実践

 
 
契約と編成

試行錯誤の末、高火力の遠距離オペレーター中心に敵の攻撃を喰らわない編成でまとめることとなった。これに伴い、味方は耐久力を犠牲にしつつ、遠距離攻撃を行う敵の攻撃力の増加を抑えることとした。

画面中央を横切るラインを最大限に活かすためのイフリータ(スキル2)、神経ダメージの蓄積を回復できるハニーベリー(スキル3)は低難易度時代からの不動のメンツである。エイヤフィヤトラ(スキル2)は序盤の敵の排除、遊龍チェンはスキル3を活かして中央の横ラインの足止めと殲滅、ナイチンゲールの素質の幻影はファースト・トーカーの侵食液胞の囮になってもらう。

これに火力増強のための濁心スカジ(スキル2)までで6人となる。今回は編成可能数7人の契約を取っているため、残り1人をどうするかが問題となる。動画ではロビンのスキル2を使ったが、これは吹き飛ばしよる敵の足止めを狙ったものであった。

しかし、クリップを場所の少なさと、そもそもロビンをどこに配置するか考慮していなかったため、うまく機能しなかった。動画に迷いが見られるのもそのためである。現在はリィンのスキル2に可能性を感じている。
  
 
序盤

コストの自然回復速度-25%を執ったにもかかわらず、初手エイヤフィヤトラ、第2手イフリータ、第3手游遊龍チェンと高コストオペレーターを連発する余裕があった。コスト目当てで先鋒を出す必要性は低いと言える。エイヤフィヤトラとイフリータを配置した時点で序盤の敵の攻撃は完全にカットすることができる。

失敗例として、リーを運用するためのコストを稼ぐため、先鋒かつ遠距離のビーンストークやブラックナイトを投入したが、彼女たちの火力では序盤をしのぐことも難しかった。リーの運用をあきらめた結果、先鋒を編成する必要もなくなり、編成を再興する余裕ができたことが18等級クリアに直結したといっても過言ではない。
   
 
ファースト・トーカー対策

ファースト・トーカーは2体出現する。倒すだけなれば、遊龍チェンとイフリータでどうとでもなるが、侵食液胞で先手を打たれると、HP低下を取っていることもあってこちらが壊滅してしまう。よって侵食液胞を受けてくれる囮が必要なわけである。

今回は上述の通りナイチンゲールの幻影を使ったが、これが予想以上にうまくいった。ただし、幻影は近距離ユニット扱いであるため、コストは3倍の15かかる。また、1回の配置で幻影は2回しか出せず、再配置する時間の余裕はない。よって2体のファースト・トーカーそれぞれの最初の侵食液胞を幻影でしのぎ、2回目が来る前に倒してしまうのが理想である。

もっとも、動画では2回目がうまくいかず、5分10秒あたりで侵食液胞の再発動を許し、再配置したエイヤフィヤトラがやられている。また、2回目のファースト・トーカーをギリギリで倒しきれず、イフリータが侵食液胞の再発動で倒されてしまい、攻撃手段がなくなったまま拠点に侵入されたことがあった。これについては、スカジのシーボーンでイフリータを強化することによって解決しており、動画でも5分8秒の時点で投入しているが、第二の囮を利用した方が楽であると思われる。

失敗した展開としては、当初はリーを囮役としていた。スキル3の回避率とモジュールをつけた特性によるスタンの回避は囮にうってつけであったためである。しかし、難易度を上げると回避失敗が即死につながる状況となり、運に頼る部分が多くなってきたため、運用を断念した。

近距離ユニットのコスト3倍を取った後もリーを使っていたのは、もともとのコストが安いため、コスト的に運用できるものと判断したためであるが、成功体験に引きずられていたことも事実である。運用をあきらめたことによってコスト確保のために先鋒を投入する必要もなくなり、人員を再興する余裕ができたことは上述の通りである。
   
 
嚢海のクローラー対策

クローラーの追加契約を取らない限り、クローラーは中央の出現地点から3回登場する。強化契約が2段階目までならば、左端に配置したイフリータで移動前に倒せる。強化を3段階目にすると攻撃範囲の拡大によってイフリータも倒されてしまうため、今回は3段階目を取っていない。

1分48秒の時点で遊龍チェンを配置した場所もまた、強化2段階目までのクローラーを安全に攻撃できる場所である。しかし、スキル発動のタイミングが悪いと、出現地点から移動中のクローラーの反撃で倒されてしまうことがある。

クローラーの出現地点は、遊龍チェンの攻撃範囲外でクローラーの攻撃範囲内、移動目標であるその下のマスはスキル発動時の遊龍チェンの攻撃範囲内でクローラーの攻撃範囲外である。どうも2つのマスの境界にいるところでスキルによる攻撃を行うと、遊龍チェンの攻撃範囲内かつクローラーの攻撃範囲内という判定になっているようである。これについては、遊龍チェンを左隣のマスに配置することで解決した。
 
 
録画機材など

今回はAndoroidの録画機能で撮影した。試験段階ではBGMが出力されず、設定でデバイスの音声を選択しなければならないことを理解した。BGMはBluetoothで接続したスピーカーを使ったが、冒頭部で一瞬音が途切れることが多かった。長時間プレイしていると特に途切れやすい印象があるため、いったんゲームを再起動することである程度抑えることができるが、根本的な解決には至っていない。