受ける可能性が高くなるため、ここで速力が必要となる。

この攻撃を乗り切ると第1パターンに戻る。2周目以降も最初の全方位弾の死角が左側であることは変わらないため、第3パターン最後の攻撃を左側で受けるようにすると立て直しが楽になる。上記の編成で何度か試してみたが、おおよそ2週目の第3パターンあたりで勝利することができた。
 
 
動作環境

スマホでは処理落ちが激しく、微細なコントロールも難しいため、パソコンからNoxplayerを利用した。操作はサターンパッドを変換アダプターで接続、Noxplayerのキーボード操作で割り当てたキーをJoyToKeyでコントローラーに認識させている。

録画はWindows10で利用できるXbox Game Barを利用したが、録画していない時と比べると処理落ちが強くなり、プレイに困難が生じた。画質を落とすことで処理落ちを抑えることができたため、720×1280の解像度で録画した動画を使用した。